独情報通信業界連盟（Bitkom）は14日、タブレットPCの2011年国内販売台数が210万台となり、前年の80万台から163％増加するとの見通しを明らかにした。今春時点の予測は150万台だった。同端末の人気は極めて高く、Bitkomが実施したアンケート調査ではクリスマス商戦期に購入ないしプレゼントすると回答した消費者が13％に達したという。来年の販売台数は29％増の270万台を見込む。
\タブレットPCの売上高は今年141％増えて11億ユーロとなる見通し。平均価格が前年比8％減の534ユーロに低下するため、増加幅は販売台数をやや下回る。Bitkomの予想では、来年の売上高は19％増の13億ユーロに拡大する。
\国内のパソコン販売台数に占めるタブレットPCの割合は急増しており、今年は16％に達する見通し。そのしわ寄せでネットブックの販売台数は35％減の90万台に落ち込み、シェアは7％へと低下する。またノートパソコンはシェア50％を保つものの、個人ユーザー向けの販売台数は15％減の380万台に後退する。法人向けは8％増の300万台へと拡大する。
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