ドイツ連邦統計局が29日発表した9月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0%となり、インフレ率(消費者物価の変動率)はマイナス0.4%となった1月以来の低水準へと落ち込んだ。エネルギーの下落幅が前月の7.6%から9.3%に拡大し全体が強く押し下げられた格好だ。食料品は1.1%増となり、上げ幅は前月の0.8%を0.3ポイント上回ったものの、物品全体では下げ幅が1.3%に達した。サービスは1.1%上昇した。
消費者物価は前月比では0.2%下落した。
欧州連合(EU)基準の9月の消費者物価指数は前年同月比が0.2%低下、前月比は0.3%落ち込んだ。