ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した6月の失業者数は283万3,000人で、前月を4万9,000人下回った。失業減は季節要因によるもので、同要因を加味した実質では9,000人増加。2カ月連続で実質増となった。今年は暖冬だった関係で冬季の失業者数が比較的少なく、その副作用で先月と今月は名目の減少幅が小さかった。
失業率は6.5%で、0.1%低下した。また、失業者数を前年同月と比べると3万2,000人減少した。
求人指数BA-Xは153で、前月を3ポイント下回った。専門人材は特に流通、メカトロニクス、エネルギー、電機、金属加工、機械、自動車、ヘルスケア、交通、物流業界で不足している。