企業情報

エルリングクリンガー―EV用パワトレ事業に参入―

自動車部品大手の独エルリングクリンガー(デッティンゲン・アン・デア・エルムス)は10月27日、独エンジニアリング企業ホーファー・パワートレイン・エンジニアリング・グループに戦略出資すると発表した。ハイブリッド車(HV)、 […]

フォルクスワーゲン―従業員1万人以上を削減へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)はグループの従業員を長期的に1万人以上、削減する見通しだ。カールハインツ・ブレシング取締役(人事担当)が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、

ダイムラー―EQブランド第一弾をブレーメンで生産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10月27日、電気自動車(EV)などの電動パワートレイン車に特化した新ブランド「EQ」の初のモデルを同国北部のブレーメン工場で生産すると発表した。2010年代末までに量産を開

ボルクヴァルト―ドイツで車両生産へ―

昨年54年ぶりに本格的に復活したドイツの自動車メーカー、ボルクヴァルト・グループ(シュツットガルト)は10月26日、創業地のブレーメンに組み立て工場を建設すると発表した。来年初頭にも着工し、2018年から生産を開始する計

アウディ―耐久レース撤退へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は10月26日、ル・マン24時間レースなどで有名なFIA世界耐久選手権(WEC)から今シーズン限りで撤退することを明らかにした。VWグループは排ガス不

フォルクスワーゲン―売上予測引き上げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10月27日の決算発表で、2016年12月期の売上高見通しを引き上げた。1-9月期の業績(0.2%減の1,599億3,200万ユーロ)が予想を上回ったためで、「

ツァイス―次世代微細化技術用の光学部品生産へ―

光学機器大手の独ツァイスは10月26日、オーバーコッヘン本社工場内に新たな生産ホールを建設すると発表した。半導体集積回路(LSI)の次世代微細化技術として有力視されている極端紫外線リソグラフィ(EUVL)システム用の光学

BASF―利益見通し堅持―

化学大手の独BASFは10月27日の決算発表で、2016年12月期の営業利益(EBIT、特別要因を除く)見通しを据え置いた。ルートヴィヒスハーフェン本社工場で17日に起きた爆発・火災事故で利益が圧迫されるものの、「前期実

バイエル―処方薬事業が好調、6%の営業増益に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は26億8,200万ユーロとなり、前年同期比で6.0%増加した。主力

SAP―営業益見通し引き上げ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は21日の決算発表で、2016年12月期の営業利益(非IFRSベース)見通しを引き上げた。クラウドサービス事業が好調なためで、従来予測の「64億~67億ユーロ」から「65億~6

サイトトゥールズ―治験やり直しに―

独バイオ企業サイトトゥールズ(ダルムシュタット)は21日、主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」の治験をやり直すことを明らかにした。同薬の製造委託先企業の不手際が原因となり治験の最終段階で薬効を確認できなったため。

ドイツ銀行―ポストバンクの放出取り止めか―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)がリテール銀行子会社ポストバンクの放出計画を中止するとの観測が出ている。ロイター通信が消息筋の情報として25日報じたもので、ポストバンクをドイツ銀に完全統合することを検討していると

SGLカーボン―黒鉛電極事業を昭和電工に売却―

炭素製品大手の独SGLカーボン(ヴィースバーデン)は20日、黒鉛電極事業を手がける子会社SGL GEホールディングを昭和電工に完全売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、

ダイムラー―販売・売上予測を引き下げ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日の決算発表で、2016年12月期の業績見通しを引き下げた。トラック販売の不振を受けたもので、グループ全体の売上高を従来予測の「前期実績をやや上回る」から「前期水準」に下

フォルクスワーゲン―ポーランド商用車工場が完成―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は24日、ポーランド西部のブジェシニャで商用車工場の竣工式を行った。大型トランスポーター「クラフター」の次世代モデルを生産する。 新工場は敷地面積が約220ヘクタールで、同社は車体製

トルンプ―3Dプリンター事業強化へ―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は19日の決算発表で、3Dプリンター事業の強化方針を明らかにした。将来性が極めて大きいためで、今後2年で同分野の雇用規模を3.5倍以上に拡大。8年以内に売上規模を5億ユーロへと引

GEAグループ―利益見通しを大幅に引き下げ―

食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAグループ(デュッセルドルフ)は20日、2016年12月期の利益見通しを大幅に引き下げた。第3四半期(7~9月)の業績が予想を下回ったためで、12月通期の営業利益(EB

ZFフリードリヒスハーフェン―入力装置子会社を売却―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェは20日、コンピューター入力装置製造の子会社チェリーを同子会社の経営陣と独投資会社GENUIに売却すると発表した。経営資源を中核事業に絞り込むため。売却金額は公表していない。

オペル―パワートレイン開発センターを開設―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは12日、本社所在地の独リュッセルスハイムで新しい開発センターの竣工式を行った。投資額は2億1,000万ユーロで、オペルが同市で行う建設投資では14年来で最大。省エネパワー

ボッシュ―ソフト開発のITK買収―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、システム・ソフト開発の有力企業である独ITKエンジニアリングを完全買収することで合意したと発表した。自動運転やモノのインターネット(IoT)などで重要性を増すソフト

コンチネンタル―表面材メーカーを買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は15日、表面材製造の独ホルンシューフ・グループを買収することで合意したと発表した。非自動車業界向け事業を強化する考え。ホルンシューフを傘下企業ベネッケ・カリコに統合する。買

BASF―7-9月期利益がアナリスト予想を上回る水準に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11日、2016年7-9月期(第3四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)が前年同期比5.4%減の15億ユーロに縮小したものの、アナリスト予想平均(13億ユ

メルク―新製品売上で40億ユーロを目標に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は13日、今後市場に投入する新製品の売上高で2022年までに計40億ユーロを確保するとの目標を発表した。製薬部門で20億ユーロ、試薬などのライフサイエンスと液晶などのパフォーマ

バイエル―中国農業科学院と提携―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は13日、中国農業化学院(CAAS)と研究協力すると発表した。小麦の生産性を向上させ、世界の人口拡大に対応できるようにする狙い。生産性に関わる遺伝子とその相互作用を解明し

アリアンツ―中古車仲介ポータルに出資―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が中古車販売の仲介ポータルを手がける新興企業インスタモーション・リテールに資本参加する。事業環境が変化するなかで新たな収益源を模索する試みの一環で、広報担当者は日刊紙『ヴェルト』に「デ

インフィニオン―自動運転技術強化に向け買収―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は11日、ライダー技術開発の蘭イノルース(Innoluce)を買収したと発表した。自動運転技術事業を強化することが狙いで、インフィニオンは今回の買収により自動運転でカギを握るライ

オスラム―中国の三安光電が買収に意欲―

中国の半導体大手・三安光電は10日、独照明大手オスラム(ミュンヘン)の買収ないし提携に向けて協議を始めたことを明らかにした。オスラムをめぐっては複数の中国企業の買収標的になっているとの観測が9月末に出ていた。三安光電によ

ZFフリードリヒスハーフェン―ハルデックス買収を断念―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは5日、スウェーデンの商用車用ブレーキメーカー、ハルデックスの買収を断念すると発表した。3日に終了した株式公開買い付け(TOB)に応じた株主が計9.59%にとどまり、目標とし

コンチネンタル―米2社を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は4日、米国2社の買収を明らかにした。超高性能タイヤとフリート管理事業を強化する狙いで、レース用タイヤを手がけるフージャー・レーシング・タイヤを3日付で買収したほか、トラック

RHI―ブラジル同業と合併へ―

耐火物製品大手の墺RHI(ウィーン)は5日、ブラジル同業のマグネジッタと合併すると発表した。両社は製品、事業地域で補完性が高く相乗効果を引き出せると判断した。独禁当局の審査を経て合併手続きが2017年に完了すると見込んで

トタル―特殊化学品部門を米カーライルに売却―

仏石油大手トタルは7日、特殊化学品部門アトテックを32億ドルで米投資ファンドのカーライル・グループに売却すると発表した。原油相場の低迷が収益を圧迫するなか、トタルは2017年末までに総額100億ドル相当の資産売却を計画し

アルノ―ボスニア系企業が実質的に買収へ―

経営不振の独キッチン家具メーカー、アルノ(プレンドルフ)をボスニア系の独投資会社タホ・インベスターズ(Tahoe Investors)が実質的に傘下に収める見通しだ。タホはすでにアルノ株33.25%を確保しており、近い将

ベーリンガー―米動物薬事業を部分売却―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは5日、米国の動物用医薬品事業の一部を米同業イーライリリーに売却することで合意したと発表した。取引金額は8億8,500万ドル。ベーリンガーは仏サノフィの動物薬事業を取得する条件とし

バイエル―「GM種子を欧州で販売する考えなし」=社長―

ライフサイエンス大手の独バイエルは種子大手の米モンサントを計画通りに買収しても、遺伝子組み換え(GM)種子を欧州で販売しない考えだ。欧州ではGM作物に対する消費者と農家の拒否感が極めて強いためで、ヴェルナー・バウマン社長

リモワ―LVMHに身売り―

高級スーツケース製造の独リモワは4日、高級ブランド大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが同社を買収することで合意したと発表した。LVMHの傘下に入ることで販売、マーケティング、デジタル化の分野でシナジー効果を引き出

フォルクル―親会社が放出へ―

消費財大手の米ニューウェル・ブランズは6日、傘下のスキー用品メーカーである独フォルクルなどを放出すると発表した。ウインタースポーツ製品を非中核事業と位置づけたためで、9カ月以内に売却先を確定する考えだ。 フォルクルと米ス

コメルツ銀行―ETF事業などを分離へ―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が上場投資信託(ETF)事業などを法的に分離する計画だ。バランスシート上のリスクを軽減し経営基盤の強化を図る戦略に基づく措置で、分離する事業は中期的に新規株式公開(IPO)ないし売

エア・ベルリン―事業再編へ、ビジネス客向けに事業集約―

独航空2位のエア・ベルリンは9月28日、大規模な事業再編計画を発表した。赤字体質から脱却し経営の安定化を図ることが狙いで、ハブ拠点をベルリン、デュッセルドルフ空港に絞り込んだうえでビジネス客向け事業に経営資源を集約。観光

ルフトハンザ―ブリュッセル航空を完全傘下に―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は9月28日の監査役会でベルギー同業のブリュッセル航空を完全買収することを決定した。来年初頭に買収手続きを完了する。 ルフトハンザは2008年、ブリュッセル航空株45%を6,50

コメルツ銀行―新戦略発表、収益力強化へ―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は9月30日、新経営戦略「コメルツバンク4.0」を発表した。事業の選別・再編とデジタル化の推進を通して収益力を強化。歴史的な低金利、金融規制の強化、金融とITの融合に伴う事業環境の

ドイツポスト―UKメールを買収―

郵便・物流大手のドイツポスト(ボン)は9月28日、英同業UKメールを買収することで合意したと発表した。国境をまたぐネット通販の拡大に対応するとともに、英国事業を強化。同地でシェアの大きい旧国営ロイヤル・メールとパーセルフ

オスラム―中国企業の買収標的に―

独照明大手オスラム(ミュンヘン)の買収に向けて中国資本が動いているもようだ。9月30日付『ハンデルスブラット(HB)』紙が製造業界と中国の金融業界、およびM&Aコンサルタントの情報として報じたもので、すでに複数

オスラム―BMWからLED照明を大量受注―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は9月28日、高級車大手のBMWから工場用のLED照明を最大17万個、受注したと発表した。オスラムの照明ソリューション部門(LS)が獲得した受注では過去最大という。受注額は明らかにしてい

シェフラー―IBMと戦略提携、IoT化推進へ―

軸受大手の独シェフラーは4日、IT大手の米IBMと戦略提携すると発表した。メカニック部品を手がけるシェフラーはIBMの協力を受けてモノのインターネット(IoT)化を推進。自社の事業プロセスを効率化するとともに、デジタル化

SAP―IoT分野に20億ユーロ投資―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は9月28日、モノのインターネット(IoT)分野に今後5年間で総額20億ユーロを投資すると発表した。IoTの世界市場規模が2020年までに2,500億ユーロに達すると予想してお

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