スタートアップ専門プラットホーム設立へ

シュツットガルト証券取引所と独スタートアップ企業全国連盟は今年半ば、スタートアップ専門の共同プラットホーム「スタートベース」を設立する。スタートアップの支援が狙い。国内スタートアップの4分の1に当たる約2,000社が2020年末までに参加するという目標を掲げている。

シュツットガルト証取が現在運営するプラットホーム「ベンチャーツフェーレ」を発展・解消する形でスタートベースを立ち上げる。スタートアップが投資家や既存企業などと接触するほか、事業資金を調達できるようにすることが主な狙いだ。

シュツットガルト証取は金融市場や資金調達分野のノウハウを持ち寄る。仮想通貨を利用した資金調達「イニシャル・コイン・オファリング(ICO)」などを視野に入れている。

ベンチャーツフェーレの参加企業は現在、スタートアップで約300社、投資会社で40社、大企業で20社にとどまる。シュツットガルト証取はスタートアップ連盟と手を組むことで、参加企業を大幅に増やす考えだ。スタートベースは「独スタートアップ業界を広くカバーする、初めての英語ベースのオンライン・プラットホームになる」としている。

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