農林水産

農業設備の独ペトクス、クラスノダールに工場設置

農業設備メーカーの独ペトクスが、ロシア南部のクラスノダール地方に種子・穀物処理設備の生産拠点を設置する。当初の投資規模は約6,500万ルーブル(100万ユーロ)で、年産能力は500台。2019年までに稼働する予定だ。50 […]

卸売物価の上昇率、5月は3.1%に低下

ドイツ連邦統計局が13日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比3.1%増となり、上げ幅は前月の同4.7%から大きく縮小した。石炭・石油製品の上昇率が16.7%から6.0%へと低下したことが反映された格好。卸売物価は昨年1

ボッシュ―スマート農業ソリューションを日本で開発―

独電機・ソフト大手ボッシュの日本法人は8日、スマート農業向けソリューションを開発したと発表した。トマトのハウス栽培の病害予防を目的とするもので、日本の農家の協力を受けて開発した。今月から日本で受注を開始。今後は対象をいち

住友化学―殺菌剤開発でBASFと協力―

住友化学は13日、農業用殺菌剤の開発で化学大手の独BASFと協力合意したと発表した。住友化学が発明した化合物を両社で開発。それぞれで独自に製剤化し、市場投入する。 共同開発する化合物は主要な病害に高い効果を持つほか、既存

バイエル―コベストロ株売却、出資比率50%未満に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)6日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式1,725万株を機関投資家に売却し出資比率を従来の53.3%から44.8%へと引き下げた。今後も連結対象とするものの、中期的には

水道料金大幅上昇の恐れ、過剰施肥で水質悪化

ドイツ連邦環境庁(UBA)は9日、水道料金が今後、大幅に上昇する恐れがあることを明らかにした。耕地の過剰施肥で地下水に含まれる硝酸塩の濃度が上昇していることが背景にある。硝酸塩の濃度を飲料に適した水準に引き下げるための浄

ディア―独建機大手ヴィルトゲンを買収―

農業・建設機械大手の米ディア・アンド・カンパニーは1日、独建機大手ヴィルトゲンをオーナー一族から買収することで合意したと発表した。顧客基盤などを拡大するとともに、規模の効果を引き出していく考え。現金46億ユーロで譲り受け

BASF―中国合弁でプロピオン酸の生産能力拡大―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1日、中国石油化工との合弁会社BASF-YPCでプロピオン酸の生産能力を拡大すると発表した。中国やインドなどアジア諸国で穀物飼料保存剤としての需要が拡大しているためで、南

独機械受注、4月は3%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月を実質3%下回った。減少は2カ月連続。国内受注が15%減となり、足を強く引っ張った格好だ。国外はユーロ圏が14%増と好調で、ユーロ圏外も1%伸

4月輸入物価6.1%上昇、中間財とエネルギーが押し上げ

ドイツ連邦統計局が30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が6.1%となり、4カ月連続で6%以上となった。中間財とエネルギーが全体を強く押し上げた格好。価格変動が激しいエネルギーを除いた輸入物価の上昇率は3.

6月1日付の主な法令改正

・派遣社員の最低賃金を西部地区で1時間9.23ユーロ、東部地区で同8.91ユーロに ・公的健保の給付上限額(Festbetrag)が決まっていない医薬品の価格を2009年8月1日時点の水準に据え置く時限ルールの失効期限を

バイオマスからアニリン、コベストロなどが製造方法開発

化学基礎原料のアニリンをバイオマスから製造することに、化学大手の独コベストロなどが成功した。石油などの化石燃料を原料に合成するこれまでの手法に比べ環境負荷が小さいなどメリットは大きく、研究・開発チームは今後、量産技術の開

4月生産者物価3.4%上昇、中間財が最大の押し上げ要因に

ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比3.4%増となり、2011年12月以来の大きな伸びを記録した。同指数に占める比重が31%に上る中間財で4.3%上昇したことが最大の押し上げ要因。エネルギーは

4月の卸売物価4.7%上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比4.7%増となり、これまでに引き続き大きく上昇した。石炭・石油製品が16.7%上昇して全体が強く押し上げられた格好。このほか、鉱石・金属(+14.0%)、スク

石油とパック旅行がインフレ率を押し上げ

ドイツ連邦統計局は12日、4月の消費者物価統計の詳細を発表した。インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.0%、前月比が0%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが5.1%上昇して物価を強く押し上げており、

K+S

独肥料大手のK+Sが投資家の受け入れに向けて交渉を行っている。ブルクハルト・ローア社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙に明らかにしたもので、「投資家がわが社の戦略的な取り組みに伴走するのであれば、心

エボニック―約20%の増収に、販売増と買収の効果で―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が5日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比19%増の36億8,300万ユーロと大きく拡大した。米同業エアー・プロダクツから買収した特殊添加剤事業を決算に

中国化工―シンジェンタのTOBに成功―

中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)は5日、スイスの農薬大手シンジェンタへの株式公開買い付け(TOB)で4日までに同株80.7%を確保し、TOBの成立条件(同67%以上の確保)を達成したと発表した。シンジェ

アマゾン―食品販売を独で始動―

ネット通販世界最大手の米アマゾンは4日、生鮮品を含む食料品の販売サービス「アマゾンフレッシュ」をドイツで開始した。対象地域はベルリンとポツダムで、プレミアム会員が利用できる。 取扱点数は8万5,000点強で、ベルリンにあ

バイエルに事業放出命令、南ア当局がモンサント買収で

独ライフサイエンス大手バイエルによる米農業化学大手モンサントの買収計画を審査していた南アフリカ競争委員会は7日、同計画を条件付きで承認したと発表した。バイエルの種子ブランド「リバティリンク」事業を同種子用の除草剤「リバテ

ロシアが対トルコ制裁解除、貿易摩擦の火種は残る

ロシアのプーチン大統領は3日、トルコのエルドアン大統領と会談し、ロシア軍機撃墜事件を機に導入していたトルコへの制裁措置を解除することを明らかにした。トルコ産農産物の輸入禁止措置を撤廃するほか、ロシアで就労するトルコ人への

ロシアが対トルコ制裁解除、貿易摩擦の火種は残る

ロシアのプーチン大統領は3日、トルコのエルドアン大統領と会談し、ロシア軍機撃墜事件を機に導入していたトルコへの制裁措置を解除することを明らかにした。トルコ産農産物の輸入禁止措置を撤廃するほか、ロシアで就労するトルコ人への

輸入物価3月も高水準に

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した3月の輸入物価指数は前年同月比6.1%増となり、上げ幅は前月の同7.4%を下回ったものの、これまでに引き続き高い水準を記録した。エネルギーが32.8%上昇して全体が押し上げられた格好で

インフレ率が再び上昇、4月は2%に

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅(インフレ率)は2カ月ぶりに上昇した。物価に占める比重が50%を超えるサービス部門で上昇率が前月の同0.7%から1.7

ドイツの対アフリカ輸出、規模はスウェーデン向け以下

ドイツのアフリカ向け輸出高は昨年245億ユーロ(暫定値)となり、輸出総額に占める割合は2.0%にとどまったことが、連邦統計局の発表で分かった。ドイツの輸出先ランキングで13位に付けるスウェーデン向け(250億ユーロ)を下

BASF―精密農業分野で買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4月25日、ITベースの農業支援モデルを開発する米ZedXを買収することで合意したと発表した。栽培のうえで重要なデータを収集・分析して生産性を高める精密農業分野で事業を強

バイエル―業績見通し引き上げ、素材好調で―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4月27日の決算発表で2017年12月期の業績予測を引き上げた。素材子会社コベストロが好調なためで、売上高を従来予測の490億ユーロ以上(前期比で1ケタ台前半~半ばの増加率)

1-3月期小売売上0.8%増加、通販などけん引

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期を0.8%上回った。非食料品店部門が2.2%増と好調で、特に通販(7.2%増)と家具・家電・日曜

ポーランド化学大手アゾティ、硝酸工場新設

ポーランド化学大手アゾティの肥料子会社グルパ・アゾティ・プワヴィ(GAP)は4月24日、独ティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションから技術供与を受けて硝酸プラントを新設すると発表した。既存設備近代化を含めた投

中国化工のシンジェンタ買収、欧州委が条件付で承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は5日、中国化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)が農薬世界最大手のシンジェンタ(スイス)を買収する計画を承認したと発表した。中国化工が欧州で展開している農薬、植物成長調整剤事業の多くを手放す

中国化工のシンジェンタ買収、欧州委が条件付で承認

欧州委員会は5日、中国化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)が農薬世界最大手のシンジェンタ(スイス)を買収する計画を承認したと発表した。中国化工が欧州で展開している農薬、植物成長調整剤事業の多くを手放すことが条件となる。

3月インフレ率1.6%に減速、原油安など反映し

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した2017年3月のインフレ率(速報値)は前年同月比で1.6%となり、前月の同2.2%から0.6ポイント縮小した。エコノミストらは今後の見通しとして「年内は2月の水準を超えないだろう」との

ダウとデュポンの合併、欧州委が条件付で承認

欧州委員会は3月27日、米化学大手のダウ・ケミカルとデュポンが合併する計画を承認したと発表した。両社が提示した事業売却など競争上の是正策を実施することが条件となる。 ダウとデュポンは2015年12月に合併で合意。新会社「

GMトウモロコシの栽培認可、欧州委が最終判断へ

EU加盟国は3月27日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ2品種の栽培認可の是非について特定多数決による採決を行い、過半数の国が反対票を投じたものの、否決に必要な票数には届かず、規定により欧州委員会に最終判断を委ねた。欧

BASF―米農薬大手FMC買収を検討か―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が米農薬大手FMCの買収を視野に入れているとの観測が浮上している。農業化学業界では巨大合併で下位メーカーを圧倒する2大大手が誕生しようとしていることから、BASFは買収を通

アマゾン―生鮮食料品販売を独で開始―

ネット通販世界最大手の米アマゾンが生鮮食料品の販売をドイツで開始するもようだ。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が業界情報として22日報じたもので、配達業務はドイツポスト子会社のDHLが全面的に引き受けるという。両社は

ダウとデュポンの合併、欧州委が条件付で承認

欧州委員会は3月27日、米化学大手のダウ・ケミカルとデュポンが合併する計画を承認したと発表した。両社が提示した事業売却など競争上の是正策を実施することが条件となる。 ダウとデュポンは2015年12月に合併で合意。新会社「

日・EU首脳会談、EPAの年内大枠合意で一致

安倍晋三首相は21日、ブリュッセルのEU本部でトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)、ユンケル欧州委員長と会談し、日本・EU間の経済連携協定(EPA)について、年内の大枠合意を目指して交渉を加速させることで一致した。米

トランプ包囲網形成へ、CeBITで独日首相が自由貿易を擁護

国際情報通信技術見本市CeBIT(セビット)がドイツ北部のハノーバーで20日、開幕した。日本をパートナー国とした今回は安倍晋三首相が参加。製造業のデジタル化であるインダストリー4.0やあらゆる機器がネットでつながるモノの

生産者物価5年来の上げ幅に、2月は3.1%

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比3.1増となり、5年2カ月来(2011年12月以来)の大きな伸びを記録した。同物価の上昇は4カ月連続。エネルギーが5.4%高くなり、全体が強く押し上げられた

ズベルバンク、クロアチア食品大手アグロコルに追加融資

経営難に陥っている南東欧食品最大手のクロアチア・アグロコル(Agrokor)に対し、ロシア銀行最大手で国営のズベルバンクが3億ユーロを追加融資する。これにより、アグロコルはグループ再建のチャンスを得る。ただ、現地報道によ

欧州復興開発銀、リトアニア農産大手に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、リトアニアの農産大手KGグループに1,000万ユーロを融資すると発表した。同社のベラルーシ事業を支援するもので、同国における家畜飼料の質向上や最新の工業規格導入の促進を図る。 KGは

鉱工業生産1月は拡大、前月比2.8%増に

ドイツ連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.8%増となり、同2.4%減となった前月から改善した。増加は2カ月ぶり。経済省は企業景況感が良好なことを受けて、鉱工業界の

住宅・光熱費が消費支出の36%に

ドイツの一世帯当たりの消費支出は月額2,391ユーロ(2015年)で、その36%に当たる859ユーロを住宅・光熱費が占めることが、連邦統計局の発表で分かった。ダントツで大きな支出項目で、2位以下に大差を付けている。 2番

卸売物価が5年半ぶりの上昇率に、2月は5%

ドイツ連邦統計局が10日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比5.0%増となり、5年半ぶり(2011年8月以来)の大きな伸びを記録した。前年同月を上回るのは5カ月連続。石炭・石油製品が20.7%増となり、上昇率が強く押し

石油と野菜がインフレ率を強く押し上げ

ドイツ連邦統計局は14日、2月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.2%、前月比が0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上げており

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