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2015/1/14

総合 - ドイツ経済ニュース

独製造業売上、11月はやや減少

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減(暫定値)となり、2カ月ぶりに後退した。ユーロ圏(ドイツを除く)が1.8%減少し、足を強く引っ張った […]

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減(暫定値)となり、2カ月ぶりに後退した。ユーロ圏(ドイツを除く)が1.8%減少し、足を強く引っ張った格好。国内は0.1%減、ユーロ圏外はプラスマイナス0%だった。

主要部門では化学(3.1%減)と情報・電子・光学機器(2.8%減)の落ち込みが大きく、食料品と金属製造・加工もそれぞれ1.6%、1.4%減少した。増加幅が最も大きかったのは自動車・自動車部品で5.0%を記録。これに電気設備が2.0%で続いた。ゴム・樹脂製品は0.6%増、機械は0.5%増だった。

11月の製造業売上は前年同月比(物価・営業日数調整値)では0.2%増加した。国内は1.0%縮小したものの、ユーロ圏とユーロ圏外がそれぞれ1.3%増加。全体の伸び率でプラスとなった。

1~11月の累計は前年同期比(同)2.6%増だった。すべての地域で増収を確保。伸び率はユーロ圏で4.2%、ユーロ圏外で3.9%、国内で1.2%に上った。