ソーラー産業全国連盟(BSW-Solar)は12月29日、ドイツの2011年の太陽光発電量が前年比60%増の186億キロワット時超となり、過去最高を大きく更新したと発表した。石油と天然ガスの価格高騰と、太陽光発電設備の価格下落が追い風となった格好。太陽光発電設備の価格は07年に比べ50%以上、低下したという。カルステン・ケルニヒ専務理事は「太陽エネルギーは(原子力から再生可能エネルギーへの)エネルギー転換の不可欠の要素となった」との見方を示した。
\国内の消費電力に占める太陽エネルギーの割合は現在およそ3%に上る。2020年にはこれが約10%に拡大する見通し。
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