ドイツ機械工業連盟（VDMA）が10月30日発表した独業界の2013年9月の新規受注高は前年同月比で実質6％減少した。国内受注は21％増加したものの、国外が16％落ち込んで足を強く引っ張った。
\VDMAのエコノミストは国外受注が大きく減少したことについて、比較対象の12年9月はユーロ圏外から大型受注が大量に入ったため、今年9月はその反動が出たとの見方を示した。国内の大幅な受注増については◇大型設備の受注が多かった◇企業の設備投資が活発化してきた――を挙げた。
\特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、7～9月は前年同期比で実質1％減少した。国外が7％減少したことが影響。国内は11％増加した。
\
