ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年7月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、2カ月連続で上昇した。ユーロ圏外は0.7%減となったものの、ユーロ圏(国内を除く)と国内がそれぞれ2.0%、1.7%伸びて、全体が押し上げられた格好。
部門別では自動車・自動車部品が6.9%増加。電気設備と金属製品も各2.4%、1.6%拡大した。機械は1.5%減と振るわず、ゴム・樹脂製品も0.7%落ち込んだ。
7月の製造業売上は前年同月比では4.0%増加した。ユーロ圏とユーロ圏外がそれぞれ6.6%、5.4%上昇。国内も2.3%伸びた。
1~7月の累計は前年同期比3.5%増で、内訳はユーロ圏とユーロ圏外が各4.5%増、国内が2.3%増だった。