ドイツポストは15日、郵便・小包料金を来年1月1日付で一部値上げする計画を連邦ネットワーク庁に申請した。コストの上昇を生産性の引き上げで吸収しきれないため、顧客に転嫁すると説明している。値上げ幅は同庁の許容基準内に収まっており、申請は承認される見通し。
\郵便料金は20グラム未満の国内封書が現在の58セントから60セントに引き上げられる。また、国際郵便では1キロ~2キロの封書が16.90ユーロから17ユーロに引き上げられる。書留料金は国内も国外もともに2.05ユーロから2.15ユーロに値上げとなる。
\国内小包料金は据え置かれる。ただ、オンライン料金別納サービスではそれぞれの価格帯で9セント上昇。2キロ未満の場合は3.90ユーロから3.99ユーロへと引き上げられる。
\国際小包料金では2キロ未満が据え置かれる。2キロ以上はオンライン料金別納サービスも含め、重量と郵送先の地域により値上げされるものと値下げされるものがある。新旧料金の一覧表はドイツポストDHLのプレスリリースサイト(http://www.dpdhl.com/de/presse/pressemitteilungen.html)で閲覧できる。
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