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2012/1/4

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EnBW―ポーランド発電所の持分を仏EDFに売却―

この記事の要約

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は12月21日、ポーランドの発電所2カ所の持分を同業の仏EDFに3億100万ユーロで売却すると発表した。売却益で再生可能エネルギー事業を強化するほか、発電施設の近代化も実施。ド […]

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は12月21日、ポーランドの発電所2カ所の持分を同業の仏EDFに3億100万ユーロで売却すると発表した。売却益で再生可能エネルギー事業を強化するほか、発電施設の近代化も実施。ドイツのエネルギー転換政策に対応していく。

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EDFに売却したのはリブニクにある石炭発電所の持分32.45%と、ヴロツワフにある熱併給発電所の持分15.59%。EnBWは国外事業を大幅に絞り込む方針を打ち出している。

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EDFは今回の取引により、両発電所への出資比率をそれぞれ97.34%、50%プラス1株へと引き上げ、ポーランド最大の外資系エネルギー事業者としての地位を強化する。同社のポーランド売上高は過去12年間、10億ユーロを超えている。

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両社は長年、戦略提携してきたが、EDFは昨年2月、保有するEnBW株45%をEnBWの地元バーデン・ヴュルテンベルク州に売却し資本を引き上げた。今回の取引により、両社の提携解消は事業面でも加速することになる。

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