陸運

ドイツポストが小包料金値上げ、7月から最大44%

ドイツポストは18日、国内の小形小包料金を値上げすると発表した。物価と輸送・人件費の上昇を踏まえた措置。一般小包では「コンパクト(50グラム以下)」を40セント(44%)増の1.3ユーロ、「大(500グラム以下)」を30 […]

欧州委、完全自動運転車実用化の行動計画発表

欧州委員会は17日、安全で環境に配慮した、効率的な輸送システムを実現するための取り組みをまとめた政策文書を発表した。欧州における人や物資の移動と輸送の近代化を目的としたイニシアチブの最終段階にあたるもので、完全自動運転車

日通、中国経由の日欧複合一貫輸送を開始

日本通運は15日、中国経由で日本と欧州を結ぶ複合一貫輸送サービスを導入すると発表した。顧客のニーズを踏まえた取り組みで、21日から開始する。 海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた「ユーラシア・トレイン・ダイレクト(シー・アン

日本通運―中国経由の日欧複合一貫輸送を開始―

日本通運は15日、中国経由で日本と欧州を結ぶ複合一貫輸送サービスを導入すると発表した。顧客のニーズを踏まえた取り組みで、21日から販売を開始する。 海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた「ユーラシア・トライン・ダイレクト(シー

トルコ、首都間高速鉄道整備でブルガリアと交渉

トルコ政府はイスタンブールとブルガリア国境を結ぶ鉄道を整備する計画だ。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を構成する鉄道路線をブルガリア国境まで延長し、同国内の鉄道と接続することを検討しており、両国が省庁レベルで交渉を進めて

ロシア、天然ガス輸送をめぐるウクライナへの姿勢を軟化

天然ガスの輸送(トランジット)をめぐり、ロシアがウクライナに対する姿勢を軟化させている。ガスプロムのアレクサンドル・メドベージェフ副社長は4月24日、打ち切りを予告していたウクライナ経由の欧州へのガス輸送について、来年以

エストニアのIT企業、衛星利用のインフラ監視システム導入

エストニアのIT企業デイテルは17日、人工衛星を使ったインフラ監視システム「シレ(Sille)」を導入すると発表した。橋梁や鉄道、パイプライン、港湾、鉱山などの管理を支援するもので、これまでよりも安く運用できることから、

ウーバーに対する仏裁判所の業務停止と罰金命令、EU裁が支持

EU司法裁判所は10日、フランスの裁判所がタクシーおよびハイヤー業に関する同国の法律に基づき、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズに業務停止を命じると共に、現地法人の幹部2人に刑法上の罰則を科した判断を支持する判決

電動トラックの走行料金免除を交通省が計画

電動トラックの走行料金免除を独交通省が計画している。アンドレアス・ショイアー交通相が『南ドイツ新聞』に明らかにしたもので、10~11日にメーゼベルクで開催された集中閣議で計画を説明したとしている。走行料金を全額免除するこ

ベラルーシの電動輸送機器大手、プダペストで合弁

ベラルーシの電動輸送機器大手ベルコムンマシュ(Belkommunmash)がハンガリーの首都ブダペストに合弁会社の設立を計画している。首都ミンスクのクレパク副市長が11日明らかにしたもので、20日にはミンスクのショレツ市

ウーバーに対する仏裁判所の業務停止と罰金命令、EU裁が支持

EU司法裁判所は10日、フランスの裁判所がタクシーおよびハイヤー業に関する同国の法律に基づき、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズに業務停止を命じると共に、現地法人の幹部2人に刑法上の罰則を科した判断を支持する判決

ドイツポスト

物流大手のドイツポストは9日、電気自動車(EV)子会社ストリートスクーターが製造するトランスポーターの販売で米自動車大手フォードの独法人と協業すると発表した。フォードの独商用車販売店でストリートスクーターのモデル「ワーク

米配車サービスのウーバー、スロバキアで営業中止

配車サービス大手の米ウーバーは3月27日、スロバキアでの営業を中止した。ブラチスラバ第1区裁判所の判決に基づくもので、今後の戦略などは明らかになっていない。昨年12月にウーバーをタクシー業者と認定した欧州司法裁判所(EC

シーメンス―交通ソフトのエイムサンを完全買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、交通ソフト開発の西エイムサン(Aimsun)を完全買収すると発表した。データを活用したデジタル交通ソリューションの分野で競争力を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意し

シーメンス、スペインの交通ソフト会社を買収

独シーメンスは20日、交通用ソフト開発を手がけるスペインのエイムサンを買収すると発表した。データを活用したデジタル交通ソリューションの分野で競争力を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。4月の買収手続き完了を

アベルティス―アトランティアとACSが共同買収で合意―

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアとスペイン建設大手ACSは14日、スペインの有料道路運営会社アベルティスを共同買収することで合意したと発表した。アベルティスをめぐる買収合戦を繰り広げていた2社が手を組む形となる。

ブラジルのデジタル化支援へ、シーメンスが当局と合意

電機大手の独シーメンスは14日、ブラジル輸出投資振興局(APEX)と覚書を交わしたと発表した。製造業のデジタル化に対応できる基盤を同国に作り出して国外から投資資金を呼び込み、経済発展と雇用の拡大につなげる考えだ。ジョー・

ポーランド物流大手、セルビアに新会社設立

ポーランドの物流大手OTロジスティクスは14日、セルビアのベオグラードに新会社OTLフォワーディングを設立したと発表した。南東欧諸国の顧客に貨物輸送や船荷積み替えなどのサービスを提供し、潜在成長力の大きい同地域の物流市場

独製紙業界、ネット通販拡大で包装紙が好調

ドイツ製紙事業者連盟(VDP)がこのほど発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%増の2,297万トンへと拡大した。ネット通販市場の成長を背景に全体の51%強を占める包装用紙が3.4%増えたことが大きい。工業・特

露ヤンデックス、ベオグラードにスマート交通システム供給

ロシア検索サイト最大手ヤンデックスがセルビアの首都ベオグラードの都市輸送システムの向上に向け技術協力を行う。セルビアのポポビッチ・イノベーション技術開発担当相が先ごろ明らかにした。ヤンデックスは交通輸送に関連するデジタル

ダイムラー―電気大型トラックを21年から量産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日、電気大型トラックを2021年から量産する計画を発表した。まずは試作車を協力企業に提供して実用テストを実施。そこで得られた情報を開発にフィードバックし、製品化を目指す。

ダイムラー、電気大型トラックを21年から量産

独自動車大手のダイムラーは21日、電気大型トラックを2021年から量産する計画を発表した。まず試作車を協力企業に提供して実用テストを実施。そこで得られた情報を開発にフィードバックし、製品化を目指す。商用車部門のシュテファ

商用車新車登録が過去最高に、17年は約37万台

独自動車工業会(VDA)は19日、国内商用車新車登録台数(バスを含む、被けん引車を含まない)が昨年は前年比3%増の36万9,146台となり、過去最高を更新したと発表した。好景気とネット通販利用の拡大を背景に小型輸送車の需

タクシー配車サービス エストニア

タクシー配車サービスを提供する。競合の米ウーバーなどより割安な料金が特徴で、昨年10月に参入したパリでは、手数料をウーバーの25%を下回る15%に設定。顧客がより安価に利用でき、ドライバーの取り分も増やすことができるよう

公共交通機関の無料化を政府が検討、都市の大気汚染対策で

大気汚染が深刻な国内の都市で公共交通機関を無料化することを、ドイツ政府が検討している。欧州連合(EU)の欧州委員会に宛てた政府書簡をもとにロイター通信が13日に報じたもので、ディーゼル車の部品レベルの修理と低公害ゾーンの

小包配達大手のDPD、エストニアに新物流拠点

フランス郵政公社傘下の独小包配達大手DPDが、エストニア北東部のユフヴィ工業団地に物流拠点を設ける。投資額は100万ユーロ超。今春の着工、8月の完工を予定している。 DPDはユフヴィに拠点を置いてきたが、事業拡大に伴って

IHI、ルーマニアで大型架橋工事を受注

IHIインフラシステム(本社:大阪府堺市)は17日、イタリアの建設会社アスタルディと共同で、ルーマニア道路インフラ公社から東部ブライラ市のドナウ川架橋工事を受注したと発表した。本体の橋のほか接続橋・道路を含め、総延長約2

世界経済加速で景気に厚み、個人消費に続き外需・投資も柱に

ドイツ経済は明るい新年を迎えた。1年前は米トランプ政権の成立や英国の欧州連合(EU)離脱決定など保護主義やナショナリズムの動きが世界的に強まり、企業の輸出や国際事業の先行きに影を落としていたが、昨年は時間を追うごとに世界

BMW―ドイツポストのEV子会社に電池供給―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は12月29日、物流大手ドイツポストの電気自動車(EV)子会社ストリートスクーターに車載電池モジュールを供給すると発表した。BMWはすでに、電動船外機製造の独トルキード(Torqeedo

ドイツ鉄道などが損賠訴訟、トラックカルテルで

ドイツ鉄道(DB)は12月20日、欧州のトラックメーカーをミュンヘン地方裁判所に提訴したと発表した。トラックメーカーが結んでいたカルテルで被害を受けたとして、損害賠償の支払いを要求している。DBは同社のほか、国防軍と独企

世帯の消費支出、平均は2480ユーロ

ドイツの世帯の消費支出は2016年時点で月2,480ユーロだったことが、連邦統計局の発表で分かった。西部地区(西ベルリンを除く)は2,587ユーロで、東部地区(ベルリンを含む)の2,078ユーロを24.5%上回っている。

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

フォルクスワーゲン―電気バンの実用テストへ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、開発中の電気バン「eクラフター」をドイツ、英国、オランダ、スウェーデンの大口顧客の一部に引き渡したと発表した。これら顧客は今後、配達業務に同社車両を投入

不審荷物の受け取りに注意、爆発物の恐れ

ポツダムのクリスマス市会場にある薬局に爆発物の入った小包が1日、郵送された。ドイツポストの宅配便子会社DHLに対する恐喝事件の一環とみられる。今後も同様の荷物が送られる恐れがあり、警察は不審物が届いたら開けずに通報するよ

対中国で新たな問題、外資の意志決定に党の介入懸念

中国の2つの経済政策がドイツと欧州連合(EU)の大きな懸念材料となっている。ひとつは外資系企業に対する政府・共産党の統制強化、もうひとつは東欧地域に対する中国の影響力の拡大だ。前者は欧州企業の中国事業をこれまで以上に難し

ボルボ、ウーバーに自動運転タクシーを供給

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは20日、配車サービス大手の米ウーバーに自動運転タクシーを供給することで合意したと発表した。2019~21年に最大2万4,000台を供給する。 ウーバーは配車アプリを活用した自動車相

中東・中央アジア5カ国、幹線整備で協定締結

アフガニスタンとトルコを結ぶ道路・鉄道幹線「ラピスラズリ幹線(Lapis Lazuli corridor)」の整備に向けて、両国およびアゼルバイジャン、ジョージア、トルクメニスタンの5カ国が15日、協定を締結した。関税手

フリックスブス―米市場進出へ―

長距離路線バス大手の独フリックスブス(ミュンヘン)は8日、米国市場に進出する計画を発表した。米国では公共交通機関の評価が高まっていることから、低料金でサービスを提供し需要を掘り起こす考えだ。 カリフォルニアで事業を展開す

独DHLエクスプレス、ブダペスト空港に拠点開設

独郵便・物流大手DHLの国際宅急便部門DHLエクスプレスはこのほど、ブダペスト空港に物流センターを開設した。すでに業務を開始しているDHLグローバルフォワーディング(国際輸送サービス)、DHLフレイト(トラック輸送)と連

NEDO、モスクワの信号システム実証事業完了

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1日、モスクワ市における高度交通信号システムの実証試験を完了したと発表した。実証試験は交通渋滞の緩和を目的としたもので、日本で実績のある自律分散信号システムを同市内の交差点

タクシー配車サービス スロバキア

スロバキア初のタクシー配車サービスを提供する。2012年の設立当初は利用数が月わずか100件だったのが、現在は1日当たり1,500件まで拡大した。 登録ドライバーはタクシー免許の所持者に限定していたが、この10月からは免

精密ばねのアドバネクス、来年8月にチェコ工場を開所

精密ばねの製造販売を手がけるアドバネクス(本社:東京)が来年8月、チェコで新工場を開所する。2020年までに欧州売上高を3,800万ユーロに増やす中期計画に基づくもので、デベロッパーのCTPが運営する工業団地「CTPar

ホーホティーフ―有料道路運営の西アベルティスにTOB―

スペイン建設大手ACSの独子会社ホーホティーフ(エッセン)は18日、スペインのインフラ企業アルベルティス・インフラストラクチュラスに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。アルベルティスに対してはすでにイタリアの

モンテネグロの海港民営化、中国・アラブ資本が食指

モンテネグロ政府は、主要港湾であるバール港の部分民営化を推進する方針だ。現時点で中国及びアラブ圏の投資家が関心を示している。モンテネグロは過去にも同港の民営化を試みたものの、白紙に戻した経緯がある。 ヌルコヴィッチ交通相

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