世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展「IFAベルリンショー」が6日、ベルリンで開幕した。53回目となった今回は出展者数が前年比3.5％増1,493社に拡大、展示面積も1.4％増えて14万5,000平方メートルに達した。4年連続で仮設展示場を設置するなど、同見本市の吸引力の高さをうかがわれる。主催者は最終日（11日）までに24万人の来場者を見込む。
\今年は「4K（フルHDの4倍の解像度を持つ動画フォーマット）対応テレビ」「（テレビなどの）ジェスチャー操作・音声認識」「セカンドスクリーン（テレビ番組に関連するコンテンツをスマートフォンやタブレットで同時に視聴できる機能）」「コンバーチブル型ウルトラブック（ノートパソコンとタブレットの機動を兼ね備えた1台2役のハイブリッドPC）」「ワイヤレススピーカー・ヘッドホン」「スマートホーム」などに注目が集まった。
\ソニーは4日のプレスカンファレンスで、ノートPCにもタブレットにも変形できる新型「VAIO」、スマホに外付けできる「レンズカメラ」、スマートフォン「Xperia Z1」などを紹介した。LGはスマートテレビ機能を搭載した65インチの4KTV出展。東芝は超高精細（UHD）フォーマットのコンテンツをUHD対応のテレビ受像機に伝送できるノートブック「Satellite P50-A-11L」を披露した。
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