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2010/2/17

経済産業情報

サムスンなどのアジア系ブランド、独で評価高まる

この記事の要約

独市場調査大手GfKが実施したブランド調査で、レゴ(玩具)、サムスン、グーグルの3社が各部門のトップブランドに選ばれた。レゴは製品ブランド、サムスンは成長ブランド、グーグルは企業ブランドの首位に立った。今年の特別部門「サ […]

独市場調査大手GfKが実施したブランド調査で、レゴ(玩具)、サムスン、グーグルの3社が各部門のトップブランドに選ばれた。レゴは製品ブランド、サムスンは成長ブランド、グーグルは企業ブランドの首位に立った。今年の特別部門「サスティナビリティブランド」ではヘンケルがトップに選出されている。

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レゴが製品ブランドでトップ10に入るのは今回が7回目。同部門では昨年1位のミーレ(白物家電)が2位、ニベアが3位に入った。GfKは31分野の200社の市場シェアを調査したうえで、消費者3,000人を対象に信頼感やアイデンティティー、価格設定、品質に関するアンケートを実施し、ランキングを作成した。

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成長ブランドは製品ブランドと同様の方法で選ばれた。首位サムスンの次には台湾のエイサー、4位には中国のレノボが入っており、アジア勢がブランド力を高めていることが分かる。3位はPunica(果汁飲料)だった。

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企業ブランド部門のランキングは売上高、知名度、時価総額をもとに63社を選んだうえで、消費者2,000人に国際性や品質、親近感、独自性などをたずねて作成した。グーグルがトップに輝くのは2年連続3回目。2位はアウディ、3位はフォルクスワーゲンで国内自動車メーカーが健闘している。

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