証券
年金給付利率を低く設定することは違法か
企業年金の給付原資(Versorgungskapital)に適用される給付利率を雇用主が決定することになっている場合、同利率を低めに設定することは違法なのだろうか。この問題をめぐる係争で最高裁の連邦労働裁判所(BAG)が
アフトワズ、第三者割当増資で850億ルーブル調達へ
ロシア自動車最大手のアフトワズ(AvtoVAZ)が年内に第三者割当増資を実施する方針だ。総額850億ルーブル(2億6,200万ドル)の新株発行計画の第1弾となるもので、筆頭株主の仏ルノーなどから250億ルーブル(3億8,
オルネクス―本社を独フランクフルトに移転―
投資会社アドベント傘下の樹脂大手オルネクスが本社をベルギーのブリュッセルから独フランクフルトに移転する。オルネクスはニュージーランド同業のニュープレックスを近日中に買収する見通し。産業立地条件の優れたフランクフルトに本社
バイエル―モンサント買収の提示額を条件付きで引き上げ―
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6日、米農業化学大手モンサントが同社による株式公開買い付け(TOB)を支持すれば1株当たりの買収提示額を従来の125ドルから127.50ドルに引き上げる考えを明らかにした。モ
フレゼニウス―過去最大の買収、スペイン大手病院を傘下に―
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は5日、病院子会社ヘリオスがスペインの民間最大手病院IDCサルー・ホールディングス(キロンサルー)を完全買収することで合意したと発表した。買収金額は57億6,000万ユー
フレゼニウス・メディカル・ケア―印人工透析大手を買収―
人工透析事業を製品製造から治療まで垂直統合で展開する独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は2日、印人工透析サービス大手サンドール・ネフロ・サービシズの資本85%を取得し買収すると発表した。インド
ゼネラル・エレクトリック―3Dプリンターの独SLMなど買収へ―
電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6日、3Dプリンター製造のSLMソリューションズ(ドイツ)とアーカム(スウェーデン)の2社を買収する方針を明らかにした。産業向け3Dプリンター事業を強化することが狙いで、同事
クノールブレムゼ―ハルデックスにTOB、ZFに横やり―
ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は5日、スウェーデンの商用車部品メーカー、ハルデックスを株式公開買い付け(TOB)で買収する考えを明らかにした。ハルデックスに対しては自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハー
フォルクスワーゲン―商用車のナビスターと戦略提携―
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は6日、商用車部門フォルクスワーゲン・トラック・アンド・バスが米同業ナビスターと戦略提携合意したと発表した。これまで手薄だった北米市場に本格進出して業界の「グロー
商船三井―独社から資本撤退―
商船三井は8月31日、子会社MOLロジスティクス(ヨーロッパ)が保有する独物流会社J.F.ヒレブラント・グループ(JFH)の全株式を売却すると発表した。これにより2016年7-9月期(第2四半期)連結決算で約190億円の
北ドイツ州立銀行―経営難のブレーメン州立銀を完全傘下に―
北ドイツ州立銀行(ノルトLB)は8月31日、経営難に陥っているブレーメン州立銀行(BLB)の資本をブレーメン州とニーダーザクセン貯蓄銀行連盟(SVN)から譲り受け出資比率を従来の54.83%から100%に引き上げることで
フロイデンベルク
独複合企業フロイデンベルクは1日、ハウスクリーニング用品製造の伊ジミ(Gimi)を同日付で買収したと発表した。フロイデンベルクは「フィレダ(Fileda)」ブランドで当該事業を展開。ジミは製品分野、事業地域で補完性が高い
Arm;英アームの株主、ソフトバンクによる買収を承認
英国の半導体設計大手アーム・ホールディングスは8月30日、ソフトバンクによる買収が同日の株主総会で承認されたと発表した。これによって同買収が決定した。 ソフトバンクは7月、アームを約240億ポンド(3兆3,000億円)で
商船三井、独社から資本撤退
商船三井は8月31日、子会社MOLロジスティクス(ヨーロッパ)が保有する独物流会社J.F.ヒレブラント・グループ(JFH)の全株式を売却すると発表した。2016年7~9月期(第2四半期)連結決算で約190億円の売却益を計
仮想通貨導入でUBSやドイツ銀が提携有価証券の決済を大幅に迅速・低コスト化
スイスのUBSやドイツ銀行など世界の大手金融機関5社は24日、ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨の導入に向けて協力すると発表した。有価証券の決済を大幅に迅速・低コスト化することが狙い。各国・地域の中央銀行や規制当局と協
独英取引所の合併計画、欧州委に承認申請
ドイツ取引所とロンドン証券取引所は25日、両社が合併して新会社を設立する計画の承認を欧州連合(EU)の欧州委員会に申請したと発表した。両社とも同計画に対する株主の承認を取り付けたことから、今後は当局の承認を得ることが課題
ポーランド、人民元建て国債の追加発行を検討
ポーランドが人民元建て国債(パンダ債)を追加発行することを検討している。25日に初めて実施したパンダ債発行が順調だったことを受けたもので、ノヴァク財務相は市場の動向を見極めた上で、今年か来年に実施したいとしている。発行額
ラインメタル―自動車部品部門のIPO凍結―
独軍需大手ラインメタル(デュッセルドルフ)のアーミン・パッペルガー社長は29日、自動車部品部門KSPGの新規株式公開(IPO)計画を凍結することを明らかにした。軍需部門との連携を強化しシナジー効果を引き出す方が、KSPG
イノジー―太陽電池・バッテリー会社を買収―
独エネルギー大手RWEの再生可能エネルギー子会社イノジー(8月末までの正式社名はRWEインターナショナル、本社:エッセン)は29日、太陽電池・バッテリー事業者の独ベレクトリック・ソーラー・アンド・バッテリー(BELECT
アリアンツ―インドネシア事業で東南アジア大手銀と提携―
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は23日、インドネシアでの保険販売で東南アジアの大手銀行メイバンク(Maybank)と戦略提携すると発表した。メイバンクがインドネシアに持つ支店網を利用して生保商品を販売していく。提携
ドイツ銀行
経営再建中のドイツ銀行は26日、アルゼンチン子会社を現地同業コマフィ銀行(Banco Comafi)に売却することで合意したと発表した。グローバル事業網のスリム化方針に沿った措置で、アルゼンチンの顧客には今後、他の国の拠
独英取引所の合併計画、欧州委に承認申請
ドイツ取引所とロンドン証券取引所は25日、合併計画の承認をEUの欧州委員会に申請したと発表した。欧州委は初期審査を実施し、競争上の問題があると判断すれば本格的な調査を行う。 両取引所は3月に合併で合意し、すでに株主の承認
リンデ―業界3位の米プラクスエアと合併交渉―
工業ガス世界2位の独リンデ(ミュンヘン)は16日、同3位の米プラクスエアとの合併に向けて交渉している事実を明らかにした。交渉は破談となる可能性もあるものの、合併が実現すれば仏エア・リキードを抜いてダントツの世界最大手とな
ユナイテッド・イニシエーターズ―投資会社が買収―
世界有数の開始剤メーカーである独ユナイテッド・イニシエーターズ(UI、プラッハ)は17日、投資会社エクイストン・パートナーズ・ヨーロッパ(旧バークレイズ・プライベート・エクイティ)が同社の過半数資本を投資会社2社(ビジョ
パナソニック―車載ソフトの独オープンエナジーを買収―
パナソニックは9日、車載コックピットソリューション向け組み込みソフトウエア開発の独オープンエナジーを完全買収したと発表した。パナソニックはオートモーティブ事業を高成長事業と位置付けており、今回の買収により次世代コックピッ
フリモ―投資会社が買収―
投資会社ドイチェ・ベタイリグングスAG(DBAG、フランクフルト)は9日、自動車産業向けの工具や樹脂部品製造機械メーカーである独フリモ(Frimo)の持ち分80%を取得し子会社化すると発表した。フリモの事業グローバル化を
エーオン―上半期30億ユーロの純赤字に―
エネルギー大手の独エーオン(エッセン)が10日発表した2016年1-6月期(上半期)決算の純損益は30億3,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(11億4,900万ユーロ)から大幅に悪化した。1月1日付で法的に分離
ドイツ取引所―合併計画を90%弱の株主が承認―
ドイツ取引所(フランクフルト)は17日、ロンドン証券取引所との合併計画を最終的に89.04%の株主が承認したと発表した。承認期限の7月26日24時時点までに株主の63.65%が賛成し承認ハードルの60%を超えたことから、
ポストバンクが無料口座を大幅縮小
独リテール銀行大手のポストバンクが振替口座料金を無料とするサービスを11月1日付で大幅に縮小する。事業を取り巻く環境の悪化を受けた措置で、ズザンネ・クロス取締役は『南ドイツ新聞』に「持続可能な事業モデルが必要になっている
豪投資銀行、スロバキアのエネルギー企業に出資
豪投資銀行マッコーリーがスロバキアのガスインフラ会社EPインフラストラクチャ(EPIF)に資本参加する。4日付の現地日刊紙『SMEデイリー』が消息筋の情報として伝えたもので、株式3分の1を取得すると見られる。ただ、EPI
ZF―商用車部品のハルデックスに友好TOB、SAFに対抗―
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは4日、スウェーデンの商用車部品メーカー、ハルデックスを株式公開買い付け(TOB)で買収することで同社経営陣と合意したと発表した。ハルデックスに対してはルクセンブルクに本社を
スロバキアの投資グループEco、スロベニアの衛生用紙メーカー買収
スロバキアの投資グループ、Ecoインベストがスロベニアの衛生用紙メーカー、パロマ(Paloma)を買収することが分かった。複数のメディアが先ごろ報じた。パロマの株主総会は1,822万ユーロの増資計画を承認済みで、Ecoは
SHW―中国企業が意図不明の出資―
中国の自動車部品メーカー安徽省安慶環新集団(ARN)が独同業SHWの株式6.06%を取得し、コメルツ銀行(同10.8%)に次ぐ第2位株主となったことが5日、明らかになった。出資の狙いは不明。SHWはメディアの問い合わせに
仏乳製品ラクタリス、ルーマニア企業を完全買収へ
仏乳製品大手のラクタリス(Lactalis)はこのほど、ルーマニア同業アルバラクト(Albalact)の完全買収に向けて、同社の少数株主に1株当たり0.5252レウ(約0.1ユーロ)での買収提案を行った。買収完了後にブカ
クーカ―上半期減益に―
産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)が3日発表した2016年1-6月期(上半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比31.7%減の4,670万ユーロと大幅に落ち込んだ。売上減のほか、同社に対する中国企業・美的集
シーメンス―3Dプリントサービス会社を買収―
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2日、3Dプリント出力サービスの英マテリアルズ・ソリューションズへの出資比率を従来の14%から85%に引き上げ買収したと発表した。製造のデジタル化を一段と推し進める考え。買収金額は公
アトテック―競売入札に中国企業が参加―
仏石油大手トタルが売りに出している独特殊化学子会社アトテック(ベルリン)の買収にエネルギー・化学大手の中国中化集団が関心を示しているもようだ。アトテックの競売入札に携わる人物の情報としてロイター通信が報じたもので、トタル
ビルフィンガー―洋上風力関連事業を売却―
産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は5日、洋上風力発電用基盤の製造・設置事業から撤退すると発表した。産業サービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置で、基盤の製造事業を産業持ち株会社の独VTCグループ、
アルノ―筆頭株主ワールプールが資本引き上げ―
経営不振の独キッチン家具メーカー、アルノ(プレンドルフ)は3日、筆頭株主の米家電大手ワールプールが保有する同社株14.08%を独投資会社タホ(Tahoe)が取得する見通しだと発表した。タホは同14.08%を取得するコール
ルフトハンザ・カーゴ―急送サービス会社を買収―
航空大手ルフトハンザの貨物輸送子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は9日、急送サービス会社タイム・マターズの資本51%を取得し完全子会社化したと発表した。業界の過剰輸送能力を背景に航空貨物運賃が下落し業績が悪化し
アリアンツ―子会社売却と自然災害で大幅減益に―
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が5日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の純利益は前年同期比46.0%減の10億9,000万ユーロと大きく落ち込んだ。韓国子会社の売却で3億5,200万ユーロの損失を出したほか
ミュンヘン再保険―自然災害響く、4-6月期減益に―
再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した2016年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は前年同期比9.0%減の9億7,400万ユーロへと後退した。カナダの森林火災や熊本地震など自然災害分野の保険金支払額が前年同期
クーカ
中国の家電大手の美的集団は8日、独産業ロボット大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)で最終的に同株94.55%を取得したと発表した。これを受けクーカ株はフランクフルト証券取引所のMDAX(DAXに次ぐ株式指数)採用
バイエルン州がVWに損賠請求へ、排ガス不正で
独バイエルン州のマルクス・ゼーダー財務相は2日、自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)を相手取って損害賠償請求訴訟を起こすと発表した。ディーゼル車排ガス不正問題の情報開示を同社が遅らせたため、VW株価の急落で同州の年金基
ポーランド政府、国営航空への出資で中国企業と協議
ポーランドのモラビエツキ副首相は3日、経営難に陥っている国営LOT航空の政府保有株の売却に向けて、中国の投資家と協議中であることを明らかにした。同副首相は「フラッグキャリアのLOT救済のためならコストは度外視する」と述べ
イスラエル製薬大手テバ、アラガンのハンガリージェネリック事業を買収
イスラエルの製薬大手テバは3日、米アラガンのジェネリック医薬品(後発薬)事業買収の一環で、同社のハンガリー法人アクタヴィス・ジェネリックス(ブダペスト)を取得したと発表した。ハンガリー事業を強化すると共に、2019年末ま