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2013/9/11

企業情報

BSH Bosch Siemens Hausgeraete―判断ミスで全面リコール遅れる―

この記事の要約

白物家電大手の独BSH Bosch Siemens Hausgeraete(ミュンヘン)が食洗機のリコール(無料の回収・修理)を8月末から行っている。当該機種で問題が発生している事実は2009年時点で分かっていたが、この […]

白物家電大手の独BSH Bosch Siemens Hausgeraete(ミュンヘン)が食洗機のリコール(無料の回収・修理)を8月末から行っている。当該機種で問題が発生している事実は2009年時点で分かっていたが、このときは原因を正しく把握せず、リコールを一部の国に限定。最近になって本当の原因が明らかになったため、問題の機種の全面リコールを開始した。

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対象機種は1999年から2005年にかけて生産したもので、Bosch、Siemens、Neff、Constructa、Junker+Ruhの5ブランドで販売した。部品が過熱して発火する恐れがある。

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回収対象となるのは500万台で、ドイツ国内がそのうち200万台を占める。部品の過熱で煙が出た件数は国内だけで69件あったという。

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09年時点のリコールは米国、英国、オーストラリア、台湾、アイルランドの5カ国でしか行わなかった。これらの国の電力網との相性に問題があると判断したためだ。だが、最近になってコントロールパネル部品の欠陥が原因であることが分かった。リコール費用は明らかにしていない。

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