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2014/10/8

企業情報

BASF―インドに新工場、現地供給体制を強化―

この記事の要約

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、インド西部のダヘジ(グジャラート州)で新生産施設の竣工式を行った。同施設の建設は2013~20年にアジア・太平洋地域で総額100億ユーロ以上の投資を行う計画に沿った […]

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、インド西部のダヘジ(グジャラート州)で新生産施設の竣工式を行った。同施設の建設は2013~20年にアジア・太平洋地域で総額100億ユーロ以上の投資を行う計画に沿った措置で、主に同国西部、北部で原料供給体制を強化する狙いがある。投資額は1億5,000万ユーロで、同社の印投資では過去最大となった。

新工場ではポリウレタンの前駆体である粗MDI(ジフェニルメタン・ジイソシアネート)や、ポリウレタン製品、ボディケア用品・洗剤向けの化学品を生産する。

BASFはインドに生産施設・販売事務所を計8カ所、研究開発センターを計2カ所持つ。現地の雇用規模は2,254人で、昨年は10億200万ユーロを売り上げた。