自動車

ルセロールミタル、欧州で減産拡大

世界鉄鋼最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)は5月29日、欧州での今年の生産規模を引き下げることを明らかにした。同社は6日に減産計画を発表したばかり。自動車向けなどの需要が減少しているほか、輸入が増えていることか

独RMV、燃料電池電車27車両を仏アルストムから調達

独ヘッセン州のライン・マイン地域交通事業団(RMV)は5月21日、このほど実施した燃料電池電車27車両の入札を仏鉄道車両大手アルストムが落札したと発表した。契約規模は総額で約5億ユーロ。車両のほか、燃料となる水素の供給や

欧州商用車販売、4月は7.8%増加

欧州自動車工業会(ACEA)が5月23日発表した商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)における2019年4月の商用車新車販売は、21万5,497台となり、前年同月に比べ7.8%増加した。販売

ドイツポストDHL、燃料電池搭載の電動小型商用車を開発

独郵便事業・物流大手のドイツポストDHLは5月24日、国際宅急便部門のDHLエクスプレスと電動小型商用車を開発・生産する子会社ストリート・スクーターが燃料電池を搭載する電動小型商用車「H2パネル・バン」を開発すると発表し

ドイツ政府、研究開発を税優遇する法案を閣議決定

ドイツ連邦政府は5月22日、ドイツにおける研究開発を税優遇する法案を閣議決定した。これにより、国内企業の研究開発を支援するとともに、研究立地としてのドイツの国際的な競争力を強化し、研究開発に積極的な国外企業の誘致や国外か

22MWの定置用畜電池、ドイツで操業開始

伊電力最大手エネルの独子会社エネル・グリーンパワー・ドイッチェラント(EGPドイッチェラント)、独風力発電大手のエナトラーク、スイスの電池メーカー、ルクランシェの3社によるプロジェクトコンソーシアムは5月16日、ドイツ北

伊フィアット、仏ルノーに経営統合を提案

欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5月27日、仏同業のルノー・グループに経営統合を提案したと発表した。経営統合後の新会社の出資比率は、各社50%とする内容。ルノーも同日、FCAから

独新興企業リリウム、5人乗り電動VTOLを披露

電動の垂直離着陸機(VTOL)を開発するドイツの新興企業リリウムは5月16日、5人乗りの電動VTOLのプロトタイプを発表した。2017年に試験飛行を実施した2人乗りモデルをベースに開発したもので、5月4日には、遠隔操作に

独アウディ、ベルリンに定置用蓄電池を設置

独自動車大手のアウディは、エネルギー関連などの企業などが入居しているベルリンのEUREFキャンパスでこのほど、容量1.9メガワット時(MWh)の定置用蓄電池を稼働させた。開発車両に搭載したリチウムイオン電池を再利用したも

Daimler

自動車大手の独Daimlerがブラジルで従業員を削減する。

同国経済の低迷を受けた措置で、商用車・バス部門の1,600人を整理する。

独『ジュドヴェスト・プレッセ』紙が報じ、同社が追認した。

シュコダ自、サブブランド「iV」発表

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、電動車に特化したサブブランド「iV」を発表した。また、シュコダ自にとって初の純粋な電気自動車となる小型電気自動車「CITIGOe iV」

Auto Teile Unger

ドイツの独立系自動車修理大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU) は5月20日、本社があるバイエルン州ヴァイデンに旗艦店をオープンしたと発表した。新旗艦店は、顧客との距離を縮めるオープンで透明性の高い相談サービスを提供する

Varroc Lighting Systems

インド自動車部品大手バロック・グループ傘下の自動車向け外装用照明システムメーカーであるバロック・ライティング・システムズ (本社:米国)はこのほど、チェコ東部のノビー・イーチンにある工場で新しい生産棟の開所式を行った。新

MOONRISE

ドイツのハノーファーレーザセンター(LZH)とブラウンシュヴァイク工科大学の宇宙飛行システム研究所(IRAS)が共同で実施する月面における積層造形(AM)技術(3Dプリンタ)に関する研究開発プロジェクト。 月の表面に積も

オペル「コルサ」のEVモデル、航続距離330キロ

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは5月23日、新型「コルサ」の純粋電気自動車(EV)モデル「コルサ-e」の概要を明らかにした。第6世代にあたる新「コルサ」は全長4.06メートルの5人乗り。室内空間を確保しつつ天井高を従

ドイツ、乗用車統計 短期登録車(2018年)

ドイツ連邦陸運局(KBA)よると、新車登録から30日以内に登録を取り消した乗用車(新古車)は、2018年に16万1,006台となり、前年に比べ25.8%増加した。過去10年で最も多かった。 2018年の新車登録全体に占め

VW傘下の西セアト、2~3年以内に中国市場に進出

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5月27日、VWのスペイン子会社セアトが今後2~3年以内に中国市場に参入する計画を発表した。セアトの中国進出により、同国市場で新しい顧客層を開拓する意向。また、中国の自動車メーカ

クノールブレムゼ、ドイツの操舵システム工場を閉鎖

独商用車・鉄道車両用ブレーキ大手のクノールブレムゼは5月23日、ヴッパータール近郊のヴュルフラートにある操舵システム工場を来年、閉鎖すると発表した。工場閉鎖の理由は、大型受注した乗用車向け操舵システムの生産が想定より早く

独エーベルスペッヒャー、増収減益

自動車向け排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーが5月22日発表した2018年通期決算の売上高は、前年比2.9%増の46億1,040万ユーロだった。一方、営業利益(EBIT)は前年比14.7%減の1億1

ユミコア、コバルト製錬およびカソード前駆体事業を買収

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは5月23日、フィンランドのコバルト製品大手フリーポート・コバルトとフィンランド中西部のコッコラにある同社のコバルト製錬事業およびカソード前駆体(プレカーサー)事業の買収について合意したと発

フォルクスワーゲン―セアトを中国市場に投入―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は27日、同社最大の市場である中国での事業強化に向けて現地合弁先の安徽江淮汽車(JAC)などと契約を締結したと発表した。傘下の小型車ブランド「セアト」を同国市場に

ドイツポスト―燃料電池搭載EV開発へ、20年から配達に投入―

ドイツポスト(ボン)は24日、傘下の小荷物配達部門DHLと電気自動車(EV)製造子会社ストリートスクーターが水素燃料電池搭載のEVを共同開発すると発表した。純粋なEVでは航続距離が短く配達が制限されることから、燃料電池を

小糸製作所―LiDARのヘッドランプ搭載で独社と協業―

小糸製作所は21日、光を用いた測定技術であるLiDAR(ライダー)のヘッドランプ搭載に向けて独スタートアップ企業ブリックフェルトと協業すると発表した。小糸の自動車照明技術とブリックフェルトのLiDAR技術を組み合わせるこ

日本ガイシ、ポーランドでNOxセンサー工場を開所

日本ガイシのポーランド子会社NGKセラミックス・ポーランドはこのほど、同国南部カトヴィツェ近郊のグリヴィツェにある拠点で新工場を開所した。排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)濃度を測定する車載用高精度センサーを生産する。

クノールブレムゼ―独操舵システム工場を閉鎖―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は23日、デュッセルドルフ近郊のヴュルフラートにある操舵システム工場を来年、閉鎖すると発表した。自動車大手フォードの乗用車向け生産が想定していたよりも早く終了するためと説明し

印車部品SMG、ハンガリーで新バンパー工場開所

インド自動車部品メーカーのサムヴァルダナ・マザーソン・グループ(SMG)は16日、ハンガリー東部のトゥルケベでバンパー工場を開所した。投資額50億フォリント(1,530万ユーロ)のうち14億8,000万フォリントを政府の

住友電工―欧州焼結部品メーカー2社を買収―

住友電工は22日、独持ち株会社シンターヴェルケ・ホールディングから焼結部品子会社2社を完全買収したと発表した。欧州でのプレゼンスを強化し、現地自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を目指す。買収金額は明らかにしていない。

Alcomet;ブルガリアのアルミ圧延メーカー、新工場が稼働

ブルガリアのアルミ圧延メーカー、アルコメット(Alcomet)は20日、アルミ製品を生産する新工場の稼働を開始した。新たに導入した圧延設備で自動車部品を生産する。新施設の稼働は2016年に発表された投資計画の第1段階に位

PSA

自動車大手の仏PSAは23日、ドイツ事業の統括拠点を年内に統合すると発表した。シナジー効果を引き出すとともに迅速な意思決定を下せるようにする狙いで、ケルンにあるプジョー、シトロエン、DSブランドの独管理拠点を廃止。独子会

独ダイムラー、ロシアでトラックキャビンを合弁生産

独自動車大手ダイムラーは27日、ロシアでトラックキャビンの製造を開始したと発表した。投資額は2億ユーロ。ロシア商用車大手カマズとの合弁事業の一環で、最大で年間5万5,000台を生産する。700人を新規採用し、合弁会社の雇

ダイムラー

自動車大手の独ダイムラーは27日、ロシア同業カマズとの現地合弁会社、ダイムラー・カマズ・ルスがタタルスタン共和国のナーベレジヌイエ・チェルヌイで新工場を開設したと発表した。「メルセデスベンツ」と「カマズ」ブランド向けにキ

ロシアのEVベンチャー、小型車「ZETTA」を年内に販売開始

ロシアのベンチャー企業、ゼッタ(ZETTA)が小型電気自動車(EV)「ZETTA」の実証試験を終え、年内に販売を開始する計画だ。シュフロフスキー社長が現地メディアに明らかにしたもので、10月までに認可手続きを終え、複数バ

独検察がボッシュに過料命令、排ガス不正で

独シュツットガルト検察当局は23日、自動車部品大手のボッシュに総額9,000万ユーロの過料支払いを命じたと発表した。同社が顧客の自動車メーカーに販売したディーゼルエンジン制御装置などに排ガスを不正に操作するソフトウエアが

工作機械業界の受注、第1四半期は21%減少

独工作機械工業会(VDW)が22日発表した独業界の第1四半期(1~3月)の新規受注高は前年同期比21%減と大幅に落ち込んだ。VDWは4月の時点で同13%減としていたが、今回、大幅に下方修正した。比較対象の2018年第1四

吉利汽車のベラルーシ合弁会社、累計出荷台数1万5,000台に

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(Belgee)は27日、ミンスク州のボリソフ工場の累計出荷台数が1万5,000台に達したと発表した。製品の半分をロシアなどへ輸出してい

輸入物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、4月は1.4%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比1.4%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに縮小した。エネルギーの上昇率が前月の6.7%から3.3%へと狭まったことなどが反映された格好。エネルギーを除いた輸入物価

ボッシュなど独3社が華為との取引見直し

米国の制裁対象となった中国の通信機器大手、華為技術との取引を停止・縮小するドイツ企業は増える見通しだ。24日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙によると、自動車部品大手のボッシュ、電機大手のシーメンス、ソフト

アウディ―電動車攻勢、25年までに30モデル以上を投入―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は23日の株主総会で、2025年までに電動車のモデル数を30以上に拡大する方針を明らかにした。販売車両に占める電動車の割合を同年までに40%へと引き上

フォルクスワーゲン―サムスンからのセル調達見直しも―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が電動車用電池セルをサムスンSDIから調達する計画を見直す可能性が出てきた。ブルームバーグ通信などが報じたもので、サムスンからの調達規模が当初計画を大幅に下回る可

アウディが電動車攻勢、25年までに30モデル以上を投入

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは23日の株主総会で、2025年までに電動車のモデル数を30以上に拡大する方針を明らかにした。販売車両に占める電動車の割合を同年までに40%に引き上げることを目指す。同社は

小糸製作所、ライダーのヘッドランプ搭載で独社と提携

小糸製作所は21日、光を用いた測定技術であるライダーのヘッドランプ搭載に向けて独新興企業ブリックフェルトと提携すると発表した。小糸の自動車照明技術とブリックフェルトのライダー技術を組み合わせることで、ライダーをヘッドラン

住友電工、欧州焼結部品メーカー2社を買収

住友電工は22日、ドイツの持ち株会社シンターヴェルケ・ホールディングから焼結部品子会社2社を完全買収したと発表した。欧州の事業基盤を強化し、現地自動車・自動車部品メーカーへの販路拡大を目指す。買収金額は明らかにしていない

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