ドイツ連邦統計局が9日発表した2011年4月の製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.6%上回り、3カ月連続で改善した。国内売上が2.2%増加して全体を押し上げた格好。国外はユーロ圏が2.9%減、ユーロ圏外が0.1%減となり、トータルで1.3%後退した。
\主要業界ではコンピューター・電子・光学機器が6.2%増と大きく拡大。このほか、食品・飼料(2.6%増)と自動車・自動車部品(2.0%増)が前月を上回った。減少幅が最も大きかったのは機械で、マイナス2.4%だった。
\製造業売上の前年同月比の変動率は物価・営業日数調整後の実質でプラス10.1%だった。国内が9.4%増、国外が10.9%増で、国外の内訳はユーロ圏が8.1%増、ユーロ圏外が13.3%増。
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