樹脂加工業界で売上記録更新
独樹脂加工産業全国連盟(GKV)が1日発表した2016年の独業界売上高は前年比3.2%増の608億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。すべての部門で売り上げが拡大。建材(4.7%増の191億ユーロ)と包装 […]
独樹脂加工産業全国連盟(GKV)が1日発表した2016年の独業界売上高は前年比3.2%増の608億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。すべての部門で売り上げが拡大。建材(4.7%増の191億ユーロ)と包装 […]
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は2日、米建材大手GCPアプライド・テクノロジーズから缶気密シール・コーティング剤子会社ダレックス・パッケージング・テクノロジーズを買収する方向で独占交渉を開始したと発表した。買収
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2月28日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式10.9%を迅速ブックビルディング(ABB)方式で機関投資家に売却したと発表した。コベストロは現在、業績が好調で株価が上
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が2月24日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前期比6.4%減の63億900万ユーロへと落ち込んだ。石油・天然ガス価格の下落と、天然ガス
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月22日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は113億200万ユーロとなり、前期比で10.2%増加した。処方薬部門と法的に分離した素材子
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が2月23日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比8.5%増の31億7,200万ユーロとなり、初めて30億ユーロを突破した。3部門すべてで増益を確保
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)が2月22日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比12%増の43億2,700万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。主力の人工透析子会社フレゼニウス・メ
双日は20日、独化学品商社ソルバディス・ホールディング(solvadis holding)の発行済み株式を独投資ファンド、オーランド・マネージメントなどから譲り受け完全子会社化すると発表した。欧州に化学品の新たな販売拠点
化学大手の独コベストロ(旧バイエル・マテリアルサイエンス、レバークーゼン)が20日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比22.7%増の20億1,400万ユーロとなり、過去最高を記録した
特殊包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は15日の決算発表で、米国の製薬会社からの受注が低迷していることを明らかにした。1月に発足したトランプ政権がオバマ前大統領の医療保険制度改革(オバマケア)を見直す方針を
独診断薬産業連盟(VDGH)は17日、ドイツの体外診断用医薬品(IVD)市場規模(売上ベース)が昨年は前年比0.1~0.2%増(暫定値)と小幅な伸びにとどまったことを明らかにした。古典的な臨床化学や血糖値などの自己診断薬
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8日、液晶・有機ELディスプレー用光配向材料の有力企業であるロリックを買収したと発表した。電機産業向け材料事業を強化することが狙い。取引金額は公表しないことで合意した。
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、欧州宇宙機関(ESA)と協業することで合意したと発表した。ESAが持つ衛星データ・画像を農業向けサービスに活用する方法を農家の協力を受けながら開発していく。 衛星
独後発医薬品大手のシュターダ(バート・フィルベル)は12日、投資会社2社から拘束力のない買収提案をそれぞれ受け取ったと発表した。英『フィナンシャル・タイムズ』の報道を追認したもので、2社のうち1社は英投資会社シンベンであ
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は7日、事業のデジタル化を推進する目的で子会社エボニック・デジタルを年初に設立したと発表した。デジタル化の分野で競合企業に先んじることで競争力を高める狙い。デジタル活動を統括する役職
旭化成は1日、ドイツ西部のドルマーゲンにある子会社、旭化成スパンデックスヨーロッパ内に「旭化成ヨーロッパ機能樹脂テクニカルセンター」を6日付で開設すると発表した。欧州における自動車関連ビジネスなどの拡大に向け、樹脂コンパ
ドイツ連邦統計局が19日発表した2015年の死亡者数は92万5,200人で、前年から6.5%増加した。女性では死亡者の約半数が85歳以上で、男性の同4分の1を大きく上回った。 死亡原因で最も多いのは循環器系疾患で、全体の
ドイツ連邦議会(下院)は19日、改正麻酔薬法案を全会一致で可決した。医療用大麻を公的健康保険の給付対象に加えることが柱。3月に施行される。 ドイツでは医療用大麻の処方が認められているものの、保険医療の対象外となっているこ
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)16日、米国の新興企業ナノテク・インダストリアル・ソリューションズ(NIS)に少数資本参加したと発表した。オイル添加剤分野で競争力を強化する狙い。出資額と出資比率は明らかにしていない
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日、インドで稲用農薬の販売を開始すると発表した。コメは同国の主食で生産高が年1億トンを超えることから、大きな売り上げを期待できるとみて参入を決めた。BASFはインドで
液晶材料大手の独メルク(ダルムシュタット)は10日、反射型液晶ディスプレー開発の有力企業である米クリアリンク(CLEARink)と開発提携すると発表した。動画利用とカラー表示が可能なクリアリンクの反射型液晶ディスプレー技
化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は17日、2016年の売上高が67億5,200万ユーロ(暫定値)となり、為替と事業売却・買収を除いた実質で3.2%増加したと発表した。第4四半期(10~12月)が好調で、水準が上昇
中堅特殊化学メーカーの独アルツケム(トロストベルク)は16日、フランクフルト証券取引所で今年上半期中に新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。2月中旬までに市場デビューを果たすもようで、同取引所で今年最初のIPOとな
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は12日、ビッグデータ解析分野の有力な新興企業である米パランティア・テクノロジーズと提携したと発表した。パランティアの技術を利用して事業を改善・加速する考えで、まずはがん治療分
独バイエルのヴェルナー・バウマン最高経営責任者(CEO)は11日、買収予定の米モンサントのヒュー・グラントCEOとともに米国のトランプ次期大統領を訪問し、意見を交わした。米国第一主義を唱えるトランプ氏はメキシコで工場建設
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は10日、米ワイオミング州エバンストンにある炭素繊維工場を三菱レイヨンに売却することで合意したと発表した。同社は黒鉛電極価格の下落を受けて業績が悪化したことから、事業整理に取り組
ライフサイエンス大手の独メルクは4日、食品安全検査製品の有力企業である米バイオコントロール・システムズを買収したと発表した。食品の安全性に対する関心の高まりを背景に検査需要が高まっていることから、メルクは同分野の事業を強
研究開発型製薬工業会(VfA)は12月21日、2016年に独市場に新規投入された特許薬の件数は30件だったと発表した。2年連続で減少したものの、過去10年間の平均(31件)とほぼ同水準にあり、ブリギット・フィッシャー専務
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は15日、ミャンマーにコンクリート添加剤工場を開設すると発表した。BASFが同国に生産拠点を設けるのは初めて。民主化を受けて現地の建設需要が急速に高まっていることから、工場
肥料大手の独K+S(カッセル)は19日、サウジアラビア同業のアルビアリク(Al-Biariq)に資本参加することで合意したと発表した。中東、アフリカ、南アジア市場で事業を強化する考え。7月には中国の合成硫酸マグネシウム肥
電機大手の独シーメンスは14日、医療機器部門ヘルシニアーズが米マサチューセッツ州ウォルポールの生産拠点に今後4年で3億ドルを投資すると発表した。世界最大の医療市場である同国でのプレゼンスを強化する狙い。次世代検査システム
炭素製品大手の独SGLカーボンは14日、株主割当増資で市場資金およそ1億8,000万ユーロを調達したと発表した。同社は黒鉛電極価格の下落を受けて業績が悪化したことから、今回の増資で得た資金を債務の圧縮に充てる。黒鉛電極事
ドイツの樹脂加工メーカーのハイドロウェブ(Hydroweb)がセルビア中部のヤゴディナにスパンボンド不織布の新工場を建設する。市当局が先ごろ明らかにしたもので、投資額は2,000万ユーロ。同市が工業団地の敷地を無償提供し
工業ガス大手の独リンデと米プラクスエアは20日、合併の枠組み条件で合意したと発表した。両社は合併交渉を行ったものの、合併後の新会社でリンデ側の影響力が弱まる懸念が出たことから9月に破談。プラクスエアがその後、合併交渉の再
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は7日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併交渉を再開することを決定した。両社は合併交渉を9月に打ち切ったものの、プラクスエアが交渉再開を打診したため、リンデは受け入れの是非を検討し
製薬大手の独メルツ(フランクフルト)が米国の皮膚病治療薬事業を現地競合のセベラに売却した。メルツの確認を得た情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。取引金額は明らかにされていない。同社は主力製品であるアル
アステラス製薬は12日、局所パッチ剤「キューテンザ」を欧州、中東、アフリカ市場で独占的に商業化する権利を独同業グリューネンタールに譲渡する契約を締結したと発表した。取引金額は非公開。2018年の譲渡手続き完了を見込む。
製薬大手の独バイエルは7日、競合ベーリンガー・インゲルハイムから寄生虫駆除剤「シデクチン」の米国事業を取得することで合意したと発表した。買収を通して製品の種類を拡充する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにしていない。買収
シリコンウエハー製造の中NSIG(ナショナル・シリコン・インダストリー・グループ)が独ワッカー・ケミーのシリコンウエハー子会社シルトロニックを買収することを断念した。NSIGの国外投資プロジェクト担当者が9日、dpa通信
独化学工業会(VCI)は8日、同国の化学・製薬業界の売上成長率が来年は1.0%にとどまるとの予測を発表した。景気リスクが世界的に高いうえ、英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選挙結果を受けて政治の先行き不透明感も強ま
研究開発型製薬工業会(VfA)は12日、医療費を抑制する目的で2011年1月に施行された「特許薬の価格取り決めに関する法令(AMNOG)」のしわ寄せで、ドイツ市場での特許薬(新薬)販売を停止する製薬会社が増えていると批判
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は11月29日、米同業プラクスエアから合併提案を受けたことを明らかにした。メディア報道を追認したもので、対等合併を打診されている。両社は8月に合併交渉をしている事実を明らかにしたものの
化学大手の独ワッカー・ケミー(ミュンヘン)がシリコンウエハー製造子会社シルトロニックを売却する方向で複数の中国企業と交渉しているもようだ。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、交渉先には同国競合のNSIG(ナショ
武田薬品工業は11月30日、独ジンゲンの生産拠点にデング熱ワクチンの製造設備を新設すると発表した。同社が開発中の「4価弱毒生デング熱ワクチン(TAK-003)」で治験の最終段階に当たる臨床第3相試験が始まったことから、販
ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は1日、ドイツのビューティケア用品市場が今年は前年比1.3%増の136億300万ユーロに拡大するとの見通しを明らかにした。全体をけん引するのは化粧品で6.5%増の17億1,000万ユーロ
ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は1日、ドイツのホームケア用品市場が今年は前年比2.0%増の46億2,400万ユーロに拡大するとの見通しを明らかにした。伸び率が最も大きいのは洗濯用柔軟剤で、6.3%増の3億5,200万
製薬・化学大手の独メルクが事業拠点を統廃合する計画だ。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収に伴う措置で、少なくとも5拠点を閉鎖する。メルクへの取材などをもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が28日付で報じた。 メル
化学大手の独BASFは18日、無機スペシャリティケミカルズ事業を米投資会社エッジウォーター・キャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。米ペンシルベニア州エバンスシティにある工場とアルコラート、水素化ホウ
化学大手の独BASFは11日、グルジアの首都トビリシに駐在員事務所を開設した。同国と周辺諸国に進出する機会を探る。 BASFは今年9月、グルジアの事業環境の良さなどを評価し、年内に駐在員事務所を開設する方針を打ち出してい
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は17日、2020年までの中期経営計画「ヘンケル2020+」を発表した。利益率を高めながら内部成長ベースの売上高を年2~4%のスピードで拡大していく方針。デジタル事業を成長のけん引