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2015/2/4

総合 - ドイツ経済ニュース

輸入物価2年連続で低下、14年は-2.2%に

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が1月28日発表した2014年の輸入物価指数は前年比2.2%減となり、2年連続で低下した。エネルギーが最大の押し下げ要因で、原油と石油製品を除いたベースでは下げ幅が1.5%だった。 エネルギー価格は平均1 […]

ドイツ連邦統計局が1月28日発表した2014年の輸入物価指数は前年比2.2%減となり、2年連続で低下した。エネルギーが最大の押し下げ要因で、原油と石油製品を除いたベースでは下げ幅が1.5%だった。

エネルギー価格は平均10.0%低下した。原油が9.0%、石油製品が8.0%の幅でそれぞれ下落。天然ガスは13.8%落ち込んだ。

鉱石の輸入価格もマイナス12.7%と大きく低下した。これを受けて金属価格も下落。銑鉄・鉄鋼・鉄合金と非鉄金属はそれぞれ2.0%、2.4%落ち込んだ。

14年の輸出物価指数は前年比0.3%減で、こちらも2年連続で低下した。

14年12月の輸入物価指数は前年同月比3.7%減となり、下げ幅は前月の2.1%、前々月の1.2%を大きく上回った。低下は24カ月連続。エネルギーが26.4%減と大きな足かせとなった格好で、原油の下げ幅は35.6%に達した。石油製品は29.2%減、天然ガスは10.7%減だった。

輸入物価は原油と石油製品を除いたベースでは0.1%上昇。エネルギー全体を除いたベースでは0.6%増となり、1年前の水準を4カ月連続で上回った。

輸入物価は前月比では1.7%低下し、3カ月連続で落ち込んだ。

12月の輸出物価は前年同月比が0.1%増、前月比が0.3%増だった。

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