自動車

Volkswagen AG―1-9月期利益6倍に―

欧州自動車最大手の独Volkswagen(ヴォルフスブルク)が22日発表した2010年1-9月期暫定決算の最終利益は40億2,900万ユーロとなり、前年同期の6億5,500万ユーロから6倍強に拡大した。利幅の大きい大型お […]

ルーマニアの新車販売、9月は39%増に

ルーマニア自動車製造・輸入業者連合会(APIA)が22日発表した9月の乗用車新車販売台数は前月比39%増の9,811台と大幅に拡大した。昨年3月に導入された自動車買い替え支援制度が11月24日に終了することから、駆け込み

Honsel AG―資金繰りに行き詰まり倒産―

自動車用の軽金属部品を製造する独Honsel(メシェデ)は25日、アルンスベルク区裁判所に会社更生手続きの適用申請を行ったと発表した。事業再建に向けて銀行その他の債権者と続けてきた交渉がまとまらず、資金繰りに行き詰った格

ルーマニア新車販売、支援制度終了で駆け込み需要も

ルーマニアでは、自動車買い替え支援制度が来月下旬に終了するのを控え、新車の駆け込み需要が拡大しそうだ。21日付の現地紙『ジアルル・フィナンチアル』が伝えた。 \ ルーマニアの自動車買い替え支援プログラム「Rabla」は、

Continental AG―タイヤ工場に5億ユーロ以上投資へ―

自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)はタイヤ工場の新設に5億ユーロ以上を投資する意向だ。昨年8月に就任したエルマール・デーゲンハルト社長が24日付『フランクフルター・アルゲマイネ(日曜版、FAS)』紙掲

独VWがGAZと生産提携に向け交渉

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)がロシアの同業GAZと生産提携に向けて交渉していることが20日明らかになった。VWはロシアでの生産規模が旺盛な現地需要に追い付いておらず、GAZの工場でグループモデルを生産すること

バイオエタノール10%混合ガソリン、1月から市販へ

ドイツ政府は27日の閣議で、バイオエタノールを10%混合したガソリンの販売に向けた政令案を承認する予定だ。同案は燃料の質に関する欧州連合(EU)指令を国内法に転換するもので、閣議承認後は州の代表で構成される連邦参議院で審

ロシア新車販売、9月は55%増

欧州ビジネス協会(AEB)によると、ロシアの2010年9月の乗用車・軽商用車の新車販売は18万5,953台となり、前年同月に比べ55%増加した。1~9月の累計は前年同期比18%増の132万1,027台となった。AEB自動

ロシアのカマズ、極東で新工場を開設

ロシアのトラック製造最大手カマズは20日、極東ハバロフスクで新工場の開所式を行った。新工場の床面積は600平方メートル。タタルスタン共和国のナーベレジヌィエ・チェルヌイの本社工場から輸送された主要部品を組み立て、クルーバ

モスクワが渋滞税導入へ

ロシアの首都モスクワは、市中心部の交通渋滞緩和に向け、渋滞税(コンジェスチョン・チャージ)を導入する方針だ。同市の交通局が20日、ホームページ上で明らかにした。 \ モスクワは、8月に発行された米外交専門誌「フォーリン・

EBRD、カザフの公共交通の近代化を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)はカザフスタン最大の都市アルマトイの公共交通会社AETに3,520万ドルを融資する。AETは同資金を活用して、環境に優しい市バス200台を購入する。EBRDはアルマトイ市の公共交通サービスの近

独VWと露GAZ、生産提携に向け交渉

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)がロシア同業GAZと生産提携に向けて交渉していることが20日明らかになった。VWはロシアでの旺盛な現地需要に生産規模が追い付いておらず、GAZの工場でグループモデルを生産することで

東邦テナックス、独で炭素繊維の新生産ライン稼働

帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは20日、ドイツのグループ会社トーホウ・テナックス・ヨーロッパ社(ブッパタール市、TEE社)のオーバーブルフ工場で炭素繊維の第4生産ラインを稼働させたと発表した。年産能力

フィアット(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1億9,000万ユーロで、前年同期の2,500万ユーロから急増。乗用車部門は欧州の多くの国で新車買い替え奨励策が廃止、縮小された影響で不振だったが、トラック、農機、建機部門

ボルボ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算で28億1,000万クローナ(4億2,300万ドル)の純利益を計上し、前年同期の赤字(29億2,000万クローナ)から黒字に転換。ブラジル、インド、中国など新興市場での販売が好調だっ

ルノー・日産、トルコでEV普及事業

ルノー・日産連合は14日、電気自動車(EV)の普及事業でトルコのアンカラ市当局と提携することで合意、覚書に調印したと発表した。2011年から同市にEVや専用充電スタンドを供給する。 \ ルノー・日産連合とアンカラ市は、E

「政府調達の改善を」、独経済相が日本に注文

ドイツのライナー・ブリューデルレ経済相は15日、訪問先の日本で大畠章宏・経済産業相などと会談したなかで、日本が欧州連合(EU)と自由貿易協定を締結することを支持すると述べるとともに、同協定を実現するには「いくつかの障害を

Bayerische Motorenwerke AG―米工場を拡張、X3生産へ―

高級車メーカーの独Bayerische Motorenwerke (BMW、ミュンヘン)は13日、米スパータンバーグ工場で新生産施設の竣工式を行った。式典の臨んだノルベルト・ライトホーファー社長は「米国は今後もしばらくは

ポーランドの新車登録、9月は23%増

ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが内務行政省のデータを元にこのほど発表した2010年9月の新車登録台数(乗用車および乗用車タイプの小型商用車)は2万3,812台で、前年同月から23.05%増加した。1~

ContiTech

Continentalのゴム・樹脂部品子会社ContiTechは14日、メキシコのトラルネパントラ市で新工場の操業を開始したと発表した。同社によると、床面積は約7,000万平方メートルで同市にあった旧工場の3倍に上る。自

ポーランドの商用車販売、1-9月は8.9%減

ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが13日発表した2010年1-9月期の商用車の販売台数は2万9,700台となり、前年同期から8.9%減少した。 \ 販売をセグメント別で見ると、全体の60.7%を占める中

Opel

自動車大手の独Opelは昨年に引き続き今年も10億ユーロ規模の赤字を計上する見通しだ。販売低迷のほか、リストラ費用の計上が響く。黒字転換は2012年となる見通し。売上高は昨年の100億ユーロ弱から今年は110億ユーロ、来

ガラス大手PWG、ポーランドに工場建設

自動車用ガラス世界大手である米ピッツバーグ・グラス・ワークス(PGW)は先ごろ、ポーランド南西部レグニツァ特別経済区に工場を建設すると発表した。欧州で需要が拡大している高級車自動車用ガラスの供給能力を強化するのが狙い。

Porsche

高級車大手のPorscheは13日、2010年7月通期決算の最終損失が4億5,400万ユーロとなり、前期の35億6,300万ユーロから大幅に縮小したと発表した。「Pamnamera」「Cayenne」などの販売が好調で売

シュコダ、9月販売は過去最高

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュコダは11日、2010年9月の販売が前年同月比9.8%増の7万5,790台となり、単月では過去最高を記録したと発表した。1~9月の累計は前年同期比12.8%増の56万

ダイムラーがカーシェアリング本格化

自動車大手の独ダイムラーは18日、ドイツ第2の都市ハンブルクでカーシェアリング事業を立ち上げると発表した。自動車の所有に関心を持たない消費者が先進国の若者を中心に増えていることなどに対応。都市内での移動の利便性を提供する

起亜のスロバキア工場、9月の生産台数が過去最高に

起亜自動車のスロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキア(KMS)は、9月の生産台数が前年同月比41%増の2万2,222台となり、2006年12月に操業を開始して以来の最高を記録した。1~9月の累計では前年同期比58.3

BASFが有機金属構造体の量産化に成功

化学大手の独BASFが錯体の一種である有機金属構造体(MOF)の量産技術を開発した。これまでに比べ簡単かつ高効率で製造できるようになったほか、従来の技法で必要だった有機溶媒を一切使用しないのが特徴。既存の製造プラントで対

EU新車販売が6カ月連続低迷、9月は9.6%減

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の9月の新車販売(登録)台数は122万7,645台となり、前年同月から9.6%減少した。販売減は6カ月連続。主要国で新車買い替え奨励策が打

仏ミシェル・ティエリー、米社が買収

米自動車部品大手のジョンソンコントロールズは13日、仏同業ミシェル・ティエリーを買収することで合意したと発表した。買収額は未公表。11月の買収手続き完了を目指す。 \ ミシェル・ティエリーは自動車用シート、内装に使われる

ポルシェ(2010年7月通期決算)

2010年7月通期決算の最終損益は4億5,400万ユーロの赤字。売上高は「パナメーラ」、「カイエン」など新型車の販売が好調で、18%増の77億9,000万ユーロと過去最高を記録したが、フォルクスワーゲン統合のコストがかさ

独製造業売上3カ月ぶりに好転、8月は1.8%増に

連邦統計局が8日発表した2010年8月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.8%上回り、3カ月ぶりに改善した。国外売上が3.5%増と好調で、特にユーロ圏は4.0%増えて全体を押し上げた。ユ

冬用タイヤの装着義務、今秋にも規定を明確化

ドイツのペーター・ラムザウアー連邦交通相は6日、道路交通政令に定める冬用タイヤの装着義務規定について定義を明確化する意向を表明した。オルデンブルク高等裁判所が今夏に下した判決で、当該規定は不明確で憲法に違反するとの判断を

ユーロコンビ、全国導入は見送り

国(連邦)と州の交通相は6~7日に開催された閣僚会議で、超大型トレーラー「ユーロコンビ(ギガライナー)」の全国実用試験を2011年から実施する計画案を、反対8州、賛成7州、棄権1州で否決した。ただ、賛成した7州は州レベル

ルーマニア、新興国との競争厳しく

仏自動車大手ルノーのルーマニア子会社ダチアのショーヴェ社長は、4日付けのルーマニア日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』に掲載されたインタビューで、自動車産業の生産拠点としてのルーマニアについて、西欧諸国に対しては競争優位性

ダチア、フリート販売好調

ルーマニア自動車大手ダチアの企業顧客向けフリート販売が回復に向かっている。親会社であるルノー・グループの現地セールス特別マネージャーは、ダチアの今年の売上の約35%はフリート販売によるとの観測を示した。現地経済紙『ジアル

Volkswagen AG―中国販売網を2倍に―

自動車大手の独Volkswagen(ヴォルフスブルク)が中国販売網を大幅に強化する。2018年までに世界最大手メーカーになるという目標実現に向けた措置で、同社のクリスティアン・クリングラー取締役(販売担当)は『ハンデルス

長城汽車、11年からブルガリアで生産

中国自動車大手の長城汽車は、2011年からブルガリアで生産を開始する。『ソフィア・エコー』などのブルガリアの現地メディアが伝えた。 \ 長城汽車は09年にブルガリアのリテックス・モーターズと合弁生産で合意。同国北西部のロ

Bosch

自動車部品大手の独Boschは8日、電気自動車(EV)用充電ステーションの設計・建設・保守・運営をシンガポール政府から受注したと発表した。同社が開発したステーションシステムをまずは26カ所に設置する。同システムを利用する

セルビアのタイヤ業界、投資計画相次ぐ

セルビアのタイヤ業界で投資計画が相次いでいる。仏ミシュラン傘下のTiger Tyresは、南東部ピロトにある工場に1,600万ユーロを投資。タイヤの年産能力を現行の650万本から800万本に引き上げ、従業員を200人増員

Opel

米General Motors(GM)の欧州子会社Opelが閉鎖予定のベルギー・アントワープ工場の売却に向け中国の投資家と交渉を開始する。従業員を代表する事業所委員が明らかにした。交渉先の投資家については名前を伏せている

アフトワズ、上期決算で黒字達成

ロシアの自動車製造大手アフトワズの2010年1-6月期決算は、最終損益が31億ルーブルの黒字となり、前年同期の196億ルーブルの赤字から大きく改善した。自動車市場の回復で販売が好調だったこと、国営ロステフノロギからの無利

VWのポロ・サルーン、ロシアで販売好調

独フォルクスワーゲン(VW)の新型「ポロ・サルーン」 が、ロシアで人気を呼んでいる。9月27日付けの現地紙『ベドモスチ』によると、6月の予約開始直後から予想を超える注文があり、納車は最長で1年待ちとなっているという。 \

オペル、アントワープ工場閉鎖を最終決定

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の独オペルは4日、ベルギーのアントワープ工場の閉鎖を最終決定したと発表した。年末までに同工場を閉鎖する。これに伴い1,200人の雇用が失われる。 \ オペルは2月、経営再建に向

自動車産業は今後も有望

米市場調査会社のフロスト&サリバンは、先ごろ発表した中東欧の自動車産業の見通しに関する報告書の中で、同地域は生産・販売の両面で将来的に有望だとの見方を示した。低廉な労働コストや整備された物流インフラ、優秀なサプライヤーの

CO2を排出しないエタノール燃料電池を開発

チューリヒ工科大学とイタリア学術会議(CNR)の研究チームが、反応(発電)の過程で二酸化炭素(CO2)を全く排出しない新しいタイプのエタノール燃料電池を開発した。「有機金属燃料電池」(OMFC)と名付けられた同システムは

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