独最大手銀行Deutsche Bank(フランクフルト)が30日発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は3億3,500万ユーロとなり、前年同期の6億6,100万ユーロからほぼ半減した。法務リスク関連の引当金を6億3,000万ユーロ積み増したことが響いた。同引当金の累積総額は30億ユーロに上る。
\税引き前利益は7億9,200万ユーロで、18%減少した。リストラ中の資産管理部門が17%減の8,200万ユーロに後退。投資銀行部門は株式・コンサルティング業務が好調で58%増の7億8,500万ユーロに拡大した。リテールも貸倒引当金の低下と住宅融資需要の拡大がプラス要因となり38%増の5億700万ユーロと好調だった。
\狭義の中核自己資本比率(Tier1)は前期の8.6%から10%に上昇し、2015年までに10%に引き上げるとした目標を前倒しで達成した。
\