医療機器

日立、欧州で陽子線がん治療システムを初受注

日立製作所は15日、スペインの大学病院から陽子線がん治療システムを受注したと発表した。欧州での同システム受注は初となる。 日立は同システムの供給、保守をナバラ大学病院から受注した。同病院がマドリードに建設する新病棟に納入 […]

シーメンス―医療機器部門を来年上期にIPO―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は11月29日の監査役会で医療機器部門シーメンス・ヘルシニアーズの新規株式公開(IPO)計画を承認した。上場規模は最大100億ユーロに達するとみられ、ドイツテレコム以来の大型IPOとな

シーメンス、医療機器部門のIPOを決定

独シーメンスは11月29日の監査役会で、医療機器部門シーメンス・ヘルシニアーズが新規株式公開(IPO)を実施する計画を承認した。上場規模は最大100億ユーロに達するとみられ、ドイツテレコム以来の大型IPOとなる見通しだ。

脳波でロボットに指令、フライブルク大のチームが開発

話しかけや仕草を通さずにロボットに意思を伝える技術を独フライブルク大学病院翻訳ニューロテクノロジー研究室(TNT)のチームが開発した。身体を思うように動かせない重度の障害者の生活の質を大幅に改善する技術で、実用化に期待が

SCREENホールディングス―欧州販売契約を独社と締結―

SCREENホールディングスは9日、科学機器・部品の販売代理店である独LOTクワンタムデザイン(LOT-QuantumDesign)との間で欧州での販売パートナー契約を締結したと発表した。創薬研究・細胞品質管理をサポート

電機輸出が過去最高に、8月159億ユーロ

独電気電子工業会(ZVEI)が10月24日発表した電機製品の8月の輸出高は前年同月比10.1%増の159億ユーロとなり、同月の最高を記録した。新興国向けが13.9%増の59億ユーロと特に好調だった。先進国向けも7.9%増

フィリップス、7~9月期は10%増益

欧州医療機器大手のフィリップス(オランダ)が23日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,300万ユーロとなり、前年同期から10%増加した。中国など新興国での販売が好調で、収益を押し上げた。 売上

ノバルティス、眼科部門の分離を先送り

スイス製薬大手のノバルティスは24日、業績不振の眼科部門アルコンの分離を延期すると発表した。同社は売却、上場などによってアルコンを分離する意向を1月に表明。年内に結論を出す予定だった。しかし、アルコンの業績が回復しつつあ

フィリップス―7-9月期は10%増益に―

医療機器大手の蘭フィリップス(アムステルダム)が23日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,300万ユーロとなり、前年同期から10%増加した。中国など新興国での販売が好調で、利益を押し上げられた

米医療器材大手がハンガリーに試薬工場を開設

米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)は19日、ハンガリー西部のタタバーニャにある拠点で試薬製造工場を開設した。免疫学および細胞生物学分野の研究用試薬を製造する。投資額は60億フォリント(1,900万ユーロ)。

ツァイス―独イエナに新拠点建設へ―

光学・医療機器大手のツァイス(オーバーコッヘン)は13日、独中部のイエナにハイテク複合拠点を新設すると発表した。同地で展開しているすべての事業を新拠点に集約。また周辺の大学・研究機関、企業との連携を深めるとともに、スター

「労働時間の自己決定権」を金属労組が要求へ

自動車・電機産業の被用者が加盟する金属労組IGメタルの執行部は10日、11月に始まる次期労使交渉で、労働時間を一定期間短縮する権利を認めるよう雇用者団体ゲザムトメタルに要求する方針を固めた。ワークライフバランスを重視する

堀場製作所、シーメンス米子会社と提携

堀場製作所は9日、仏子会社ホリバABXが独シーメンスの米医療機器子会社シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスと血液検査装置分野で提携する契約を締結したと発表した。両社の革新的な技術を融合し体外診断(IVD)に関する医

ファルタ―年内IPOへ―

小型電池の有力メーカーである独ファルタ(エルヴァンゲン)は9月27日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。ワイヤレスイヤホン向け電池の需要が急増していることから、公開益で生産能力を拡大する考え。新株およそ1億5,000

医療費1位は循環器分野、85歳以上は1人2万ユーロに

連邦統計局が9月29日発表したドイツの2015年の医療費支出は計3,382億ユーロに上った。支出額が最も多い疾患分野は循環器系で、全体の13.7%を占めた。これに精神・行動障害(13.1%)、消化器系(12.3%)、筋骨

3Dプリンターで臓器作成、医師の27%が30年実用化見込む

人間の臓器を作製する「バイオ3Dプリンター」が2030年までに実用化されると、ドイツの医師の27%が考えていることが、情報通信業界連盟(Bitkom)と独医師会ハルトマンブントの共同アンケート調査で分かった。「開発段階に

台湾フォックスコン、チェコで大規模投資を計画

台湾の電子機器大手、鴻海精密工業(フォックスコン)は先ごろ、2018年末までにチェコで数十億コルナを投資する計画を明らかにした。同計画にはチェコ及び米国市場に投入する医療機器の生産に向けた投資が含まれるほか、従業員の新規

グリューネンタール―買収活用し事業拡大へ―

独医薬品大手のグリューネンタール(アーヘン)は事業の拡大に向けて新製品投入のほか、買収を活用する考えだ。ガブリエル・ベルチ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、売上高を現在の約14億ユーロから2

シーメンス―医療機器部門のIPO、来年上期に実施へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日の決算発表で、医療機器部門ヘルシニアーズの新規株式公開(IPO)を来年上半期に実施し、新株を外部の投資家に公開する方針を明らかにした。これまでは同株をシーメンス株主に配当として提

フィリップス、4~6月期は増収減益

欧州医療機器大手のフィリップス(オランダ)が24日発表した2017年4~6月期(第2四半期)決算の売上高は42億9,400万ユーロとなり、前年同期から4%増加した。個人向けヘルスケア機器部門が6%増と好調だった。 純利益

フィリップス―4-6月期は増収減益に―

欧州医療機器大手の蘭フィリップス(アムステルダム)が24日発表した2017年4-6月期(第2四半期)決算の売上高は42億9,400万ユーロとなり、前年同期から4%増加した。個人向けヘルスケア機器部門が6%増と好調だった。

オットー・ボック―樹脂部門を売却―

医療機器製造の独オットー・ボック(ドゥーダーシュタット)は21日、樹脂部門をスイスの複合企業コンツツェタ(Conzzeta)に売却することで合意したと発表した。経営資源を義手・義足・車椅子などの医療機器分野に絞り込む戦略

フィリップス―米医療機器メーカーを買収―

医療機器大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は6月28日、米同業スペクトラネティクスを買収することで合意したと発表した。買収額は負債引き受けも含めて19億ユーロ。心臓病、血管疾患の治療機器で強みを持つ同社の買収により、

世界電機市場、今年は4%拡大見通し

独電気電子工業会(ZVEI)は6月29日、世界の電機市場規模が昨年の4兆1,280億ユーロ(暫定値)から今年は4%拡大するとの見通しを明らかにした。全体の6割以上を占めるアジアが5%増となり、全体をけん引。アメリカ大陸と

フィリップス、米医療機器スペクトラネティクスを買収

欧州医療機器大手のフィリップス(オランダ)は6月28日、米同業スペクトラネティクスを買収することで合意したと発表した。買収額は負債引き受けも含めて19億ユーロ。心臓病、血管疾患の治療機器で強みを持つ同社の買収により、関連

痛みのない血糖値測定器、来年にも市販

針の代わりにレーザーを用いて血糖値を測定する装置をドイツのスタートアップ企業ダイアモンテック(DiaMonTech)が開発し、経済誌『ビランツ』の起業家大賞を受賞した。来年にも製品を市場投入する見通しで、糖尿病患者の生活

豊胸材スキャンダルで認証機関に賠償責任なし

豊胸材メーカーの仏ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP、現在は倒産)が製造した粗悪な豊胸バッグによって被害を受けたとしてインプラント手術を受けたドイツの女性が同製品の認証を行った独テュフ・ラインランドに4万ユーロ以上の損

ハンガリー、医療分野で中国との協力拡大へ

ハンガリー政府は20日、中国政府と健康医療分野での協力推進に関する基本合意を締結した。レプセーニー国家経済省国務次官捕によると、合意は両国間の大学や企業の協力関係の促進を目的としたもので、投資プロジェクトも含まれている。

パーキンエルマー―独診断機器メーカーを買収―

医療・分析機器大手の米パーキンエルマーは19日、診断機器製造の独オイロイムーン(EUROIMMUN)を買収することで合意したと発表した。自己免疫疾患・アレルギー診断分野で競争力を高めるとともに、中国などの新興国事業を強化

ミーレ―医療機器メーカーを買収―

白物家電大手の独ミーレ(ギュータースロー)は9日、イタリアの医療機器メーカー、ステールコ(Steelco)の過半数資本を取得し子会社化すると発表した。当該事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。買収手続きの完了

バイオ薬の蘭パセオン、米社が買収

分析機器大手の米サーモフィッシャーサイエンティフィックは15日、バイオ医薬品の受託製造を手がけるオランダのパセオンを買収すると発表した。買収額は52億ドル。年内の買収手続き完了を予定している。 1株当たりの買い取り価格は

1-3月期小売売上0.8%増加、通販などけん引

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期を0.8%上回った。非食料品店部門が2.2%増と好調で、特に通販(7.2%増)と家具・家電・日曜

フレゼニウス―後発医薬品メーカー買収に向け交渉―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は7日、後発医薬品子会社カービが米同業エイコーン(Akorn)の買収に向けて交渉している事実を明らかにした。ブルームバーグ通信の報道を追認したもので、交渉は進展した段階に

シーメンス―医療技術部門が米国防省から大型受注―

シーメンスの医療技術部門シーメンス・ヘルシニアーズが、米国防省との間で大型受注の枠組み契約を締結した。米国の陸・空・海軍にレントゲンなどの医療機器やメンテナンスサービスを提供する。契約期間は5年で、さらに5年延長できるオ

ザルトリウス―米社買収で生体分析製品事業強化へ―

ラボ・医薬品製造用製品の有力メーカーである独ザルトリウス(ゲッティンゲン)は3日、医薬品研究開発用の細胞分析システムを製造する米エッセン・バイオサイエンスを投資会社SFWキャピタル・パートナーズから買収することで合意した

フレゼニウス―13期連続で売上・利益記録更新―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)が2月22日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比12%増の43億2,700万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。主力の人工透析子会社フレゼニウス・メ

診断薬業界、16年売上は微増

独診断薬産業連盟(VDGH)は17日、ドイツの体外診断用医薬品(IVD)市場規模(売上ベース)が昨年は前年比0.1~0.2%増(暫定値)と小幅な伸びにとどまったことを明らかにした。古典的な臨床化学や血糖値などの自己診断薬

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