MVヴェルフテン―経営破綻、クルーズ船旅行市場の縮小直撃―
クルーズ船運航事業を展開するゲンティン香港の独造船子会社MVヴェルフテンは10日、シュヴェーリン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は資金繰りに行き詰まり、12月の給与が未払いとなっている。 ゲンティン香港は2 […]
クルーズ船運航事業を展開するゲンティン香港の独造船子会社MVヴェルフテンは10日、シュヴェーリン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は資金繰りに行き詰まり、12月の給与が未払いとなっている。 ゲンティン香港は2 […]
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10日発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比23%増となり、10カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。春・夏季に比べると前月同様、増加幅は小さい。コロナ禍で減少した
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は14日、独業界の2021年の実質生産成長率を従来予測の10%から7%に引き下げた。新規受注高は好調で1-10月期に前年同期を34%上回ったものの、部品不足で生産調整を余儀なくされていること
印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは7日、独エネルギー大手EnBWから電動車用充電スタンド事業を取得したと発表した。電動車市場の急拡大を背景に家庭用充電器(ウォルボックス)事業が急速に拡大していることか
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の10月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比19%増となり、9カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。春・夏季に比べると増加幅は縮小している。VDMAのチーフエコノミス
中国で事業を展開する独機械メーカーが中間財不足に苦慮していることが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)の会員企業秋季アンケート調査で分かった。それによると、現地事業で現在、足かせ要因があるとの回答は55%となり、春季調査の3
●西欧へのキャッチアップ型の成功モデルは限界に ●イノベーションに基づく新しい経済モデルの創出が必要 製造業を中心に着実に成長してきた中東欧諸国が課題に直面している。最近では独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ工
独軍需大手ラインメタルは23日、無人偵察機製造の独EMTを買収することで合意したと発表した。デジタル事業強化策の一環。買収金額は公表しないことで合意した。今年末から来年初頭の取引完了を見込む。 EMTは1978年の設立で
連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が18日発表した第3四半期(7~9月)の機械輸出高は446億ユーロ(暫定値)となり、前年同期を8.8%上回った。コロナ禍からの回復が順調に進んでおり、1-9月期は前
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の9月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を65%上回った。大型設備の受注が多く水準が強く押し上げられたという事情はあるものの、同要因を除いたベースでも上げ幅は約20
工作機械大手の独トルンプが10月26日発表した2021年6月通期決算の売上高は35億ユーロとなり、前期を0.5%上回った。中国事業が50.7%増の5億2,500万ユーロと大幅に拡大。全体が強く押し上げられた。同国は米国(
DMG森精機の独子会社DMG Moriは26日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-9月期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の約19億5,000万ユーロから約20億ユーロ、営業利益(EBIT)
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は26日の記者会見で、同国機械業界の今年の生産成長率を実質10%に据え置いた。原材料不足と物流のひっ迫で業界を取り巻く環境は厳しくなっているものの、受注が良好なことから2ケタ台の伸びを確保で
商船三井は18日、大型エンジン製造の独MANエナジー・ソリューションズ(MAN ES)、三井E&Sマシナリー(MES-M)と、MAN ESが開発中のアンモニアを主燃料とする船舶用エンジンの発注に向けて基本協定書を締結した
電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発中の独リリウムは13日、スイス電機大手ABBと協業合意したと発表した。ABBはリリウムの機材が用いる超急速充電インフラを開発・製造。リリウムがeVTOLを効率的に運用できるようにする。
ドイツで昨年、完成した新築住宅11万3,000軒のメイン暖房で最もシェアが大きかったのはヒートポンプで46%に上った。連邦統計局が13日のプレスリリースで明らかにした。 2位は天然ガスで39%だった。10年前の2010年
機械大手の独デュルは11日、車載電池セルの開発・製造を手がける独セルフォースから電極コーティング装置を受注したと発表した。デュルは電動車の今後の需要拡大を見据え、「戦略的に重要な受注を獲得した」としている。 セルフォース
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月を実質48%上回り、7カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年8月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込ん
工作機械・レーザー大手の独トルンプはこのほど、量子コンピューターチップの開発と生産に参入すると発表した。今後5年でフルに機能する製品を開発。量子技術を用いた計算機能を従来型のコンピューターで簡単に利用できるようにする。
●新サービスセンターは投資額約700万ユーロ ●新たにエアブレーキ制御と空気サプライ機能のサービスを提供 独ブレーキシステム大手クノール・ブレムゼのハンガリー子会社、クノールブレムゼ・レールシステムズはこのほど、ブダペス
独機械工業連盟(VDMA)は16日、独業界の来年の生産成長率が実質5%となり、今年の同10%(予測)から鈍化する見通しを発表した。新規受注は大幅に増えているものの、材料不足と物流のひっ迫で生産が滞っているためだ。状況改善
欧州の超小型衛星打上げ機メーカー4社は7日、ドイツで建造・運営が計画されている洋上浮体式打ち上げプラットホームを利用することで基本合意した。超小型衛星市場は将来の大幅成長が見込まれており、独政財界は自国に打ち上げ施設を確
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月を実質37%上回り、6カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年7月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込ん
製品開発、製造、物流、顧客関係のネットワーク化を情報通信技術(ICT)の活用を通して推進するインダストリー4.0(I4.0)の構想がハノーバー産業見本市で発表されてから今年で10年を迎えた。独メーカーの62%がこの間、I
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が18日発表した同国の4-6月期(第2四半期)の機械輸出高は前年同期比23.5%増の445億ユーロとなり、伸び率は1-3月期(第1四半期)の0.8%を大幅に上回った。比較対象の昨年4-6月期
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の6月の新規受注高は前年同月を実質53%上回り、これまでに引き続き大きく拡大した。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年6月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込んでい
独複合企業ティッセンクルップは7月28日、鉱山機械事業をデンマークの機械大手FLスミスに売却することで合意したと発表した。組織再編の一環。同事業の価値を3億2,500万ユーロと評価して取引を行う。1年以内の売却手続き完了
ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは3日、将来世代の車載電池の製造に向け独機械大手グロープ・ヴェルケとの協業を強化すると発表した。メルセデスは早ければ2030年までに全車両を電気自動車(EV)に絞り込む方針を
フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェ・アオトモービル・ホールディングSEは7月28日、ロケットの建造と衛星打ち上げサービスを手がける独スタートアップ企業イザール・エアロスペースに出資すると発表した。イザール・
DMG森精機の独子会社DMG Moriは23日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。6月中間期決算が好調だったうえ、好景気が下半期も続くと予想されるためで、売上高を従来予測の約18億ユーロから約19億5
シチズンマシナリーは15日、ドイツ東部にテクニカルセンターを開設したと発表した。重要販売地域と位置付ける欧州の売り上げをピーク時の2018年に比べ2割拡大する計画の一環。ショールームを活用した加工技術支援などのビフォアサ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は7日、中国がドイツを抜いて世界最大の機械輸出国になったことを明らかにした。コロナ禍の影響が大きく、今年は再びドイツが首位になる可能性が高いものの、長期的には中国が継続的にトップを維持するよ
●工場はベオグラード空港に隣接、年間整備時間は40万時間 ●MTUはセルビア航空と「V2500」エンジンのMRO契約を締結済み 航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズはこのほど、セルビアに建設中のエンジン整備工場
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の5月の新規受注高は前年同月を実質47%上回った。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年5月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込んでいたという事情がある。VDMAの主
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は1日、同国の構内物流(イントラロジスティクス)技術業界の生産高が今年は最大10%増え、234億ユーロに拡大するとの予測を発表した。昨年はコロナ禍の影響で前年比13%減の213億ユーロへと大
●合弁事業には独同業ホルシュも参加 ●新会社「CTアセンブリ」はペトロパブルに組み立て工場を整備 ドイツ農機製造大手のクラース(CLAAS)はこのほど、カザフスタン産業インフラ開発省と現地合弁生産に向けた特別投資契約を交
ドイツ政府は13日、グリーン水素の分野でオーストラリアと協業することで基本合意したと発表した。ドイツは水素経済を実現するために国外からグリーン水素を大量に輸入する計画で、その一部を日照量の多いオーストラリアから調達する。
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は9日、独業界の2021年の生産成長率予測を従来の実質7%から10%へと引き上げた。新規受注の大幅増加と工場稼働率の改善、1~4月の生産増(前年同期比+6.0%)を踏まえたもの。カール・ホイ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月を実質72%上回った。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年4月はコロナ禍で受注が31%落ち込んでいたという事情がある。VDMAの主
連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が19日に発表した同国の3月の機械輸出高は前年同月比13.1%増の168億ユーロとなり、拡大へと転じた。世界経済の回復が反映された格好。比較対象の2020年3月はコ
荏原製作所は13日、海外グループ会社EBARAプレシジョン・マシナリー・ヨーロッパ(EPME)がドイツ東部のドレスデンにドライ真空ポンプのオーバーホール工場を建設し、4月に稼働を開始したと発表した。EPMEにとって2番目
独機械メーカーのBRICs事業が好調だ。ドイツ機械工業連盟(VDMA)がブラジル、ロシア、インド、中国で事業を展開する会員企業の現地法人を対象に4月に実施したアンケート調査では現状と今後6カ月の見通しが「良い」とする回答
独工作機械工業会(VDW)が17日発表した同国成形機業界の1-3月期の新規受注高は前年同期を9%上回った。コロナ禍で激減した需要がようやく回復してきた。VDWのヴィルフリート・シェーファー専務理事は「業界では顧客企業の景
ドイツの連邦政府と州政府はこのほど、グリーン水素ベースのPtL航空機燃料を実用化するためのロードマップを航空、石油、プラントエンジニアリング業界団体と取り決めた。温室効果ガスの排出削減を図るとともに、PtL燃料生産技術分
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の3月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比29%増と大幅に伸びた。比較対象の昨年3月はコロナ禍で受注が激減しており、その反動が大きい。世界経済が急速に回復しているこ
ロケットの建造と衛星打ち上げサービスを手がける独スタートアップ企業イザール・エアロスペースは22日、欧州航空宇宙大手エアバスグループの防衛・宇宙子会社エアバス・ディフェンス・アンド・スペースから衛星打ち上げを受注したと発
鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは21日、肥料大手の米CFインダストリーズから電解槽を受注したと発表した。CFは同電解槽を用いて環境に優しいグリーンアンモニアを製造する。 アンモニアは窒素と水素の合成で製造される。水
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が26日発表した同国食品・包装機械業界の2020年の生産高は前年比9%減の139億ユーロへと落ち込んだ。減少はリーマンショックに端を発する金融危機以降で初めて。コロナ禍のほか、比較対象の19
機械大手の独トルンプは13日、電池リサイクル技術を手がける米スタートアップ企業バッテリー・リソーシズに資本参加したと発表した。トルンプの工作機械やレーザーは電池製造に投入されることから、リチウムイオン電池のバリューチェー