海運

ロシア国鉄、日欧間のコンテナ一貫輸送開始

ロシアの海運会社FESCOと国営ロシア鉄道(RZ)はこのほど、シベリア鉄道を経由して横浜港からポーランド西部のヴロツワフまで運ぶコンテナ一貫輸送を開始した。同ルートを利用することで輸送日数が19日まで短縮される。従来のス […]

ロシアで原子力砕氷船が進水、北極海航路の通年運航目指し

ロシアのサンクトペテルブルクで25日、原子力砕氷船「ウラル」の進水式が行われた。北極海航路の通年運航を目指す政策に基づき、「ウラル」は同型船2隻とともに世界最高性能の砕氷船団の中核を担うことになる。 「ウラル」は全長17

BLG

ブレーメン港湾会社のBLG は4月24日、2018年12月通期決算の売上高が前年比4.9%増の1億4,130万ユーロに拡大したと発表した。税引き前利益(EBT)は、前年比約12%増の3,750万ユーロとなり、EBITベー

ポーランド、グダニスク湾にFSRUを設置

ポーランド政府が液化天然ガス(LNG)受入能力の強化に向けて、グダニスク湾に浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)を設置する。工期は2024~25年。当初の再ガス化能力は年間40億立方メートル、将来的には80億立方メー

海運貨物取扱量、昨年は1.7%増加

ドイツ連邦統計局が先ごろ発表した2018年の海運貨物取扱量は3億470万トンとなり、前年比で1.7%増加した。国外からの貨物が2.0%増の1億7,900万トンへと拡大して全体をけん引。国外向けも1.8%増の1億1,760

LNGターミナルの建設促進へ、政府が政令案了承

ドイツ政府は3月27日の閣議で、液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設を促進するための政令案を了承した。電力供給が不安定な再生可能エネルギーの利用拡大を受けて今後、天然ガス発電を強化するためにはLNGターミナルを整備する

ハンブルク港がドローン投入を検討

ハンブルク港運営会社HHLAは3月27日、港内のコンテナ輸送へのドローン(無人機)投入を検討していることを明らかにした。同社は自動運転トラックやハイパーループの利用も視野に入れるなど、港湾作業の効率化と新しい事業モデルの

ハパックロイド―19年の営業益は最大2倍に―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)は22日の決算発表で、2019年12月期の営業利益(EBIT)が18年12月期の4億4,300万ユーロから「5億~9億ユーロ」へと拡大するとの予測を明らかにした。増加幅は最大で10

ZF、オランダの自動輸送システム企業を買収

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がけるオランダの2ゲットゼアの株式60%を取得し、子会社化したと発表した。自動運転分野での有力メーカーとなることを目指す戦略に沿った

ZF―自動輸送システムの蘭2ゲットゼアを買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がける蘭2ゲットゼア(2getthere)の資本60%を取得し子会社化したと発表した。自動運転分野で主導的なメーカーになるための措置

三菱UFJ―独銀の航空機ファイナンス関連事業を買収―

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は1日、傘下の三菱UFJ銀行がMUFGの持分法適用会社である東銀リースとともに、独信用協同組合の中央機関であるDZバンクの子会社DVBバンクから航空機ファイナンス関連事業を譲

トルコ、今年の公共投資費653億リラに

トルコ政府は今年、公共投資に654億リラ(123億ドル)を支出する計画だ。分野別では運輸・通信、教育、エネルギーが多い。国有企業向けは138億リラ、地方自治体向け528億リラとなる。 政府投資プログラムに関する大統領令に

バルト海沿岸・プリモルスク港に新ターミナル建設

ロシア北西部、バルト海沿岸のプリモルスク港に新ターミナルを設置する計画がようやく動き始めた。州政府はこのほど、プロジェクト運営会社プリモルスキUPKと戦略提携合意を結んだ。稼働は2022年となる予定。投資規模は906億ル

「海洋国家」を狙うカザフスタン

中央アジアのカザフスタンが北極海航路の開発に期待を寄せている。ユーラシア大陸の中央に位置し海への出口をもたない同国は、北極海につながる河川を通じた航路の開拓を同国の経済開発に結びつけようとしている。同国は国際河川の港湾施

リトアニアのLNG受入基地、事業拡大を狙う

リトアニア国営の石油ターミナル運営会社クライペドス・ナフタ(Klaipedos Nafta)は、クライペダ港で運営する液化天然ガス(LNG)受入基地の取扱量を大幅に引き上げ、地域のガス供給ハブに育てる方針だ。バルト海にお

ガスプロム、カリーニングラードのLNG受入基地が稼働

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムは8日、バルト海沿岸のカリーニングラードで、液化天然ガス(LNG)受入基地「マーシャル・ヴァシレフスキー」を正式に稼働した。ベラルーシ、リトアニアを経由するパイプライン以外の輸送ル

DSV―スイス同業に買収提案―

デンマークの物流大手DSV(ヘデフセン)は16日、スイスの同業パナルピナに対して約40億スイスフランの買収案を提示したと発表した。両社の取引が成立すると、貨物輸送で世界5位のDSVは同3位の独DBシェンカーに迫る事業規模

天然ガス大手の露ノバテク、LNG貯蔵で西部ガスと覚書

ロシア天然ガス大手ノバテクが先月、液化天然ガス(LNG)の貯蔵施設利用に向けて、西部ガス(福岡市)と覚書を交わしていたことが判明した。北極圏産ガスを九州に貯蔵し、中国や韓国などのスポット需要に素早く対応する狙い。西部ガス

ユニパー―商船三井と共同で独にLNGターミナル設置―

エネルギー大手の独ユニパー(デュッセルドルフ)は17日、商船三井と共同でドイツ北部のヴィルヘルムスハーフェン港に液化天然ガス(LNG)ターミナルを設置することで合意したと発表した。LNGターミナルがドイツに建設されるのは

サハリン架橋の夢

サハリン島とロシア本土を結ぶ架橋計画が再浮上している。連邦近代化計画に盛り込まれ、最終的にはプーチン大統領が実施するかどうかを決定するという。ただ、45億ユーロ前後と推定される工費を考慮すると、実現は難しそうだ。 サハリ

ロシア、北極海沿岸に不凍港を計画

ロシア北極海沿岸のネネツ自治管区における港湾建設計画が再度動き出した。国営テレビ局『RT』が先ごろ報じた。同プロジェクトは自治管区のインディガ村に40億ドル相当をかけて不凍港を建設するというもので、『RT』によると連邦政

ヤマルLNG、船舶間積み替えに成功

ロシア第2位のガス会社ノバテクが主導するヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクトの運営会社は26日、ノルウェー・ホニングスヴォーグ港の近海で、船舶間でのLNG積み替えを初めて実施したと発表した。運送費を軽減する目的で、積

東京ガス―独RWEと協業へ―

東京ガスは9日、独エネルギー大手RWEのトレーディング子会社RWEサプライ・アンド・トレーディングと相互協力に関する協定を締結したと発表した。原料調達分野を中心に連携を図る。 RWEサプライ・アンド・トレーディングは欧州

ドイツが対中姿勢を転換、経済界は依存の低減を呼びかけ

中国に対する警戒感がドイツの政財界でこれまで以上に強まってきた。中国事業に伴うリスクが近年、高まっているためで、独産業連盟(BDI)は加盟企業に中国依存の低減を呼びかける意向だ。ペーター・アルトマイヤー経済相は就任後初の

富士通―独アウグスブルク工場閉鎖へ―

富士通がドイツ南部のアウグスブルクにあるコンピューター工場を閉鎖する。広報担当者の情報として現地メディアが26日、報じたもので、組織再編の一環として2020年までに生産を停止する。同社はドイツの開発、生産、物流業務を日本

BMW―ブレグジット直後に英工場の操業を一時停止―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)直後に英工場の操業を一時停止する。英ニュース専門局スカイ・ニュースが報じ、同社が追認したもので、広報担当者は英国が通商協定を結ばずにEUを離脱

露造船ズベズダ、サムスン重工業とタンカー建造で合弁

ロシアの造船会社ズベズダ(Zvezda)と韓国のサムソン重工業は11日、シャトルタンカー建造の際のプロジェクトマネジメントシステムの効率化に向けて協力することで合意した。ズベズダに出資する国営石油企業ロスネフチの発表によ

JOGMECと露ノヴァテク、北極圏の天然ガス開発事業で協力

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10日、ロシア第2位の天然ガス会社ノヴァテクと上流開発並びに液化事業における協力覚書(MOU)を結んだ。ノヴァテクが北極圏のヤマル及びギダン半島で進めるプロジェクトに関し協

ハンブルク港の貨物取扱量、上期は4.9%減少

ハンブルク港マーケティング協会が23日発表した同港の上半期の海運貨物取扱量は6,650万トンとなり、前年同期比で4.9%減少した。ばら積み貨物は10.4%減の2,110万トンと大きく後退。一般貨物も2.2%減って4,55

PKPカーゴが鄭州市と提携、一帯一路の物流拠点整備で

ポーランド国鉄の物流子会社PKPカーゴはこのほど、中国・鄭州市と提携覚書を交わしたと発表した。ポーランド東部のマワセヴィツェ物流センターを中国とEUを結ぶ貨物輸送ハブとして積極的に活用することを目指す。鄭州市は中国が提唱

PKPカーゴが鄭州市と提携、一帯一路の物流拠点整備で

ポーランド国鉄の物流子会社PKPカーゴはこのほど、中国・鄭州市と提携覚書を交わしたと発表した。ポーランド東部のマワセヴィツェ物流センターを中国とEUを結ぶ貨物輸送ハブとして積極的に活用することを目指す。鄭州市は中国が提唱

猛暑の影響広がる、ライン川で積荷制限 BASFは生産減に

北半球を襲う猛暑の影響が欧州でも深刻化している。歴史的な干ばつの影響で穀物の作柄は大幅に悪化。河川の水位も大きく低下し、物流にしわ寄せが出始めている。化学大手のBASFは3日、水温上昇を受けてルートヴィヒスハーフェン本社

ドナウ・オーデル・エルベ運河、250億ユーロの見積もり

チェコ政府が計画するドナウ・オーデル・エルベ運河の建設費は6,100億コルナ(約235億ユーロ)に上ることが、交通省が実施した実現可能性調査(FS)で分かった。費用は基本プランだけを対象に試算したもので、3本の支流と隣国

エストニア海運会社、バルト3国事業でONEと代理店契約

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)はこのほど、エストニアの海運業者トランスオーシャン・エスティとバルト3国事業での代理店契約を交わした。 ONEは日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業を統合し、今年4

洋上原発への懸念~ロシア

ロシア原子力公社(ロスアトム)が「大量生産」を計画する世界初の洋上原発「アカデミク・ロモノソフ」の就航にノルウェーが危機感を強めている。地理的に近い北極海で万が一、事故が起きれば、多大な影響を受けるのが確実だからだ。ロス

エストニア海運会社、バルト3国事業でONEと代理店契約

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)はこのほど、エストニアの海運業者トランスオーシャン・エスティとバルト3国事業での代理店契約を交わした。 ONEは日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業を統合し、今年4

上部へスクロール