ドイツ連邦統計局が12月23日発表した2013年11月の輸入物価指数は前年同月比で2.9%減少した。前年同月を下回るのは11カ月連続。エネルギー価格が7.3%下がり、全体が押し下げられた格好。原油と石油製品を除いたベースでは低下幅が2.3%だった。
\エネルギーでは石炭が13.0%下落。原油と石油製品もそれぞれ6.5%、7.8%下がった。天然ガスはマイナス7.7%。
\エネルギー以外ではコーヒー生豆(25.9%減)、穀物(19.7%減)、粗ニッケル(18.9%減)、粗銅(12.0%減)の下落幅が大きかった。
\粗鉄・鉄鋼・鉄合金は6.0%下がったものの、鉄鉱石は19.5%増と大幅に上昇した。牛乳・乳製品も12.5%上がっている。
\輸入物価の前月比の変動率はプラス0.1%だった。
\輸出物価は前年同月比が1.1%減となり、8カ月連続で低下したものの、前月比は横ばいを保った。
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