医療品

ノバルティス、米アルコンを完全子会社に

スイス製薬大手のノバルティスは15日、77%を出資する眼科医療関連製品大手の米アルコンを完全子会社化すると発表した。残り株を総額129億ドルで取得する。ノバルティスは眼科医療事業でコンタクトレンズのチバビジョンなどを運営 […]

サノフィ、ジェンザイムへのTOB延長

米バイオ製薬大手ジェンザイムの買収に乗り出している仏製薬大手サノフィ・アベンティスは13日、株式公開買い付け(TOB)の期限を1月21日まで延長すると発表した。当初の期限だった17日までに確保したジェンザイム株が発行済み

持田製薬、ハンガリー製薬最大手と提携

持田製薬とハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは14日、バイオ後続品の開発・販売で包括提携したと発表した。持田製薬はリヒターのバイオ後続品の製品群を日本で独占的に開発・販売する権利を取得し、自社ブランドで販売する。同

Bayer AG―ポリカーボネート事業本部を中国移管―

化学・製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)は9日、アジア太平洋事業の強化戦略を打ち出した。2016年までに上海に約10億ユーロを投資、中国語圏市場の売上高を2015年までに2009年の21億ユーロから約50億ユーロへ

Gerresheimer AG―新興国などで小型買収検討―

医薬品用包装材の大手メーカー独Gerresheimer(デュッセルドルフ)が小型買収を通して新興国事業を強化する意向だ。同社のウヴェ・レールホフ社長への取材をもとに10日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。

持田製薬、バイオ後続品でリヒターと包括提携

持田製薬とハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは14日、バイオ後続品の開発・販売で包括提携したと発表した。持田製薬はリヒターのバイオ後続品の製品群を日本で独占的に開発・販売する権利を取得し、自社ブランドで販売する。同

製薬大手リヒター、中国企業と合弁設立

ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは、提携している中国の瑞密斯医药科技有限公司と折半出資の合弁会社を設立する。リヒターの女性用ヘルスケア製品を中国市場で登録・販売することが目的。10日付プレスで明らかにした。 \

ロシア、医薬品・医療器材産業の振興に39億ドル投資

ロシアのプーチン首相はこのほど、医療器材・医薬品産業の近代化に向け、総額1,229億ルーブル(39億米ドル)を支出する方針を明らかにした。これにより、国内企業の市場シェアを伸ばすとともに、輸出を拡大させる目標だ。首相は同

製造業売上が大幅拡大、10月は前月比4.1%増に

連邦統計局が9日発表した2010年10月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.1%増(暫定値)となり、9月の同1.4%減(修正値)から大幅に改善。1997年12月以来の高い伸びを記録した。

製薬大手ソファーマ、1-9月大幅増収増益

ブルガリアの製薬大手ソファーマが11月末発表した2010年1-9月決算は、売上高が前年同期比27%増の4億3,400レフ、純利益が同16.5%増の3,780万レフの大幅増収増益となった。とくに国外市場での販売が好調で、業

Novartis AG―MR1,400人削減へ―

製薬大手のNovartis(スイス・バーゼル)は1日、米国の従業員1,400人を来年初頭に削減すると発表した。製薬業界では特許切れや各国の医療制度改革を背景にリストラの動きが強まっており、スイスのRoche、独Bayer

Sanofi-Aventis

仏製薬大手Sanofi-Aventisの独法人Sanofi-Aventis Deutschland GmbHは11月30日、フランクフルト近郊のハッタースハイムにある医薬品開発の動物実験施設を2011年末で閉鎖すると発表

EUが「メフェドロン」非合法化、加盟国が合意

EUは3日、域内12カ国で流通が認められている薬物「メフェドロン」について、全加盟国がその製造と販売、使用を禁止し、刑事罰の対象とすることで合意したと発表した。 \ メフェドロンは、すでに販売を禁止していた15の加盟国に

GSK、ワクチン現地生産へ

英系製薬会社のグラクソスミスクライン(GSK)は11月26日、AFKシステマ傘下のBinnopharmと、ワクチンのロシア現地生産で合意、契約に調印した。現地生産する企業に便宜を与えるロシア政府の方針が背景にあるとみられ

Merz GmbH & Co. KGaA―2015年までに売上を10億ユーロに拡大―

独6位の製薬会社Merz(フランクフルト)は11月25日の決算発表で、現在7億ユーロ弱の売上高を2015年6月期までに10億ユーロに拡大するとの計画を明らかにした。同社は主力のアルツハイマー治療薬「Memantine」の

Merck Serono

欧州製薬大手Merck Seronoの日本法人メルクセローノ株式会社のマーク・スミス社長は11月25日、同国の売上高を2014年までの4年間、年15%のスピードで拡大するとの目標を明らかにした。新薬を投入して達成する考え

歯科用品・治療機器業界、今年は危機前売上水準に

ドイツの歯科用品・治療機器業界の売上高は今年、経済危機前の水準まで回復する見通しだ。独デンタル産業連盟(VDDI)のマルクス・ハイバッハ専務理事が経済紙『ハンデルスブラット』紙に対し明らかにした。VDDIには200社が加

サノフィ・アベンティス、ルーマニアから西欧に出荷

サノフィ・アベンティスは来年2~3月をめどに、ルーマニアから西欧市場への出荷を開始する。泌尿器疾患薬や高血圧薬など10種類が対象で、輸出量の拡大を見込んでいる。 \ ルーマニア子会社は同国最大の後発医薬品メーカーだが、こ

スロベニア製薬大手クルカ、ロシア生産を大幅強化

スロベニアの製薬大手クルカが、ロシア事業を大幅に強化する。1億3,500万ユーロを追加投資し、今後5年で同国における生産能力を現在の3倍に引き上げる。 \ ブルームバーグ通信が現地紙『ファイナンス』の報道として伝えたとこ

Bayer AG―製薬・農業科学中心に4,500人削減―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)は18日、2012年末までに従業員4,500人を削減すると発表した。製薬、農業科学部門の製品開発と販売事業、および新興国事業の強化資金をねん出することが狙いで、2012年以降

Roche AG―従業員4,800人削減へ―

スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は17日、全世界の従業員(8万2,000人)の6%に当たる4,800人を削減すると発表した。欧米諸国を中心に医療コスト削減の動きが高まっているほか、新薬の特許が相次いで切れることに対

Evotec

独バイオ企業Evotecは23日、神経疾患治療薬の開発で製薬大手の独Merckと提携したと発表した。新薬候補物質を独自技術で特定、臨床段階へと到達させる。取引価格は非公開。今回の提携では連邦政府から補助金を受給するという

ロシュ、4800人削減へ

スイスの製薬大手ロシュは17日、全世界の従業員(8万2,000人)の6%に当たる4,800人を削減すると発表した。欧米諸国を中心に医療コスト削減の動きが高まっているほか、新薬の特許が相次いで切れることに対応するもので、2

製薬エージス、7-9月期利益が5倍強に

ハンガリー2位の製薬会社エージスが11日発表した2010年7-9月期(第4四半期)連結決算は、最終利益が28億フォリントとなり、前年同期の5億3,000万フォリントの5倍強に拡大した。営業利益も4倍の41億フォリントに増

特許薬価格を交渉で決定へ、連邦議会が法案可決

独連邦議会(下院)は11日、特許薬の価格取り決め法案(AMNOG)を与党の賛成多数で可決した。医療費の膨張抑制が狙いで、新薬の価格をメーカーが一方的に決定できるこれまでの方式を廃止して健保との交渉によって取り決める制度を

関節リウマチの原因物質を発見

キナーゼの1種でTAK1と呼ばれる酵素が関節リウマチ(RA)の発症と進行に大きくかかわっていることを、ヘルムホルツ感染研究センター(HZI)を中心とする国際研究チームが突き止めた。チームはまた、TAK1が作用する細胞の特

独製造業売上、9月は1.3%減に

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国の9月の製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3%減(暫定値)となり、8月の同2.0%増(修正値)から大幅に悪化した。食料品と化学を除くすべての主要部門で売り上げ

製薬大手のリヒター7-9月期は利益倍増

ハンガリーの製薬最大手、ゲデオン・リヒターが9日発表した2010年7-9月期の純益は194億フォリント(9,800万米ドル)に倍増した。ロシアにおける医薬品規制の変更を前に、同国に対する出荷が急増したためだ。 \ 売上高

Gruenenthal

製薬大手の独Gruenenthalが避妊薬事業をハンガリーの同業Gedeon Richterに売却する。取引金額は現金2億3,600万ユーロ。同社は嚢胞性線維症治療薬事業についても放出する方針で、競売入札手続きはすでに最

Bayer

製薬・化学大手の独Bayerは8日、ブランド数を漸次削減し、親ブランドの「Bayer」を強化していく方針を明らかにした。ブランド数が多いと「Bayer」のブランド力が低下すると判断したため。これに伴い、2006年末に買収

人工網膜で文字認識に成功、来年にも販売承認見通し

チュービンゲン大学のエーバーハルト・ズレンナー教授を中心とする研究チームが、人工網膜の精度を大幅に引き上げることに成功した。臨床試験で被験者として協力したフィンランド人男性は、リンゴやバナナ、ナイフ、フォークなどの物体を

リヒター、独社から経口避妊薬事業を買収

ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは3日、ドイツ同業グリューネンタールの経口避妊薬事業を2億3,600万ユーロ(3億3,100万米ドル)で買収すると発表した。西欧市場での地位強化に向けた戦略の一環。ドイツ競争当局の

高失業から完全雇用へ 労働市場、大きな転換期迎える

ドイツの雇用情勢が好調だ。10月の失業者数は294万5,000人となり、1992年以来18年ぶりの低水準を記録。完全雇用の実現も数十年ぶりに視野に入り出し、ドイツ経済の先行きは明るさを増してきた。ただ、こうした好材料の影

9月小売売上、実質0.4%増に

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した2010年9月の国内小売売上高(小売売上の約76%を占める計7州のデータに基づく暫定値。自動車販売店を除く)は前年同月を名目で1.6%上回り、物価変動を加味した実質でも0.4%増加し

Bayer AG―7-9月期2ケタ台の増収増益に―

化学・製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)が10月28日発表した2010年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDAベース、特別項目を除く)は16億5,600万ユーロとなり、前年同期から10.5%増加した。

アストラゼネカ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は15億5,000万ドルで、前年同期から27%減少。乳がん治療薬など主要薬の販売がジェネリック薬の攻勢で落ち込んだことや、新型インフルエンザワクチンの需要減少が響いた。売上高

Alliance Boots GmbH―独医薬品卸のAnzag買収―

スイスに本社を置く英国系のヘルスケア大手Alliance Boots(ツーク)が医薬品卸大手の独Anzagを買収する。Anzagの大株主である独医薬品卸大手3社から株式を譲り受け、出資比率を従来の30%から81.64%へ

BioSpring GmbH―日本市場開拓に意欲―

人工遺伝子メーカーの独BioSpring(フランクフルト)が日本市場に熱い視線を送っている。市場開拓の大きな可能性を秘めているためで、最近は東京と大阪でプレゼンテーションを行った。同社のジルヴィア・ヴォイツェフスキー、ヒ

Novartis AG―7-9月期2ケタ台の増収増益に―

スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)が21日発表した2010年7-9月期(第3四半期決算)の最終利益は23億1,900万米ドルとなり、前年同期から10%増加した。日本や欧州で薬価が低下したものの、新薬販売が好調で

横河電機―創薬支援システムで独研究所と提携―

横河電機は20日、新薬の候補となる化合物のテストを自動化する同社の創薬支援システム「CellVoyager(セルボイジャー)CV6000」の機能を拡張することでドイツ神経変性疾患センター(Deutsches Zentru

肥満を引き起こす酵素を発見

ギーセン大学のトーマス・ヴァルター教授を中心とする合同研究チームが、中性エンドペプチダーゼ(NEP、別名ネプリライシン)が肥満に大きくかかわっていることを突き止めた。チームは今回の発見が新たな抗肥満薬の開発につながること

サンド、ルーマニア事業向けの投資を拡大

スイス製薬大手ノバルティスのジェネリック医薬品子会社サンドが、ルーマニア事業の拡大に向け投資を強化する。生産拠点である同国北部のトゥルグ・ムレシュの2工場に、今年は230万ユーロを投資したが、来年はその3倍の700万ユー

クロアチアの製薬大手プリバ、工場新設を計画

クロアチアの製薬大手プリバは生産能力拡大のため、1億ドルを投資し、同国北部サヴスキ・マロフに工場を新設する。さらに、2,000万ドルを投じ、ザグレブにある工場を改修する計画だ。現地のSEEbiz ニュースが同社のMatk

脱法ドラッグ「メフェドロン」の非合法化、欧州委が提案

欧州委員会は20日、域内12カ国で流通が認められている薬物「メフェドロン」について、全加盟国がその製造と販売、使用を禁止し、刑事罰の対象とするよう提案した。 \ メフェドロンは、すでに販売を禁止している15の加盟国におい

ブーツ、独医薬品卸アンツァクを買収

スイスに本社を置く英国系のヘルスケア大手アライアンス・ブーツが医薬品卸大手の独アンツァクを買収する。アンツァクの大株主である独医薬品卸大手3社から株式を譲り受け、出資比率を従来の30%から81.64%へと引き上げる。今回

グラクソ・スミスクライン(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は12億9,000万ポンドで、前年同期から3.5%減少。糖尿病治療薬アバンディアの販売が副作用問題で急減したことが響き、減益となった。売上高は0.8%増の68億ポンド。 \

ノバルティス(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は23億2,000万ドルで、前年同期から10%増加。細菌性髄膜炎ワクチンなど新製品の販売が好調だったほか、眼科医療関連製品大手である米アルコンの買収による収益基盤の強化も貢献

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