イエナオプティック―半導体産業が盛んなドレスデンに新工場―

光学部品大手の独イエナオプティックは6日、同国東部のドレスデンで新工場の鍬入れ式を行った。半導体の製造に投入される光学部品とセンサーを生産する。半導体市場の成長に伴って拡大するこれら部品の需要を取り込む意向だ。

7,000万ユーロを投じて新工場を建設する。床面積は1万1,000平方メートルで、そのうち2,000平方メートルをクリーンルームが占める。2025年初頭から生産を開始する。ドレスデンとマグデブルク、エアフルト/イエナを結ぶ三角地帯は欧州半導体産業の中心地で、グローバルファウンドリーズ、インフィニオン、ボッシュなどの半導体工場があることから、白羽の矢を立てた。

上部へスクロール