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2010/2/10

総合 - ドイツ経済ニュース

欧州中銀が金利据え置き

この記事の要約

欧州中央銀行(ECB)は4日の定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。金利据え置きは9カ月連続。トリシェ総裁は理事会後の記者会見で、ユーロ圏の景気は回復に向か […]

欧州中央銀行(ECB)は4日の定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。金利据え置きは9カ月連続。トリシェ総裁は理事会後の記者会見で、ユーロ圏の景気は回復に向かっているが、「回復のペースは緩やか」としたうえで、「回復にはむらがあり、先行きは不透明だ」と指摘。ユーロ圏の物価上昇圧力が急速に強まる恐れはないとの見通しも示し、現行の金利水準は「適切」と強調した。

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ECBは景気回復を受けて、非常時の金融政策を元に戻す「出口戦略」を昨年12月に開始し、特別公開市場操作(オペレーション)での1年物資金供給を昨年12月に打ち切った。トリシェ総裁は来月の理事会で追加措置に踏み切るかどうかを検討することを明らかにしており、その決定が注目される。

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