機械

GEA―各部門の責任明確化―

機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)は24日、組織再編計画を発表した。既存の事業部門をおおむね維持しながらも、各部門に最高経営責任者(CEO)などからなる取締役会を設置して権限を強化するとともに責任を明確化。収益力を高 […]

Bosch:ボッシュ―中国のロボット新興企業に出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は25日、人工知能(AI)などを活用したハイテクロボットを開発・製造する中国の新興企業メガロボ(MegaRobo)にベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピ

5G社会実現に向けて前進、周波数帯を4社が落札

次世代移動通信規格5Gの周波数帯割り当て入札が12日、終了し、ドイツは高速で遅延性の低い通信の実現に向けた一歩を踏み出した。今後は落札各社が速やかに通信網を構築することが課題となる。5Gは工場の機器がネットワークでつなが

3Dプリンター利用のメーカー、32%に増加

独メーカーの32%が3Dプリンターを利用していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。2016年は20%、18年は28%となっており、年を追うごとに増加している。「3Dプリンターは事業モデル

MTU―ハイブリッド小型機開発のe.SATに出資―

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズ(ミュンヘン)は17日、ハイブリッド小型旅客機開発の独スタートアップ企業e.SATと協業することで基本合意した。同旅客機用のパワートレインを共同開発・生産するとともに、e.S

Siemens:シーメンス―航空機電動パワートレイン事業を売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は18日、航空機用電動パワートレイン開発事業を航空機エンジン大手の英ロールスロイスに売却することで合意したと発表した。ポートフォリオ見直しの一環で同事業の放出を決めた。取引金額は非公表

BHS Sonthofen:破砕機メーカーの独BHS、スロバキアに新拠点

ドイツの破砕機メーカー、BHSゾントホーフェンは先ごろ、スロバキア東部のプレショフ近郊にあるザツレツカ工業団地で新工場の建設を計画していることを明らかにした。製品需要の拡大を受けたもので、投資額は1,000万ユーロ。新工

機械業界受注5カ月連続減少、4月は-11%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月を実質11%下回り、5カ月連続で落ち込んだ。国内受注が15%、国外が同9%の幅で低下。国外はユーロ圏外が10%減、ユーロ圏が6%減だった。VD

Mitsubishi Materials:三菱マテリアル―独に技術サポート拠点開設―

三菱マテリアルは5日、同社の加工事業カンパニーが西南ドイツのシュツットガルトに切削加工ユーザー向けの技術サポート拠点を開設したと発表した。欧州の技術サポート拠点は2カ所目。技術サポートの幅を拡充する。 シュツットガルトテ

独AI特許、米国からの申請は独の2倍

人工知能(AI)分野の独特許申請件数(独特許・商標庁=DPMAないし欧州特許庁=EPOに申請されたもの)は昨年5,654件となり、前年を13.2%上回ったことが、DPMAの発表で分かった。最大の申請元国は米国で、全体の3

インフィニオン―米サイプレス買収、車載1位に浮上―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は2日、米同業サイプレス・セミコンダクターを買収することで合意したと発表した。長期の成長が見込める車載、IoT向け分野で事業を強化する狙い。買収が実現すると、同社は世界の半導体市

ドイツ―三一重工と中国に合弁―

独エンジン大手のドイツ(ケルン)は3日、中国の建機大手、三一重工と共同で現地に合弁生産会社を設立すると発表した。ドイツは中国自動車大手・第一汽車(FAW)との合弁ドイツ大連(Deutz Dalian)から昨年、資本撤退。

独シュテアグ、森精機子会社の再生エネ事業買収

火力発電大手の独シュテアグ(エッセン)は5月27日、DMG森精機の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)から再生エネルギー分野のサービス事業を取得することで合意したと発表した。太陽光発電分野のポートフォリオを拡充

MHPSがチェコで受注、発電所向け排煙脱硫装置を改修

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は23日、チェコ国営電力(CEZ)から受注を獲得したと発表した。同国東部のデトマロヴィッチェ火力発電所で排煙脱硫装置(FGD)の全面改修工事を主契約者として引き受ける。 1997年にM

輸入物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、4月は1.4%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比1.4%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに縮小した。エネルギーの上昇率が前月の6.7%から3.3%へと狭まったことなどが反映された格好。エネルギーを除いた輸入物価

シュテアグ―DMG Moriから再生エネ事業買収―

火力発電大手の独シュテアグ(エッセン)は27日、DMG森精機の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)から再生エネルギー分野のサービス事業を取得することで合意したと発表した。太陽光発電分野のポートフォリオを拡充する

機械業界第1四半期輸出2.1%増加、米国向けは2ケタ増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が21日発表した同国の第1四半期(1~3月)の機械輸出高は前年同期比2.1%増の438億ユーロへと拡大した。最大の輸出先国である米国向けが10.4%伸びて全体を強く押し上げた格好。中国向けは

工作機械業界の受注、第1四半期は21%減少

独工作機械工業会(VDW)が22日発表した独業界の第1四半期(1~3月)の新規受注高は前年同期比21%減と大幅に落ち込んだ。VDWは4月の時点で同13%減としていたが、今回、大幅に下方修正した。比較対象の2018年第1四

MHPSがチェコで受注、発電所向け排煙脱硫装置を改修

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は23日、チェコ国営電力(CEZ)から受注を獲得したと発表した。同国東部のデトマロヴィッチェ火力発電所で排煙脱硫装置(FGD)の全面改修工事を主契約者として引き受ける。 1997年にM

ハンガリー商用車・部品ラーバ、国内機械メーカーを買収

ハンガリーの商用車・部品製造大手ラーバは14日、国内機械部品メーカー、レカルド(Rekard)を買収する計画を明らかにした。買収価格は7億フォリント(220万ユーロ)。レカルドが受けている中小企業向け公的助成金への影響を

センヴィオン

4月に民事再生手続きの適用を申請したドイツ系風力発電設備大手センヴィオンの買収を東芝が検討しているもようだ。独経済誌『マネージャー・マガツィン』が消息筋の情報として20日、報じた。東芝のほか、シーメンスの風力発電設備子会

独メーカーの半数が5Gに関心なし

通信速度が現行規格の100倍に上り遅延性も極めて低い5Gはドイツ経済にとって決定的に重要だと考えるメーカーが極めて多い一方で、自社にとって重要だと考えるメーカーは比較的少ないことが、情報通信業界連盟(Bitkom)が実施

ドイチェ・メッセが中小企業向けIT見本市開催

独見本市会社ドイチェ・メッセは20日、新しいIT見本市を来年に開催すると発表した。同社は人気低迷に歯止めがかからないハノーバー情報通信技術見本市CeBIT(セビット)の廃止を昨年12月に決定したものの、CeBITの一部を

六フッ化硫黄の調達量が大幅減少

温室効果が最も高い六フッ化硫黄(SF6)の使用量がドイツで大幅に減少しているもようだ。連邦統計局によると、同国内で活動する企業などが2018年に調達したSF6の総量は786トンとなり、2年前の16年に比べて31%減少した

シーメンス―営業利益7%増加―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が8日発表した2019年1-3月期(第2四半期)決算の産業分野の営業利益(EBITA、調整済み)は24億600万ユーロとなり、前年同期比で7%増加した。8部門中6部門で利益が拡大。これ

エボニック―ポリアミド事業再編―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は9日、ポリアミド事業を再編すると発表した。経営資源を将来性の高い分野へと絞り込む考えで、独ヴィッテン工場で行っているポリフタルアミド(PPA)生産事業を2020年1-3月期(第1四

シーメンス

電機大手の独シーメンスは9日、積層造形(AM)分野で米IT機器大手HPとの戦略協業を拡大すると発表した。自動車など産業顧客のAM技術活用を支援していく考えで、HPの新しい産業用3Dプリンター「ジェット・フュージョン・52

シーメンスが火力発電部門を分離・上場、デジタル分野に集中

電機大手の独シーメンスは7日、組織再編計画を発表した。昨秋に打ち出した長期経営戦略「ビジョン2020+」に修正を加えるもので、火力発電設備などを手がけるエネルギー部門「ガス・アンド・パワー(GP)」を分離したうえで上場。

製造業受注3カ月ぶりに増加、大型受注除くとマイナスに

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した3月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%増となり、3カ月ぶりに拡大した。大型受注が多かったことが大きく、その効果を除

輸入物価の上げ幅2カ月連続で拡大、3月は1.7%に

ドイツ連邦統計局がこのほど発表した3月の輸入物価指数は前年同月比1.7%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。エネルギーの上昇率は前月の7.5%から6.7%へと縮小したものの、中間財と投資財で上昇率が高まったことから、

シーメンス―デジタルセキュリティでテュフ・ズードと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、エネルギー業界向けのデジタルセキュリティ分野で技術監査大手の独テュフ・ズードと協業すると発表した。あらゆるものがインターネットでつながるIoTの進展に伴い生活の重要基盤であるエ

機械業界受注4カ月連続減少、3月は-10%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月を実質10%下回り、4カ月連続で落ち込んだ。国内受注が15%、国外が同8%の幅で低下。国外はユーロ圏外が9%減、ユーロ圏が3%減だった。VDM

工作機械業界の新規受注、第1四半期は13%減少

独工作機械工業会(VDW)がこのほど発表した独業界の1-3月期(第1四半期)の新規受注高は前年同期比で13%減少した。比較対象の2018年第1四半期は国内を中心に受注が急増しており、その反動が出た格好。通商摩擦や英国の欧

シーメンス―イラクの電力インフラ再建で受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月30日、イラクの電力インフラ再建に向けた契約を同国政府との間で締結した。エネルギーの安定供給実現を通してイラクの復興を支援する。ベルリンで開催された調印式にはドイツのアンゲラ・メ

テュフ・ラインラント―サイバーセキュリティ事業を強化―

技術監査大手の独テュフ・ラインラント(ケルン)がサイバーセキュリティ事業を強化する。IoT社会の進展に伴い企業のニーズが高まっているにも関わらず、同分野のサービスが不足しているためだ。ミヒャエル・フュービ社長は4月16日

日立製作所―CVCファンドを独に設立―

日立製製作所は4月26日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立すると発表した。スタートアップ企業が生み出す破壊的な技術やビジネスモデルと日立の技術・知見や顧客基盤を融合することで、イノベーションを支援

ポーランド海軍、伊レオナルドにヘリ4機を発注

ポーランド政府は4月26日、伊軍需大手レオナルドに海軍向けヘリコプター「AW101」を4機発注した。対潜水艦戦や戦闘捜索救難向けに運用する予定で、契約金額は16億5,000万ズロチ(3億8,000万ユーロ)。レオナルドの

ローツェ―独に欧州法人―

ローツェは10日、欧州販売・サポート拠点をドイツに開設すると発表した。これまで現地代理店を中心に展開してきた欧州事業を、子会社設立により一段と強化する。 独東部のドレスデンに今月、完全子会社ローツェ・エンジニアリングを設

センヴィオン―民事再生手続きを申請―

ルクセンブルクに本社を置くドイツ系風力発電設備大手センヴィオンは9日、独事業会社が民事再生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。経営再建に向けた銀行との融資交渉がまとまらないことから、同手続きにより現経営陣の主導権を

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