ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年7月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減(暫定値)となり、3カ月連続で落ち込んだ。国内売上は0.1%増えたものの、ユーロ圏(ドイツを除く)とユーロ圏外がそれぞれ1.7%、1.9%後退したことが響いた。
\部門別では電気設備の減少幅が最も大きく、3.3%落ち込んだ。機械(同2.5%減)と自動車・自動車部品(2.1%減)、情報・電子・光学機器(2.1%減)も振るわない。主要産業で増加したのは食品・飼料(4.0%増)と化学(3.1%増)だけだった。
\1~7月の製造業売上は物価・営業日数調整後の実質で前年同期を1.8%下回った。国内とユーロ圏が各3.2%、4.2%下落して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外は2.6%増加した。
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