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2014/4/16

企業情報

Volkswagen AG―1-3月期販売5.8%増に―

この記事の要約

自動車大手の独Volkswagen(VW)が11日発表した2014年1-3月期(第1四半期)のグループ販売台数は240万台で、前年同期を5.8%上回った。北米、南米販売は不調だったものの、同社最大の市場であるアジア・太平 […]

自動車大手の独Volkswagen(VW)が11日発表した2014年1-3月期(第1四半期)のグループ販売台数は240万台で、前年同期を5.8%上回った。北米、南米販売は不調だったものの、同社最大の市場であるアジア・太平洋が13.7%増の97万8,700台と大きく拡大。欧州販売も市場の回復を追い風に8.7%増の95万8,600台と好調だった。

アジア・太平洋では主力市場の中国で14.5%増の88万700台を記録した。インド販売は振るわず、30.4%減の1万8,100台に後退した。

欧州販売の地域別内訳は、ドイツを除く西欧が8.7%増の95万8,600台、ドイツが7.9%増の28万2,800台、中東欧が12.0%増の15万9,200台だった。ロシアは6万5,900台で、2.1%減少した。

北米は4.1%減の19万7,900台。主力の米国が6.5%減の13万3,500台に落ち込んだことが響いた。南米は23.1%減の16万8,600台で、ブラジルは20.5%減の12万7,700台だった。

ブランド別では、AudiとSkodaが特に好調で、それぞれ11.7%増の41万2,800台、12.1%増の24万7,200台を記録した。Seatも7.3%増の9万3,400台とグループ平均を上回る伸びとなった。VWブランドの乗用車は3.9%増の148万台、Porscheは4.5%増の3万8,700台、VWブランドの商用車は2.3%減の12万900台だった。