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2014/5/21

経済産業情報

人通りが最も多いショッピング街はケルンに

この記事の要約

ドイツのショッピング街で人通りが最も多いのはケルンのシルダーガッセであることが、不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(JLL)がこのほど発表した調査結果で分かった。消費者の通行量はトップテナント料、消費者の購 […]

ドイツのショッピング街で人通りが最も多いのはケルンのシルダーガッセであることが、不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(JLL)がこのほど発表した調査結果で分かった。消費者の通行量はトップテナント料、消費者の購買力などとならんで小売店が出店を決める際の大きな要因となっている。JLLは独国内にある170の主要ショッピング街を対象に、3月29日(土)の13~14時に一斉調査を実施した。

シルダーガッセは1時間の通行者数が1万4,590人に達した。全国1位になったのは過去5年間で3回目。2位も同じケルンのホーエ・シュトラーセだった(表を参照)。人口50万人未満の都市ではヴィースバーデンのキルヒガッセが8位となり、トップ入りを果たしている。

高級ショッピング街で最も通行量が多かったのはデュッセルドルフのケーニヒアリーで、5,660人に上った。全国ランキングでは46位につけている。これにシュツットガルトのシュティフトシュトラーセ(3,465人、92位)、ミュンヘンのマキシミリアンシュトラーセ(2,345人、132位)、ハンブルクのノイエ・ヴァル(1,635人、151位)、フランクフルトのゲーテシュトラーセ(1,355人、163位)が続く。