欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2013/11/13

経済産業情報

英語能力指数ランキング、ドイツは60カ国中14位

この記事の要約

語学教育、研修プログラムなどを手がける私立教育機関エジュケーション・ファースト(EF)が発表した世界の英語能力指数(EF EPI)調査で、ドイツは58.47ポイントを獲得し調査対象60カ国中14位にランクした。トップはス […]

語学教育、研修プログラムなどを手がける私立教育機関エジュケーション・ファースト(EF)が発表した世界の英語能力指数(EF EPI)調査で、ドイツは58.47ポイントを獲得し調査対象60カ国中14位にランクした。トップはスウェーデン、2位はノルウェーで、10位までを欧州諸国が独占した。アジア地域のトップはマレーシア(11位)。日本は26位だった。

\

EFの調査結果は2011年から公表されており、今回で3回目。インターネットで提供している2種類の無料英語力判定テストと、語学プログラムの受講希望者が受けるオンライン実力試験(有料)の結果から各国の成人の英語力を測定・比較する。EFによると、これら3種類の試験の実施方法は世界共通で、試験結果によって何らかの特典を得られるわけでもないため、受講者が点数を引き上げるために不正行為を行うことはないという。

\

ドイツは初回(2007~09年に調査、11年に発表)の調査に比べ1.83ポイント上昇したものの、欧州諸国の多くで英語力がより大きく上昇したため、ランキングでは8位(44カ国中)から14位に転落した。

\

初回と比べて英語力が最も上昇したのはトルコで、11.85ポイント増。ランキングは44カ国中の43位から、60カ国中の41位に改善した。水準は低いもののカザフスタンも11.73ポイント増となり、11年の最下位から57位(下から4位)に上昇した。ハンガリーは9.61ポイント増で、11年の20位から13年には9位にランクアップし、ドイツを追い抜いた。

\