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2013/10/9

経済産業情報

ブランド価値独トップはメルセデス・ベンツ、9社が世界トップ100入り

この記事の要約

企業ブランド研究・コンサルティングを手がけるInterbrand(ケルン)が9月30日発表した世界ブランドランキング「Best Global Brands」で、米アップルが今年のトップに選ばれた。2位はグーグル、3位はコ […]

企業ブランド研究・コンサルティングを手がけるInterbrand(ケルン)が9月30日発表した世界ブランドランキング「Best Global Brands」で、米アップルが今年のトップに選ばれた。2位はグーグル、3位はコカコーラで、7位までを米企業が独占した。独トップはメルセデスベンツ(総合11位)で、BMW(同12位)、SAP(同25位)、Volkswagen(同34位)が続いた。日本企業のトップはトヨタ(10位)。同社は自動車ブランドで世界トップに輝いた(表参照)。

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Best Global BrandsはInterbrandが2000年から毎年作成しているもので、財務データ、顧客の忠誠度(購買時の意思決定に及ぼす影響)、市場競争力などの指標をもとにブランド価値をはじき出す。

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ドイツ企業は計9社がトップ100入りを果たした。そのうち5社を自動車メーカーが占めている。

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今回初めて上位100位内にランクインしたのは米メディアDiscovery(70位)、米日用品Duracell(85位)と米自動車シボレー(89位)の3ブランド。前年に比べブランド価値が急上昇したのはフェイスブック(52位、43%増)、グーグル(2位、34%増)、プラダ(72位、30%)などで、ブランド価値が急落したのはノキア(57位、65%減)、モルガン・スタンレー(71位、21%減)、任天堂(67位、14%減)などだった。

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