ドイツ連邦統計局は16日、労使が取り決める協定賃金の上げ幅が昨年はドイツもフランスもそれぞれ1.8%だったと発表した。インフレ率は各1.2%、1.7%のため、実質の上昇率はドイツの方が高い。
\ドイツの協定賃金上昇率を業界別でみると、最も大きかったのは建設と情報通信技術でともに2.5%に達した。最低は金融・保険と不動産で各1.4%にとどまった。
\一方、フランスはドイツとは逆に不動産と金融・保険の上げ幅が最も大きく、それぞれ2.1%、2.0%に上った。情報通信技術も2.0%の幅で上がっている。
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