商用車大手MAN(ミュンヘン)のゲオルグ・パハタレイホーフェン社長は12日付の独日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ』に掲載されたインタビュー記事のなかで、スウェーデンの同業スカニアとの提携に前向きな姿勢を示した。早ければ年内にも量産部品の共同調達が実現し効果が表れる可能性もあると説明。また、排ガス処理システムや車軸などの共有化も比較的早期に実現できる例として挙げた。中期的には次世代モデルのエンジンや高度なハイテク部品の開発で協力し、開発コストを軽減することを視野に入れている。
\一方で、両社は今後も別々のブランドで事業展開するとも述べ、販売市場では競合関係が続くこと強調した。Scaniaの親会社でMANに約30%出資する独自動車大手のVolkswagen(VW)は、両社との3社連合を目指しているとされている。
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