ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年2月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.5%増となり、2カ月ぶりに改善した。国外が好調で、0.3%減となった国内の不振を相殺。ユーロ圏は0.8%、ユーロ圏外は1.8%の幅でそれぞれ増加した。
\主要部門で増加率が最も大きかったのは自動車・自動車部品で、3.8%に達した。これに機械(同2.8%)、ゴム・樹脂製品(1.6%)が続く。減少幅が最大だったのは食料品で、3.3%減少。情報・電子・光学機器と化学もそれぞれ2.6%、1.6%落ち込んだ。
\1~2月の製造業売上は物価・営業日数調整後の実質で前年同期を2.8%下回った。内訳は国内が4.1%減、ユーロ圏が5.0%減、ユーロ圏外が1.2%増だった。
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