石油・石炭・ガス

EBRD、中東欧の再可エネ事業を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は、中東欧における再生可能エネルギープロジェクトへの支援を拡大する方針だ。EBRDのプリンシパルバンカーであるジーリンスキー氏が、ハンガリーのオンライン経済紙『portforlio.hu』との […]

米シェブロン、ポーランドでシェールガス坑井掘削へ

米石油大手シェブロンが来年、ポーランドでシェールガス抗井の掘削を開始する方針だ。同社のボビー・ライアン探査担当取締役がロイター通信に明らかにした。比較的コストの低い新採掘地を開拓する戦略に沿うもので、巨大なシェールガス鉱

エネルギー・資源企業の国外進出が加速

ポーランドのエネルギー・資源企業の国外進出が活発になっている。国外事業に最も積極的なのは、石油ガス最大手のPKNオルレンで、2003年にドイツのガソリンスタンド網を1億4,000万ユーロで取得。買収直後は赤字経営だったが

ポーランドとロシアのガス交渉が難航

ポーランドとロシアの間で進められているガス供給交渉が難航している。欧州法遵守を求める欧州連合(EU)が交渉の席に加わったことが事態を複雑にしているためだ。10月20日までに合意が得られなければ、ポーランドでガスが不足する

天然ガス安定供給に向けた新法案、欧州議会が可決

欧州議会は21日の本会議で、EU域内における天然ガスの安定供給確保を目的とする新たな法案を賛成多数で可決した。非常時でも域内のすべての家庭に十分なガスが行き届くよう、域外からのガス供給が長期にわたって停止したり、輸送施設

大阪ガスのスペインLNG基地事業出資を承認

欧州委員会は21日、大阪ガスがスペインの液化天然ガス(LNG)基地事業に出資する計画を承認したと発表した。大阪ガスはバレンシア州サグントにあるLNG基地を運営するサガス社に20%を出資する。欧州委は大阪ガスがこれまでスペ

IAA国際商用車見本市、新製品数は過去最高に

IAA国際商用車国際見本市が23~30日の8日間、ハノーバーで開催される。63回目となる今回の出展者数は、過去2年にわたる世界的な商用車不況によるダメージを反映して前回(2008年)より約300社少ない1,748社に落ち

アゼルバイジャンなど4カ国、LNG共同事業で合意

アゼルバイジャン、グルジア、ルーマニア、ハンガリーの4カ国の首脳は14日、アゼルバイジャンの首都バクーで、液化天然ガス(LNG)の共同プロジェクト「アゼルバイジャン・グルジア・ルーマニア・インターコネクション(AGRI)

電力部門の民営化進む

ポーランド政府は電力部門の民営化を推進している。6月には業界2位タウロンの持ち株52%を新規株式公開で売却(IPO)し、42億1,000万ズロチを調達。15日には業界4位のエネルガの株式84.2%を国内最大手のPolsk

独エーオン・ルールガス、クロアチアでガス供給を計画

独ガス最大手のエーオン・ルールガスが、クロアチア・ガス供給市場への参入を計画している。15日の同社発表によると、クロアチア政府関係者や同国のエネルギー大手と交渉に入った。クロアチアはガス輸入の100%をロシアに依存してお

ロシアとノルウェー、境界画定協定に調印

ロシアとノルウェーは15日、バレンツ海と北極海の境界画定協定に調印し、40年来の係争に終止符を打った。同時に鉱物資源の開発における協力でも合意し、同海域の経済利用が急速に進みそうだ。調印式はロシア北部の港湾都市ムルマンス

ロシア、中国とのエネルギー協力を強化

ロシアがエネルギー分野における中国との協力関係を強化する。セーチン副首相は21日、天津で中国の王岐山副首相と会談し、石油、天然ガス、原子力、電力、石炭などの分野で、提携を進めていく意向を確認した。ロシアのRIAノボスチ通

8月生産者物価3.2%上昇

ドイツ連邦統計局が17日発表した2010年8月の生産者物価指数は前年同月比で3.2%上昇した。上げ幅は7月の3.7%から低下したものの、依然として大きい。エネルギーと中間財が最大の押し上げ要因で、エネルギーを除いたコアの

Evonik Industries AG―カーボンブラック事業売却へ―

化学系複合企業のEvonik(エッセン)は20日、カーボンブラック事業の売却方針を発表した。経営資源を化学事業のなかでも収益性の高い分野に集中させる戦略の一環で、すでに投資銀行に売却先の模索を委託した。 \ Evonik

Siemens AG―IT部門を10月1日付で分社化―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は19日、業績不振のIT部門SISを10月1日付で分社化し、100%傘下の有限会社にすると発表した。同部門が自立経営できるようにするのが狙いで、2010~12年の3年間に約5億ユー

サウス・ストリームの実現可能性は低い=独元外相

ナブッコ・プロジェクトに関し、独RWEの顧問を務めるヨシュカ・フィッシャー元ドイツ外相は、9日付の独『ハンデルスブラット』紙のインタビューで、ロシアの競合プロジェクト「サウス・ストリーム計画」について、「経済性のみならず

ロステクノロジー、国内初のバイオ燃料工場を建設

国営持ち株会社ロステクノロジーは13日、ロシア初となるバイオ燃料工場を建設すると発表した。イルクーツク地方で来年3月に着工する。木くずを原料としてバイオブタノールを生産する。 \ 同プロジェクトは、メドベージェフ大統領の

鋼管最大手のTMK、上期に黒字転換

ロシア最大の鋼管メーカーであるTMKが10日発表した2010年1-6月期の最終損益は6,730万米ドルの黒字となり、前年同期の2億400万ドルの赤字から黒字転換した。米国事業の好調が業績改善に大きく貢献した。 \ 売上高

ルクオイル、カスピ海事業で優遇税率適用へ

ロシアの石油大手ルクオイルは31日、カスピ海コーチャギン油田で生産する石油に対し、政府から優遇税制適用の確約を得たと発表した。ロスネフチやTNK-BPが操業する東シベリア地域の油田と同様、70%前後の輸出税減税を見込んで

ガスプロム、1-3月期利益が3倍に

ロシアのガス最大手ガスプロムが2日発表した2010年1-3月期連結決算(国際会計基準ベース)は、売上高が前年同期比14%増の9,568億ルーブル、税引前利益が186%増の4,217 億ルーブルと大幅な増収増益を記録した。

国際金融3社、ナブッコプロジェクトへの融資を準備

ロシアを迂回してカスピ海周辺の天然ガスを欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトが一歩前進した。ナブッコ企業連合は6日、欧州投資銀行、欧州復興開発銀行(EBRD)および国際金融公社(IFC)との間で、融資条件を定

トルクメン、アフガンと送ガス管建設協定に調印

トルクメニスタンとアフガニスタンの両政府は8月30日、トルクメニスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドの4カ国を結ぶ天然ガスパイプラインの建設に関する枠組み協定に調印した。 \ 通過する4カ国の頭文字をとってTAPI

Bayerische Motorenwerke AG―小型モデル拡充へ―

高級車大手の独Bayerische Motorenwerke (BMW、ミュンヘン)が小型モデルの種類を拡充する方針だ。二酸化炭素(CO2)の排出規制強化や燃料価格の上昇、環境意識の高まりを背景に高級車市場でもスモール、

Siemens AG―調達網エコ化へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は6日、環境にやさしいサプライチェーンの構築方針を明らかにした。納入事業者に省エネと二酸化炭素(CO2)排出削減を推奨。自社工場のエコ化も進め、環境負荷の軽減とコスト削減を図る。同

ポーランドPGNiG、独ガス卸市場に参入

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)がドイツの天然ガス卸市場に参入する。同社のSlawomir Hinc副社長によると、4,000万ズロチ(約1,000万ユーロ)を投じてミュンヘンにガス取引子会社POGC Trad

原発稼働延長10~15年が有力、電力会社には核燃料税などの負担

原子力政策の今後をめぐる駆け引きがドイツの政財界で活発に行われている。焦点となっているのは2点で、1つは原子力発電所の稼働期間を現行法の規定よりもどの程度延長するかという問題、もう1つは原発事業者に対する課税その他の負担

7月輸入物価9.9%上昇、10年来の上げ幅に

連邦統計局が8月27日発表したドイツの2010年7月の輸入物価指数は前年同月比で9.9%上昇し、2000年11月以来およそ10年ぶりの大きな上げ幅となった。最大の押し上げ要因はエネルギーで、石油と天然ガスを除いたコアの同

8月インフレ率1.0%に

ドイツ連邦統計局が8月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比+1.0%だった。石油・石炭や果物・野菜の価格が上昇した反面、ガス、地域熱などの価格は低下。インフレ率は欧州中央銀行(ECB)が警戒水準とする

ポーランド、エネルギー料金上昇の兆し

ポーランドでエネルギー供給各社が価格引き上げに動き始めた。現地の報道によると、電力5社がエネルギー規制庁(URE)に10%の料金引き上げを申請したほか、ガス供給独占企業のPGNiGも10%弱の値上げを申請したもようだ。石

石油大手ロトス、ズロチ下落で第2四半期に赤字転落

ポーランドの石油精製大手ロトスが8月26日発表した2010年4-6月期決算は、最終損益が前年同期の7億4,480万ズロチの黒字から6億4,870万ズロチの赤字に転落した。利払い・税引き前ベースでは2億3,040万ズロチの

独バイオガス設備大手、ラトビアから初受注

独バイオガス設備大手のEnviTec Biogasはこのほど、ラトビアの養豚業者からバイオガスプラント2基の建設を受注した。同国に製品を納入するのは今回が初めて。契約金額は約500万ユーロで、このうち40%は欧州連合(E

ガス価格上昇を予測=ガスプロム社長

天然ガス世界最大手であるガスプロムのメドベージェフ社長はこのほど、ガス価格が今後、急激に上昇するとの見通しを明らかにした。2012年には金融危機前の水準に戻り、現在の相場のほぼ2倍に高騰するとみている。25日付のドイツ版

ボイラーメーカーのカルテルで制裁金9,100万ユーロ

連邦カルテル庁は12日、褐炭発電所用蒸気ボイラーの公開入札にからんで計4社が1990年代から2003年にかけてカルテルを結んでいたとして、現存する1社に対し約9,100万ユーロの制裁金支払いを命じた。 \ カルテルに関与

PKNオルレン、リトアニア事業売却

ポーランドの石油大手PKNオルレンがリトアニア事業を売却する意向を正式表明した。インジェイチク副社長は現地日刊紙『プルス・ビズネス』の取材に対し、慢性的赤字に陥っているマジェイケイ石油精製所の部分的あるいは完全売却につい

ナブッコ計画が前進へ

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」計画の先行きに明るさが出てきた。6月にトルコがアゼルバイジャン産天然ガスの輸入で合意したことにより、課題となっていた供給源の確保に道筋がついたため

Sixt AG―電動自転車の試験レンタルへ―

レンタカー独最大手のSixt(プラッハ)が電動アシスト自転車の試験レンタルを計画している。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』の問い合わせに対し同社の広報担当者が明らかにした。Sixtはすでに電気自動車(E

Evonik

複合企業の独Evonikは売りに出している発電部門Steagの売却益を債務の圧縮と化学部門の強化に充て、株主配当には回さない意向だ。同社のクラウス・エンゲル社長が経済紙『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』に

日本車が上位独占=環境車ランキング

ドイツ交通クラブ(VCD)が18日発表した2010/11年版「環境に優しい自動車リスト」で、ハイブリッド車のトヨタ「オーリス」と「プリウス」が同点で総合1位を獲得した。「プリウス」は3年連続の首位。3位はトヨタ「iQ 1

APモラー・マースク(デンマーク海運・石油大手)

2010年6月中間決算で141億6,000万クローネ(24億5,000万ドル)の純利益を計上し、前年同期の赤字(30億2,000万クローネ)から黒字に転換。海運需要の回復で収益が上向いた。売上高は20%増の1,535億3

ガス供給会社、地下備蓄施設の建設を開始

チェコのガス供給会社Ceska plynarenskaの子会社GSCepは3日、同国東部のロジュナー(南モラビア地方)の旧ウラン鉱山で、天然ガスの大型地下備蓄設備の建設に着手した。地下1,000メートルに設置されるもので

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