ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2013年3月の新規受注高は前年同月比で実質4%減少した。世界経済の先行き不透明感を背景に企業が設備投資を控えた影響で、国内受注が15%減と大きく後退。水準を大きく押し下げた。国外受注はユーロ圏外からの大型受注が多かった効果で、かろうじて1%増加した。
\特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、1~3月は前年同期を2%下回った。国内が7%減少、国外は横ばいを保った。
\1~2月の生産高は前年同期比で3.9%減少した。12~2月の輸出高も前年同期を5%下回っている。米国需要はこれまえに比べて勢いがなく、中国も増加と減少を繰り返しているという。
\