企業情報

ゼネラル・エレクトリック―3Dプリンターの独SLMなど買収へ―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6日、3Dプリンター製造のSLMソリューションズ(ドイツ)とアーカム(スウェーデン)の2社を買収する方針を明らかにした。産業向け3Dプリンター事業を強化することが狙いで、同事 […]

ローカル・モーターズ―独で自動運転バス製造へ―

3Dプリンターを利用して自動車を製造する米ローカル・モーターズがドイツの首都ベルリンで自動運転の電気バスを製造する。同社が欧州に生産拠点を構えるのは今回が初めて。世界では4カ所目となる。欧州事業を統括するヴォルフガング・

クノールブレムゼ―ハルデックスにTOB、ZFに横やり―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は5日、スウェーデンの商用車部品メーカー、ハルデックスを株式公開買い付け(TOB)で買収する考えを明らかにした。ハルデックスに対しては自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハー

フォルクスワーゲン―商用車のナビスターと戦略提携―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は6日、商用車部門フォルクスワーゲン・トラック・アンド・バスが米同業ナビスターと戦略提携合意したと発表した。これまで手薄だった北米市場に本格進出して業界の「グロー

アントリン―独レーゲンスタオフ工場閉鎖も―

スペインの大手自動車内装部品メーカー、グルーポ・アントリン(ブルゴス)が南ドイツのレーゲンスタオフにある工場で大幅な人員削減を検討していることが8月30日、明らかになった。1年前から新規受注が途絶えているためで、工場を閉

ダイムラー―外部のポータルで全部品を販売―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は1日、同社の全部品を独立系純正部品ポータルのパーツリンク24で同日から販売すると発表した。顧客である独立系修理事業者のニーズを踏まえた措置。メルセデスベンツ・ブランドのトラッ

パナソニック―ベルリン・フィルと協業―

パナソニックは1日、コンサートホールでのライブ体験を高品位かつリアルに家庭や車室内に届けるための技術開発に向けベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業することで基本合意したと発表した。協業の詳細は今後、両者で検討していく

商船三井―独社から資本撤退―

商船三井は8月31日、子会社MOLロジスティクス(ヨーロッパ)が保有する独物流会社J.F.ヒレブラント・グループ(JFH)の全株式を売却すると発表した。これにより2016年7-9月期(第2四半期)連結決算で約190億円の

ルフトハンザ―中国国際航空と合弁―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)が中国国際航空と合弁会社を設立する。ブルームバーグ通信が報じ同社が追認したもので、広報担当者は近日中に成約する見通しを明らかにした。9月20日に北京で正式発表するもようだ。 ルフ

オルネクス―本社を独フランクフルトに移転―

投資会社アドベント傘下の樹脂大手オルネクスが本社をベルギーのブリュッセルから独フランクフルトに移転する。オルネクスはニュージーランド同業のニュープレックスを近日中に買収する見通し。産業立地条件の優れたフランクフルトに本社

ボッシュ―日本にドライバー向けサービスセンター開設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は25日、同社のサービスセンターを日本に初めて開設すると発表した。顧客の自動車メーカーに付加サービスを提供し、市場での優位性を確立する考えだ。アジア・太平洋ではすでに中国、イ

ラインメタル―自動車部品部門のIPO凍結―

独軍需大手ラインメタル(デュッセルドルフ)のアーミン・パッペルガー社長は29日、自動車部品部門KSPGの新規株式公開(IPO)計画を凍結することを明らかにした。軍需部門との連携を強化しシナジー効果を引き出す方が、KSPG

フォルクスワーゲン―スロバキアに新集荷センター―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は25日、スロバキアにVWグループの集荷センター(KCC)を開設したと発表した。これまで利用してきた物流ホールに比べて業務・エネルギー効率が向上しており、環境に優

ポルシェ―ベルリンにデジタルラボ開設―

高級車大手の独ポルシェ(シュツットガルト)は26日、首都ベルリンにデジタルラボを開設したと発表した。自動車のネットワーク化やモビリティのあり方の変化など急速に進むデジタル化の分野で有望な技術を早期に見つけ出し、競争力の強

ゼネラル・エレクトリック―独研究開発拠点を強化―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)が独ミュンヘン近郊のガールヒングにある研究開発拠点を拡大する。仏アルストムの重電部門買収で欧州事業の重要性が高まったためだ。製造業のデジタル化(インダストリー4.0)でドイツが

シーメンス―米で風力発電タービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は30日、米国の再生可能エネルギー事業者アペックス・クリーン・エナジーから風力発電タービン64基を受注したと発表した。アペックスがオクラホマ州で計画する「グラント・ペインズ・ウインド」

イノジー―太陽電池・バッテリー会社を買収―

独エネルギー大手RWEの再生可能エネルギー子会社イノジー(8月末までの正式社名はRWEインターナショナル、本社:エッセン)は29日、太陽電池・バッテリー事業者の独ベレクトリック・ソーラー・アンド・バッテリー(BELECT

ブレーン―次世代甘味料の開発でロケットと提携―

産業用バイオテクノロジー企業の独ブレーン(ツヴィンゲンベルク)は29日、天然甘味料・甘味増強剤の開発に向けて同社と子会社アナリティコン(AnalytiCon)、および植物由来の食品素材を製造する仏ロケット(Roquett

BASF―光開始剤事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は29日、光開始剤事業を放射線硬化剤製造の蘭IGMレジンズに売却することで合意したと発表した。放射線硬化剤分野の経営資源をレジンと添加剤に絞り込む考え。取引金額は公表しない

アリアンツ―インドネシア事業で東南アジア大手銀と提携―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は23日、インドネシアでの保険販売で東南アジアの大手銀行メイバンク(Maybank)と戦略提携すると発表した。メイバンクがインドネシアに持つ支店網を利用して生保商品を販売していく。提携

オートスカウト24―アプリ利用の迅速融資サービス開始―

中古車販売の仲介プラットフォーム大手オートスカウト24(ミュンヘン)は9日、スマホアプリを利用した迅速融資サービスを開始すると発表した。フィンテックのソラリスバンクと提携して車両の購入者に同サービスを提供していく。 スマ

ドイツ取引所―合併計画を90%弱の株主が承認―

ドイツ取引所(フランクフルト)は17日、ロンドン証券取引所との合併計画を最終的に89.04%の株主が承認したと発表した。承認期限の7月26日24時時点までに株主の63.65%が賛成し承認ハードルの60%を超えたことから、

リンデ―業界3位の米プラクスエアと合併交渉―

工業ガス世界2位の独リンデ(ミュンヘン)は16日、同3位の米プラクスエアとの合併に向けて交渉している事実を明らかにした。交渉は破談となる可能性もあるものの、合併が実現すれば仏エア・リキードを抜いてダントツの世界最大手とな

シンジェンタ―中国化工による買収を米CFIUSが承認―

中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)がスイスの農業化学大手シンジェンタを買収する計画を、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)が承認したことが、両社の22日の発表で分かった。CFIUSは米国への外国直接投資

BASF―スリランカに初の工場開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、スリランカにコンクリート添加剤工場を開設したと発表した。BASFが同国に生産施設を設けるのは今回が初めて。現地需要の拡大に対応することが狙いで、今後はコンクリート

ユナイテッド・イニシエーターズ―投資会社が買収―

世界有数の開始剤メーカーである独ユナイテッド・イニシエーターズ(UI、プラッハ)は17日、投資会社エクイストン・パートナーズ・ヨーロッパ(旧バークレイズ・プライベート・エクイティ)が同社の過半数資本を投資会社2社(ビジョ

ランクセス―営業益見通し引き上げ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は10日の決算発表で2016年12月期の利益見通しを上方修正した。同社は業績が悪化した合成ゴム部門を4月1日付でサウジアラムコとの折半出資会社へと転換。手元に残した事業の今後の見通しが良好

オペル―ブレグジット決定が直撃、独工場で操短へ―

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは19日、独リュッセルスハイム、アイゼナハ工場の操業を年末まで短縮することを明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けて同国販売が落ち込ん

ダイムラー―中国合弁でEVの第2世代車投入へ―

高級車大手のダイムラー(シュツットガルト)は23日、中国同業の比亜迪汽車(BYD)と共同で設立した現地合弁会社BYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)が電気自動車(EV)「騰勢(DENZA)」の第2世代モデルを

フォルクスワーゲン―7月グループ販売0.6%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した7月のグループ販売台数は前年同月比0.6%減の78万7,300台とやや落ち込んだ。主力のVWブランド乗用車が1.8%減の44万9,100台に後退。

パナソニック―車載ソフトの独オープンエナジーを買収―

パナソニックは9日、車載コックピットソリューション向け組み込みソフトウエア開発の独オープンエナジーを完全買収したと発表した。パナソニックはオートモーティブ事業を高成長事業と位置付けており、今回の買収により次世代コックピッ

ブローチェ―上海電気集団が買収―

中国国有重電大手の上海電気集団は14日、航空機製造設備の独ブローチェ・オートメーション(ラステーデ)を約1億7,000万ユーロで買収すると発表した。上海電気はブローチェの負債1,200万ユーロも引き受ける。自動化ラインな

シーメンス―トルコで鉄道信号システム受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は10日、トルコで鉄道用信号システムを受注したと発表した。黒海に面した港湾都市サムスンと同国中部の乗換駅カリンを結ぶ総延長380キロの信号システムを近代化。最高運行速度を現在の時速70

フリモ―投資会社が買収―

投資会社ドイチェ・ベタイリグングスAG(DBAG、フランクフルト)は9日、自動車産業向けの工具や樹脂部品製造機械メーカーである独フリモ(Frimo)の持ち分80%を取得し子会社化すると発表した。フリモの事業グローバル化を

エーオン―上半期30億ユーロの純赤字に―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)が10日発表した2016年1-6月期(上半期)決算の純損益は30億3,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(11億4,900万ユーロ)から大幅に悪化した。1月1日付で法的に分離

ルフトハンザ・カーゴ―急送サービス会社を買収―

航空大手ルフトハンザの貨物輸送子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は9日、急送サービス会社タイム・マターズの資本51%を取得し完全子会社化したと発表した。業界の過剰輸送能力を背景に航空貨物運賃が下落し業績が悪化し

ZF―商用車部品のハルデックスに友好TOB、SAFに対抗―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは4日、スウェーデンの商用車部品メーカー、ハルデックスを株式公開買い付け(TOB)で買収することで同社経営陣と合意したと発表した。ハルデックスに対してはルクセンブルクに本社を

アリアンツ―子会社売却と自然災害で大幅減益に―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が5日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の純利益は前年同期比46.0%減の10億9,000万ユーロと大きく落ち込んだ。韓国子会社の売却で3億5,200万ユーロの損失を出したほか

ZF―自動運転技術強化へ、ライダー技術のイベオに出資―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは2日、ライダー技術と周辺環境認識ソフト開発の有力企業である独イベオ・オートモティブ・システムズに40%出資すると発表した。自動運転に欠かせないライダー分野で提携する。シュテ

ミュンヘン再保険―自然災害響く、4-6月期減益に―

再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した2016年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は前年同期比9.0%減の9億7,400万ユーロへと後退した。カナダの森林火災や熊本地震など自然災害分野の保険金支払額が前年同期

SHW―中国企業が意図不明の出資―

中国の自動車部品メーカー安徽省安慶環新集団(ARN)が独同業SHWの株式6.06%を取得し、コメルツ銀行(同10.8%)に次ぐ第2位株主となったことが5日、明らかになった。出資の狙いは不明。SHWはメディアの問い合わせに

コンチネンタル―利益率見通し引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。原料コストの低下を受けてタイヤ部門が好調なためで、売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の「約1

フォルクスワーゲン―ガソリン車にも微粒子フィルター―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は3日、グループの直噴ガソリンエンジン車に微粒子捕集フィルター(GPF)を搭載すると発表した。直噴ガソリン車の排気微粒子規制が欧州連合(EU)で来年9月から強化さ

デュル―洗浄・表面加工機械子会社を中国企業に売却―

塗装機械大手の独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は8日、洗浄・表面加工機械子会社デュル・エコクリーンを中国の機械メーカー瀋陽藍英グループ(SBS)に売却することで合意したと発表した。エコクリーンは当該市場の世界最

クーカ―上半期減益に―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)が3日発表した2016年1-6月期(上半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比31.7%減の4,670万ユーロと大幅に落ち込んだ。売上減のほか、同社に対する中国企業・美的集

BASF―戸田工業との提携拡大、北米でも電池正極材合弁へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9日、北米のリチウムイオン電池正極材事業を戸田工業と合弁化する方向で独占交渉を開始したと発表した。両社は日本で同正極材事業を合弁化しており、協力地域を拡大することになる。

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