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2015/1/28

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ノバルティス―為替差損など響く、増益幅1%に―

この記事の要約

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が26日発表した2014年12月期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為 […]

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が26日発表した2014年12月期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為替の影響を除いたベースでは増益幅が7%に上った。最終利益は12%増の102億8,000万ドル、売上高は1%増の579億9,600万ドルだった。

特許薬部門の営業利益は84億7,100万ドルで、10%減少した。主要製品の特許切れが響いた格好。新製品の販売が好調なため、今後は業績が改善するとみている。眼科治療薬部門アルコンの営業利益は30%増の15億9,700万ドル、後発医薬品部門サンドは同6%増の10億8,800万ドルだった。

15年12月期は1ケタ台半ばの売上成長を見込む。特許薬の新製品で販売が好調なほか、新興国市場が急速に拡大しているためで、営業利益の伸び率は売り上げを上回ると予想している。

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