ルフトハンザ―シェルからSAF調達へ―

航空大手の独ルフトハンザは1日、石油大手の英シェルから持続可能な航空燃料(SAF)を調達することで基本合意したと発表した。フライトに伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する狙い。販売する航空燃料の10%を2030年までにSAFに切り替えるとしたシェルの目標達成に寄与することになる。

24~30年の7年間に最大で計180万トンのSAFを調達する。取引量は両社にとって過去最大となる。

ルフトハンザはCO2の排出量を30年までに19年比で半減し、50年までに炭素中立を達成するという目標を掲げている。その実現に向け機材の近代化やフライトの最適化、炭素中立フライト商品の販売のほか、SAF投入の強化を進めていく。

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