電子、電機

電機業界の3月受注31%増加、部品・部材不足で生産には支障

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した独電機業界の3月の新規受注高は前年同月比31.3%増と急拡大した。世界経済回復のほか、比較対象の昨年3月は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要が激減していたという事情がある […]

インフィニオン、昭和電工からウエハー調達

半導体大手の独インフィニオンは6日、昭和電工からパワー半導体向けSiCエピタキシャルウェハーを調達する契約を締結したと発表した。需要が急拡大するSiC半導体を中・長期的に安定供給できるようにするため、調達先を拡大する。契

AMS、傘下のオスラムの上場廃止

センサー大手のAMS(オーストリア)は3日、ドイツの照明子会社オスラムの上場を廃止すると発表した。他の株主が持つオスラム株式を買い取ってオスラムを統合し、新会社AMSオスラムを設立する。 AMSは2019年に株式公開買い

ポーランドのPKNオルレン、水素ステーションを設置へ

ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンは4日、国内初の乗用車・バス用水素ステーションの運営委託先の選定手続きに入ったことを明らかにした。まず公共交通の排出ゼロに取り組む国内西部のポズナンと南部のカトヴィツェにステーショ

サムスン電子、ポーランドで5G通信の実証試験

韓国のサムスン電子は5日、ポーランドの首都ワルシャワで第5世代移動通信システム(5G)の実証試験を実施すると発表した。提携する同国の携帯電話サービス大手プレイの商用ネットワークを利用し、4~6月期中に試験を開始する。この

仏ミシュラン、電気バスに適したタイヤ新製品を発売

仏タイヤ大手のミシュランは1日、電気バスに最適な新製品「ミシュランX Incity EVZ」を発売した。都市近郊での輸送用途を想定しており、内燃エンジンを搭載した従来型のバスでも使用できる。従来製品と比べ、タイヤ寿命は1

ロシアとベトナム、AI分野で提携の可能性を協議

ロシアとベトナムは4月28日、ビデオ会議を行い、人工知能(AI)分野での提携の可能性について協議した。急発展し成長性の大きい同分野で両国が話し合うのは今回が初めて。同会議はサンクトペテルブルク外交問題委員会が主催したもの

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

輸入物価が10年来の上げ幅に、3月は6.9%

ドイツ連邦統計局が4月29日に発表した3月の輸入物価指数は前年同月を6.9%上回り、2011年4月以来およそ10年ぶりの大きな上げ幅となった。世界的な景気回復を受けてエネルギーと中間財が大幅に上昇。エネルギーを除いた同物

インテル―独に半導体工場建設も―

半導体大手の米インテルがドイツに工場を建設する可能性が出てきた。訪欧中のパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は欧州誌『ポリティコ』に、アジアに伍して半導体を生産できるようにするための枠組み条件を創出することを欧州

フォード―ケルン工場で長期操短、半導体不足受け―

米自動車大手フォードが独ケルン工場で長期の操業短縮を開始した。半導体不足を受けた措置で、従業員の3分の1に当たる5,000人が対象となっている。日刊紙『ビルト』が報じ、同社が追認した。 操短の期間は5月3日~6月18日と

BMW―全個体電池の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは3日、全個体電池を開発する米スタートアップ企業ソリッドパワーが行う資金調達に応じることで合意したと発表した。ソリッドパワーの製品開発を加速させ、全個体電池搭載の新モデルを2020年代半ばに市場投

BASF―ユミコアとクロスライセンス、電池正極材で―

化学大手の独BASFは4日、ベルギーの非鉄金属大手ユミコアと電池正極材の分野でクロスライセンス契約を締結したと発表した。リチウムイオン電池正極材の開発を加速するとともに、電池メーカーなど顧客の知財権侵害訴訟リスクを低減す

リンデ―ハンガリー初の水素ステーションを開設―

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

ルネサスの独社買収をカルテル庁が承認

ドイツ連邦カルテル庁は4月29日、ルネサスエレクトロニクスが英国に本社を置くドイツ系の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターを完全買収する計画を承認したと発表した。両社の製品分野が異なるうえ、市場に強力な競合も存在するこ

電機輸出2カ月ぶり増加、2月は前年同月比+2.6%に

独電気電子工業会(ZVEI)が4月26日に発表した同国の2月の電機製品輸出高は前年同月比2.6%増の172億ユーロとなり、2カ月ぶりに拡大した。1~2月は1月の不振が響き前年同期比1.2%減の341億ユーロへと落ち込んだ

電線原料不足が一段と深刻化

独電気電子工業会(ZVEI)は3日、欧州電線製造業界の原料不足がこれまで以上に深刻化しているとの声明を発表した。2月の時点では不足品がポリ塩化ビニル(PVC)に限られていたが、現在はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(

3月小売売上11%増加、過去最大の伸びに

ドイツ連邦統計局が3日発表した3月の小売売上指数(2015年=100、暫定値)は物価調整後の実質で前年同月比11.0%増の123.0となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月は店舗営業規制が緩和され

通信機器大手エリクソン、ブダペストのR&D拠点を拡張

スウェーデンの通信機器大手エリクソンがハンガリー・ブダペストの研究開発(R&D)拠点を拡張する。200人を雇用してクラウドを用いたマルチメディアシステムの開発を行う予定。投資額30億フォリント(830万ユーロ)のうち6億

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

ボルボグループ、新型電気トラック3種類を今年発売

スウェーデンの商用車大手ボルボグループは4月20日、欧州市場で今年新たに3機種の大型電気トラックを発売すると発表した。地域輸送や建設用途向けに供給するもので、量産開始は2022年後半の予定。既存の3モデルと合わせ、中大型

SMS―子会社ポールワースを完全傘下に、脱炭素に向け―

鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社

電動車の割合が3倍の22%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が21日発表した1~3月の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)の新車登録台数は14万2,856台となり、前年同期を190.7%上回った。乗用車全体に占

テレビ会議用の装備は事業所委に必要、雇用主に提供義務

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、対面方式の会議をテレビ・電話会議に切り替える動きが従業員の代表機関である事業所委員会(Betribsrat)の間に広がっている。こうしたテレビ会議などに必要な装備を雇用主は提供しなけ

ルーマニアのユーアイパス、IPOで13.4億ドル調達

ルーマニアのスタートアップ企業で、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)のソリューションを手がけるユーアイパス(UiPath)が20日、ニューヨーク証券取引所での新規株式公開(IPO)で13億4,000万ドル

オープンソースドローンの開発製造 ロシア

オープンソース※ドローンの研究開発および製造を手掛ける。同社のドローンは4つの回転翼を持つクワッドコプタータイプで、教育用ドローン「COEXクローバー」と、配達・監視用の「COEXペリカン」の2つの製品ラインを展開する。

独VWがスロバキアでのSUV生産を停止、半導体不足で

独フォルクスワーゲン(VW)が29日から来月7日まで、スロバキアのブラチスラバ工場におけるSUV(スポーツ型多目的車)生産を停止する。半導体部品の不足が理由だ。Aセグメントに分類されるシティカーの生産は計画通り継続する。

電装部品の韓国・京信ケーブル、セルビア工場が開所

韓国自動車部品メーカーの京信ケーブルは24日、セルビア中部のスメデレブスカ・パランカで新工場の開所式を行った。工場設置により、戦略市場の一つである欧州での生産能力を引き上げ、現地の要請に迅速に応じられる体制を整える。投資

ウズベクに火力発電所建設、建設費12億ドル

ウズベキスタン・エネルギー省は19日、オランダ企業のストーン・シティ・エナジー(SCE)と火力発電所の建設で合意したと発表した。建設費は12億米ドル。2024年末に着工し、完成後の設備容量は1,560メガワットとなる。S

貿易政令を改正、AI企業などへの外資の出資に申告義務

ドイツ政府は27日の閣議で、貿易政令改正案を了承した。欧州連合(EU)への域外からの直接投資の審査枠組みを定めた指令を踏まえたもので、人工知能(AI)、自動運転、半導体、オプトエレクトロニクス、量子コンピューターなど将来

ソニー―試作EVの5Gテスト走行、ボーダフォンと独で開始―

ソニーグループは21日、電気自動車(EV)の試作モデル「ビジョンS」を用いた5Gテスト走行を英電気通信サービス大手ボーダフォンの独法人(ボーダフォン・ドイチュラント)と共同で開始したと発表した。高度な自動運転の実現に向け

ポルシェ―独で電池セル生産へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェが車載電池セルを自ら生産する計画だ。オリファー・ブルーメ社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、「電池セルはドイツの自動車産業の中核技術で

米社による英アーム買収、英政府が安保面でも調査

英政府は19日、英半導体設計大手アームを米半導体大手エヌビディアが買収する計画について、安全保障への影響を含めて調査を行うと発表した。競争・市場庁(CMA)が1月から競争上の観点で調査を進めているが、安保面での問題がない

ソニー、独で試作EVの5Gテスト走行開始

ソニーグループは21日、英通信大手ボーダフォンの独法人(ボーダフォン・ドイチュラント)と共同で、電気自動車(EV)の試作モデル「ビジョンS」を用いた5Gテスト走行をドイツで開始したと発表した。高度な自動運転の実現に向けた

仏ミシュラン、車検のスキャンソリューション企業と提携

仏タイヤ大手のミシュランは15日、スキャンツールを用いた車の自動検査ソリューションを手がけるプルーフステーション(ProovStation)との提携を発表した。同社の検査システムにミシュラン独自のスキャンソリューション「

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