1-5月の建築許可件数7.6%減に、集合住宅は増加

ドイツ連邦統計局が13日発表した1~5月の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比7.6%減の13万7,057件と大きく落ち込んだ。増改築や一世帯・二世帯住宅の減少が響いた格好。低金利や移民の増加、都市への人口集中を背景に3世帯以上の集合住宅はこれまでに引き続き好調だった。

新築住宅の許可件数は11万9,334件で、前年同期を4.7%下回った。一世帯住宅が11.3%減少。二世帯住宅も3.7%落ち込んだ。集合住宅は4.0%増の6万6,244件となり、1~5月では19年来の高水準に達した。

難民流入が大幅に減少していることから、受け入れ施設となる寮の件数は32.4%減の6,951件と大幅に落ち込んだ。

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