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2010/5/12

経済産業情報

4月乗用車新車登録32%減に、日産は絶好調

この記事の要約

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2010年4月の乗用車新車登録台数は前年同月比31.7%減の25万9,414台と大幅に落ち込んだ。比較対象の09年4月は景気対策で導入された新車購入補助金の効果で販売が大きく押し上 […]

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2010年4月の乗用車新車登録台数は前年同月比31.7%減の25万9,414台と大幅に落ち込んだ。比較対象の09年4月は景気対策で導入された新車購入補助金の効果で販売が大きく押し上げられており、その反動が出た格好。登録数は補助金導入前の08年4月に比べても18.4%後退した。

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減少率が最も大きかったのは新車補助金の恩恵を強く受けた小型車で、57.1%落ち込んだ。一方、恩恵の少なかったスポーツ車は68.3%増と急増、オフロード車とアッパーミドルクラス車もそれぞれ6.2%、1.3%の伸びを示した。

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ブランド別では日産(インフィニティを含む)が前年同月比63.2%増の5,701台とダントツの伸びを記録した。このほか、昨年振るわなかった高級車ブランドもポルシェが11.2%増、BMWが7.1%増、メルセデスが4.3%増と盛り返している。

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日産を除くと、日本勢は軒並み減少した。各ブランドの実績はトヨタ(レクサスを含む)が56.3%減の6,318台、マツダが1.8%減の3,488台、ホンダが21.6%減の2,793台、スズキが49.9%減の2,640台、三菱が59.3%減の1,618台、スバルが35.3%減の481台、ダイハツが43.3%減の376台となっている。

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昨年好調だった韓国メーカーも不振で、現代は39.1%減の5,879台、起亜は40.7%減の3,329台に落ち込んだ。独フォルクスワーゲン(VW)、オペル、フォード、仏ルノー(ダチアを含む)、プジョー、シトロエン、伊フィアット、西セアト、チェコのスコダなど欧州の主な大衆車ブランドも減少率が2ケタ台に上っている。

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一方、4月の商用車新車登録は前年同月比12.5%増の2万57台に拡大した。3.5トン以下の小型トランスポーターが19.9%増えて全体を押し上げた格好。20トン超の大型は19.9%落ち込んだ。

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二輪車は2万3,338台で、変動率は前年同月比がマイナス12.6%、前月比もマイナス12.8%だった。

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