証券

ドイツ銀でトップ交代

独銀最大手のドイツ銀行は8日、クリスティアン・ゼーヴィング副頭取(47)を同日付で頭取に任命することを監査役会が決議したと発表した。同行は業績が長期低迷していることからトップを入れ替えて刷新を図る考えだ。ジョン・クライア […]

VWが攻撃的なサプライヤーからの調達打ち切り

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が独投資会社プリベント・グループ系のサプライヤーからの調達を打ち切ったことが、プリベントの発表で4日、明らかになった。プリベントはVWへの部品供給を停止しVWの生産ラインを停止させ

ルサール株価が暴落、米国の対ロ制裁強化で

米国政府による6日の対ロシア制裁拡大を受け、週明けのモスクワ証券取引市場はアルミ大手ルサールの株価が一時47%暴落するなど、荒れもようとなった。金融大手2社のズベルバンクとVTB銀行は最大でそれぞれ17.3%、9.1%下

アクゾノーベル、特殊化学部門を101億ユーロで売却

欧州化学大手のアクゾノーベル(オランダ)は3月27日、特殊化学部門を米投資会社カーライルとシンガポール国営投資会社GICの連合に売却すると発表した。取引額は債務も含めて101億ユーロ。アクゾは昨年4月、米同業PPGインダ

英GKN、メルローズが買収へ

英エンジニアリング大手GKNに買収を提案している同国の投資会社メルローズ・インダストリーズは3月29日、GKNの過半数の株主が買収に賛同したことを明らかにした。これを受けてGKNは買収拒否から転じる意向を表明。メルローズ

FCAが部品子会社を分離上場へ、中核の乗用車製造に集中

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5日、傘下の自動車部品大手マニエッティ・マレリを分社化すると発表した。2019年初めまでに創業99年のマニエッティ・マレリを本社から分離し、ミラノ証券取

ミシュラン、英エンジニアリング会社を買収

タイヤ大手の仏ミシュランは3月19日、鉱業用ベルトコンベヤーなどを手がける英エンジニアリング会社のフェナーを12億ポンドで買収すると発表した。鉱業向け事業の強化が狙い。6月末までの買収手続き完了を見込む。 ミシュランはフ

独送電大手に中国企業が出資できず、政府の工作奏功か

ベルギーの送電大手エリア・システム・オペレーターは23日、豪投資ファンドIMFインベスターズとの合弁会社ユーログリッド・インターナショナルSCRLの資本20%を9億7,650万ユーロで譲り受け、出資比率を従来の60%から

NTTコム―フランクフルトにデータセンター新設―

NTTコミュニケーションズは22日、「ドイツ フランクフルト 4 データセンター」(FRA4)を建設し、同地のデータセンター供給能力を拡大すると発表した。需要が拡大しているためで、フランクフルトにおける供給能力をサーバー

シーメンス―仏アルストムとの新会社、本社はパリ近郊に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、鉄道事業などからなるモビリティソリューション部門を仏鉄道車両・設備大手のアルストムと統合することで最終合意したと発表した。中国国営2社の合併で誕生した中国中車(CRRC)が世

アクゾノーベル―特殊化学部門を101億ユーロで売却―

化学大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は27日、特殊化学部門を米投資大手カーライルとシンガポール国営ファンドのGICからなるコンソーシアムに売却すると発表した。取引金額は債務も含めて101億ユーロ。アクゾは昨年4月

ノバルティス―GSKとの一般薬合弁から撤退―

スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は27日、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で設立した一般医薬品分野の合弁会社から資本を全面的に引き上げると発表した。経営資源を中核事業に絞り込む考えで、同合弁の資本3

N26―アリアンツなどから1.6億ドルを調達―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N24(ベルリン)は20日、保険大手の独アリアンツと中国のネットサービス大手テンセント・ホールディングスが同社に出資すると発表した。出資額は計1億6,000万ドルで、ドイツの

DBRS―独に子会社設立―

カナダの格付け企業DBRSは20日、独金融都市フランクフルトに子会社を設立したと発表した。大陸欧州で同社のサービスを求める証券発行者や投資家が増えていることに対応することが狙い。ロンドンに続く欧州2カ所目の拠点となる。英

DWS―時価総額65億ユーロに―

ドイツ銀行の資産運用子会社DWSが23日、株式市場デビューを果たした。初値は32.55ユーロで、売出価格(32.50ユーロ)をわずかに上回る水準。時価総額も簿価を1億ユーロ上回る65億ユーロにとどまった。 今回の新規株式

ドイツ銀行

独金融大手ドイツ銀行は27日、ポルトガルのリテール事業(プライベート&コマーシャル・バンク事業)をスペイン同業アバンカ・コルポラシオン・バンカリアに売却することで合意したと発表した。事業の集約戦略に基づく措置。取引金額は

中国華信能源、チェコ金融企業J&Tへの追加投資を断念

中国の複合企業、中国華信能源(CEFC)がチェコ・スロバキア系の金融・投資会社J&Tファイナンス・グループへの出資拡大を断念した。CEFCの出資構成を変更する計画に付随するものと説明している。 CEFCは201

ミシュラン、英エンジニアリング会社を買収

タイヤ大手の仏ミシュランは19日、鉱業用ベルトコンベヤーなどを手がける英エンジニアリング会社のフェナーを12億ポンドで買収すると発表した。鉱業向け事業の強化が狙い。6月末までの買収手続き完了を見込む。 ミシュランはフェナ

英GKN、メルローズの新たな買収提案も拒否

英エンジニアリング大手GKNに買収を提案している同国の投資会社メルローズ・インダストリーズは12日、買収額を引き上げたと発表した。しかし、GKNは同日、なお条件を不満とし、拒否を表明。メルローズが敵対的な株式公開買い付け

SGL―売却益で黒字転換、17年の純益1.4億ユーロに―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)が14日発表した2017年12月期の純損益は1億3,890万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,170万ユーロ)から大幅に改善した。黒鉛電極事業の売却益が黒字転換に大きく寄与

ランクセス―買収が奏功、17年は約30%の営業増益に―

化学大手の独ランクセス(ケルン)が15日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比29.6%増の12億9,000万ユーロへと大きく拡大した。販売増のほか、米潤滑油・難燃剤向け添加剤大手

ヘンケル―西スパークリングワイン最大手を買収―

独食品大手エトカーのスパークリングワイン子会社ヘンケル(Henkell、ヴィースバーデン)は17日、スペイン・カタルーニャ州の同業フレシネ(Freixenet)を買収することで合意したと発表した。国際事業を強化することが

ティケハウ―日生に続くDWSの安定株主に―

資産運用の仏ティケハウ・キャピタル(パリ)は14日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSが予定する新規株式公開(IPO)で同株の取得に2億5,000万ユーロを投じる考えを明らかにした。3~4%を取得して安定株主となる考えで、

ドイツ銀行

独銀最大手のドイツ銀行は16日、2017年12月期の税引き後損失が7億3,500万ユーロに達し、2月に提示した暫定額(4億9,700万ユーロ)から大幅に膨らんだことを明らかにした。英国の繰延税金資産(DTA)の評価額を引

BMWとVWに立ち入り調査、排ガス不正絡みで

ミュンヘン検察当局は20日、自動車大手BMWを対象に立ち入り調査を実施した。同社のディーゼル車に違法なソフトウエアが搭載されていた疑いがあるためで、証拠書類などを押収した。同日にはブラウンシュヴァイク検察当局がフォルクス

シーメンス医療機器部門がIPO

電機大手シーメンスの医療機器部門シーメンス・ヘルシニアーズは16日、フランクフルト証券取引所で新規株式公開(IPO)を果たした。上場規模は42億ユーロで、ドイツでは今年最大。シーメンス・ヘルシニアーズは公開企業となること

英離脱で独に異動の外銀行員は最大5000人

在ドイツ外国銀行協会(VAB)のシュテファン・ヴィンター会長(UBS)は14日、英国の欧州連合(EU)離脱に伴いドイツに流入する外資系銀行の行員は今後2~3年で3,000~5,000人に上るとの見方を示した。20弱の外銀

欧州委が不良債権処理の対策発表、引当率に最低基準設定

欧州委員会は14日、EU内の銀行が抱える不良債権の処理を促進するための包括的な対策を提案した。域内のすべての銀行を対象に、今後の新規融資で生じる不良債権の引当率について共通の最低基準を設け、引当金の積み増しを求めることを

カバードボンドと投資ファンド規制を統一

欧州委員会は12日、金融機関が発行する担保付き債券のカバードボンドや投資ファンドに関する規制をEU域内で統一する方針を発表した。資本市場同盟(CMU)の構築に向けた取り組みの一環で、投資家や資金を必要とする事業者などが国

英GKN、メルローズの新たな買収提案も拒否

英エンジニアリング大手GKNに買収を提案している同国の投資会社メルローズ・インダストリーズは12日、買収額を引き上げたと発表した。しかし、GKNは同日、なお条件を不満とし、拒否を表明。メルローズが敵対的な株式公開買い付け

独エネルギー大手2社、事業交換で合意

独エネルギー大手のエーオンとRWEは11日、事業交換で合意したと発表した。当局の承認を得て取引が成立すると、エーオンはエネルギー網と販売に経営資源を集中。RWEは再生可能エネルギーを中心に発電事業を大幅に強化する。 RW

日本生命、ドイツ銀の資産運用子会社に出資

日本生命は12日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSに資本参加することで合意したと発表した。DWSが23日に実施する新規株式公開(IPO)に合わせて、DWSの株式5%を3億~3億6,000万ユーロで取得し、ドイツ銀に次ぐ第

フィンランドとエストニアのオンライン通販が合併

フィンランドの老舗通販ホビーホールとエストニアのオンライン通販会社ハンザポストが合併する。取扱商品の幅を広げるとともに、協働を通じて技術・開発力を向上させ、北欧・バルト圏のオンライン通販大手としての地位を固める。 合併後

コンチネンタル―MHV用電池システムで中国に合弁―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日、中国同業・四川成飛集成科技(CITC)と共同で同国に合弁会社を設立すると発表した。マイルドハイブリッド車(MHV)向けの48ボルト電池システムを開発・生産し、中国など

ダイムラー―北京汽車の電動車子会社に出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は8日、中国の提携先である北京汽車(BAIC)の電動車子会社、北汽新能源(BJEV)に3.93%出資すると発表した。ダイムラーは昨年6月、電気自動車(EV)など「新エネルギー自

日本生命―ドイツ銀の資産運用子会社に出資―

日本生命保険は12日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSに資本参加することで3社が合意したと発表した。資産運用力を強化する考え。 23日に予定するDWSの新規株式公開(IPO)に合わせて、DWS株5%を取得し、ドイツ銀に次

独エネルギー大手2社が事業交換

独エネルギー大手のエーオンとRWEは11日、両社の事業を交換することで合意したと発表した。当局の承認を得て取引が成立すると、エーオンはエネルギー網と販売に経営資源を集中。RWEは再生可能エネルギーを中心に発電事業を大幅に

中国華信能源、ロスネフチ株買収取引に遅れ

中国の民間資源・投資会社、中国華信能源(CEFC)がスイスの資源商社グレンコア及びカタール投資庁からロシア石油最大手の国営ロスネフチの株式14%を90億米ドルで買収する計画に、遅れが出ているもようだ。中国格付大手の中誠信

仏アクサ、損保XLグループを買収

仏保険大手のアクサは5日、英領バミューダ諸島に本社を置く損害保険会社のXLグループを153億ドルで買収することで合意したと発表した。損保事業の強化が狙い。今年下期の買収手続き完了を見込む。 1株当たりの買い取り価格は57

伊ルクソティカが福井めがねの経営権取得

眼鏡・サングラス大手の伊ルクソティカは6日、高級眼鏡フレームの製造を手掛ける福井めがね工業(福井県鯖江市)の株式67%を取得したと発表した。金額面など取引の詳細は公表していない。ルクソティカは眼鏡の部品製造から加工まで多

JX金属―金属粉製造の独社を買収―

JX金属は2月27日、金属素材製造の独エイチ・シー・スタルクから子会社エイチ・シー・スタルク・タンタルム・アンド・ニオビウム(略HCS TaNb)を完全買収すると発表した。幅広い分野の機器がネットワークでつながるIoT社

エボニック―デジタル印刷技術のスタートアップに出資―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は2日、デジタル印刷技術開発のスタートアップ企業であるイスラエルのベロックス(Velox)に出資したと発表した。特殊添加剤事業を強化する狙い。出資額や出資比率などは公表しないことで合

エボニック―メタクリル樹脂事業売却も―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で、メタクリル樹脂事業の戦略的なオプションを検討すると発表した。事業整理の一環で、合弁会社化や全面売却を視野に入れている。 メタクリル樹脂は透明度にすぐれた割れにくい

HSHノルトバンク―投資会社が買収へ―

独ハンブルク州とシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の州立銀行であるHSHノルトバンクは2月28日、両州とシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の貯蓄銀行連合会が同行株94.9%を投資会社サーベラスやJ.C.フラワーズなど計5社に

化学大手コベストロがDAX採用に

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業30社を対象とする株価指数DAXにはバイエルから分離・独立した化学大手コベストロが採用。

上部へスクロール