ドイツ連邦統計局は22日、2015年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、GDPの約3分の2を占める個人消費(民間最終消費支出)が実質0.6%増加して全体をけん引。設備投資と建設投資もそれぞれ1.5%増、1.7%増となり、ともに2四半期連続で拡大した。輸出は0.8%増で、伸び率は2四半期連続で輸入の伸びを下回った。
実質GDP成長率0.3%に対する内需全体の寄与度は0.5ポイントだった。外需(輸出-輸入)はマイナス0.2ポイントで、2四半期連続で成長率を押し下げた。(表を参照)